今年一年もいよいよラストスパート!というこの時期、予想外の人からお歳暮をもらうことってありますよね。
今まで特に親しくしてこなかった人でも、ひょんなことから関係を持つようになることはあるものです。
ただ、お歳暮をもらった以上はお返しをしたほうがいいのかな?それとも特にいらないのかな?
とりあえず、電話はしようと思っているけれどお礼状の方がいい?お礼状ってどんなことを書けばいいんだろう…
なんて、お歳暮のお返しについては悩みが尽きないものです。
今回は、お歳暮のお返しは必要なのか?お礼を伝えるのはお礼状と電話どちらがいい?お礼状にはどんなことを書けばいいのか、ということについてお伝えします!
お歳暮にお返しは必要?
まず、お歳暮のお返しは必要か?という疑問から解決していきましょう。
端的にいうと、お歳暮にお返しは必要ありません。
誤解をして欲しくないのは、お返しは不要ですがお礼の気持ちを伝えることを怠っていいというわけではないということです。
お歳暮は、結婚・出産祝いのように「おめでとう」というお祝いの品とは違い、「ありがとう」の感謝の気持ちの表れです。
お祝いではなく挨拶なのでお返しをするという概念がないということです。
また、お歳暮返しはしない方がいい、という考えの人もいます。これは、お礼に対するお礼になってしまうからというのが理由です。
ただ、何かしら贈り物をいただいて嬉しかった場合、あなたは相手に感謝の気持ちを伝えることがあるでしょう。
それと同じで、お歳暮をいただいたらお礼状や電話などでお礼をするのがマナーです。
”お返し”として品物を贈るのではなく、お礼状や電話で十分です。
また、お礼の電話やお礼状はなるべく早めに伝える必要があります。
日が経つと感謝の気持ちが伝わりにくくなってしまいますからね( ´∀`)
忘れた頃に「そういえば、お歳暮ありがとう〜」なんて言われても、相手からしたら今更…という気になってしまいかねませんよ!
また、お歳暮が来年から不要な場合は「来年からはお気遣いなくお願いします」と伝えておきましょう。
お歳暮にはお礼状と電話どちらで応える?
では、お歳暮へのお礼はお礼状と電話どちらで行った方がいいのでしょうか?
結論から言うと、どちらでも大丈夫です。
丁寧なお礼状を出した場合は電話は不要ですし、逆に電話できちんとお礼を伝えたのであればお礼状は不要です。
お礼状を出すにしろ、電話でお礼を伝えるにしろ、お歳暮を受け取ってからなるべく早いタイミングで伝えるようにします。
お歳暮が届いたこと、それに対する感謝の気持ちを伝えるのは、相手にとってはお歳暮がきちんと届いたことの確認にもなり、安心すると思いますよ( ´∀`)
お礼状を贈る場合は、基本的に白のカード(葉書大)を白の洋封筒(葉書大)に入れて出します。先様にスマートで誠実な印象を与えることができますよ!
お歳暮のお礼状の文例は?
では、お歳暮のお礼状にはどんなことを書けばいいのでしょうか?
まずは、お礼状の基本的な構成について確認しましょう!
お歳暮のお礼状の全体の流れ
・お歳暮を受け取った報告・お礼
・自分のことだけでなく、家族が喜んでいる様子を具体的に書く(主に伝えたいメッセージ)
・先方の体調を気づかう言葉など
・結びの言葉
基本的に誰に出す場合でも、この全体の流れが大きく変わることはありません。
実際に文例を考えてみたので、参考にしてみてくださいね♪
お歳暮のお礼状の文例
寒さも一段と厳しくなってまいりました。皆様いかがお過ごしでしょうか。(時候の挨拶)さて、この度は思いがけず結構なお品を頂戴し、誠にありがとうございます。(お歳暮を受け取った報告・お礼)
主人も子供も大変喜び、早速美味しくいただきました。
いつもながら細やかなお心遣いに恐縮するばかりです。(伝えたいメッセージなど)
寒さはここからが本番です。体調にはくれぐれもお気をつけくださいませ。(先方の体調を気遣う言葉)
取り急ぎお礼を申し上げたくお便りいたしました。ありがとうございました。(結びの言葉)
敬具
こちらの例では、主に親戚や親しい間柄に当てた文例となっています。
ビジネス用にお礼状を書く場合もお礼状の基本的な全体の流れは変わりません。
少々堅苦しく書く程度です。
ぜひ、こちらを参考にお礼状の作成をしてみてくださいね( ´∀`)
まとめ
お歳暮は、お祝い品とは違うのでお返しをする必要はありません。
ですが、お歳暮をもらった感謝の気持ちをお礼状(手紙)や電話で行うのが一般的なマナーです。
お礼を伝えるのは、お礼状でも電話でもどちらでも構いません。
お礼状を贈る場合は、白のカードを白い洋封筒で包んで贈るとスマートな印象になりますよ♪
お礼状の全体の流れは、
・時候の挨拶
・お歳暮の受け取り報告・お礼
・何か一言メッセージ
・先方の体を気遣う言葉
・結びの言葉
です。
参考にしてみてくださいね♪