冬の季節に毎年大流行する病気、インフルエンザ。
インフルエンザは、突発的な発熱が特徴的でわかりやすい病気ですよね。
でもよく聞くのが、「インフルエンザだと思ってたけど、検査しても陰性だったんだよね〜」という声です。
ちょっと待って!
それは、インフルエンザだけど検査で結果がちゃんと出てなかっただけなのかも!
というわけで今回は、インフルエンザの感染が疑われる場合の病院を受診するタイミングと、初期症状で熱はどのくらい出るのか?解熱剤は使ってもいいの?ということについてお伝えしていきます!
インフルエンザは体がだるいとわかるほどの発熱がツライ病気なので、病院を受診するかどうか悩んでいるあなた、ぜひ参考にしてみてくださいね!
インフルエンザで病院を受診するタイミングは?
まずは、インフルエンザで病院を受診するタイミングについてお伝えしていきます。
インフルエンザは冬に流行る感染症の一つで、突発的に高い発熱があるのが特徴的な病気です。
冬に突然、高い発熱があった場合にまず疑われる病気といってもおかしくないですね。
ただしインフルエンザの疑いで病院に行っても、インフルエンザの検査時にウイルスがまだ増殖していなかった場合、十分な感染が確認できず、陰性とされてしまうことがあります。
つまり、早すぎる検査はほぼ陰性という結果になってしまうのです!
じゃあ、いつ病院を受診したらいいのでしょうか?
インフルエンザは発症から12〜16時間ほどしたら、陽性反応が出るようになることが多いです。
ということは、突発的な高い発熱という症状があってから丸1日は様子見をすることになります。辛いですね…。
朝に発熱が見られた場合も、12時間も経てば病院は通常の業務時間外になってしまうからです。
インフルエンザの検査を確実なものにするためには、しんどいかもしれませんが丸一日は家で安静にして過ごすしかないのが現状です。この時間が結構しんどいんですよね…。
私もインフルエンザにかかったことがありますが、体の節々が痛くてしんどい思いをしました。
また、今までは38℃以上あればインフルエンザが疑われていましたが、予防接種を受けた場合は38℃まで行かずとも発症している可能性があるので注意が必要です。
もしかして…と思ったら、病院を受診されてくださいね。
もし、陰性だったとしても症状から診てお医者さんがインフルエンザと決定する場合もありますよ!
病院を受診する前に、何時頃から発熱があるのかを確認しておくといいと思います。
インフルエンザの初期症状で熱はどれくらい?
では、インフルエンザの初期症状で熱はどのくらい上がるのでしょうか?
通常、インフルエンザの初期症状として「38℃以上の突発的な発熱」が挙げられています。
その他のインフルエンザの初期症状としては、
・関節痛
・筋肉の痛み
・倦怠感(体がだるい)
などがあります。
当てはまる項目が多いほどインフルエンザである可能性が高くなるので要注意です!
私が実際にインフルエンザにかかった時は、とにかく体がだるくて重く感じたのと、体の節々の痛み、それから熱を計らなくてもわかるくらいの体の火照りを感じました。
自分の体が火照っていると感じるほどであれば38℃近い熱が出ていると考えられますね。
ただし、最近では予防接種を受けていた場合、症状が軽く熱が38℃まで上がらないというケースもあります。
特に年齢を重ねたご年配の方などは、通常の風邪の場合と同じ程度の発熱であることも多く、インフルエンザだと気づかずに重症化する場合もあるので注意が必要です。
また、朝は体温が低くなるので、昨日発熱があったとしても今朝は落ち着いている…なんてこともあります。
この場合、日中時間が経つにつれて体温が上昇していく可能性があるので、自分の体調の変化に十分気をつけていてください。
「38℃以上の突発的な発熱」は、インフルエンザの症状として一つの目安になるので覚えておいてくださいね。
インフルエンザの時に解熱剤は使用可能?
インフルエンザかも…?と思っていても、先ほど述べたようにある程度時間が経ってからでないと検査結果に陽性反応が出ません。
陽性反応が出る時間まで耐えるには、インフルエンザの症状はツライものがありますよね。
私が以前、インフルエンザにかかった時は熱が41℃近くまで上がってしまい、救急搬送されるという事態になってしまいました(。-∀-)
基本的にウイルスに対抗するための体の働きが発熱となって現れるので、むやみやたらと解熱剤を使用するのはオススメできませんが、熱が上がりすぎている時は気をつけなければいけません。
熱が39〜40℃ほど高温になっている場合は、発熱による脳へのダメージが考えられるため解熱剤を使用しても大丈夫なんですよ〜。
体が頑張りすぎているのでクールダウンさせてあげるのも必要ってことですね。
熱が高くて息苦しく夜も眠れない、というような状態では体が休まらないので、解熱剤を内服するというのも一つの手段として大変有効です。
何より、病院に行くにも体力が必要ですからね、病院を受診するまでの間は解熱剤を適度に使用することをオススメします!
さほど熱が高くないのに何度も解熱剤を使用するのは良くないですが、本当に体がきつい時に休めない状態になっているのでは回復も遅くなるので、手元の解熱剤をうまく活用した方がいいですよ〜。
内服するのに不安があるようであれば、一度、かかりつけの医療機関に電話などで問い合わせてみてくださいね。
手元にある解熱剤の種類によっては、インフルエンザと相性が良くないという可能性もあります。
まとめ
インフルエンザは冬に流行る感染症で、予防接種を受けていてもかかる可能性は十分あります。
インフルエンザの型によって症状は様々ですが、「38℃以上の突発的な発熱」というのは大体の場合で共通している部分なので一つの目安としてください。
発症から12〜16時間経たないと検査結果に陽性が出ないことが多いので、確実な検査結果を知りたい場合は発症してから少し時間をおいて病院を受診するようにしましょう。
その間、熱で夜も眠れない、体休まらないという時は、手元にある解熱剤を適度に利用してみてください。
解熱剤や熱を下げるだけのものなので、これでインフルエンザが治るわけではありません。
あくまでも、その場しのぎだと思って内服してくださいね。
インフルエンザウイルスへの抗ウイルス剤は病院で処方してもらえるので、早く治すためにもきちんと受診しましょう!