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年賀状が印刷できない!白紙が出る場合の対処法とプリンターの確認事項

1年で一番プリンターを活用する時期が、年末の年賀状作成時期ですね。

この時期に久しぶりにプリンターを利用するという人も多いのではないでしょうか?

家電製品ってここぞ!という時に調子悪かったりしますよね、不思議で仕方ないです。
でも、プリンターの不具合ってちゃんと理由があるんですよ〜。

今回は、年賀状を何度印刷実行しても白紙で出てきてしまう場合の対処法についてお伝えします!
実は私、プリンターのテクニカルサポートのコールセンターで働いていた経験があるので、ある程度プリンターのトラブルだったら原因と対処法を知っているんです♪
参考にしてみてくださいね!

年賀状が印刷できない!白紙で出てくるのはなぜ?

まずは、なぜ年賀状を印刷しようとしたら白紙で出てくるのかという原因を少しお伝えします。

年賀状印刷で白紙が出る2つの原因

白紙が出る場合に考えられる原因は大まかに次の2つです。

・インクが出ていない
・プリンターへの給紙が正常でない

この2つのどちらかの場合もありますし、どちらも原因となっている場合もありますが、まずはどちらか一つが原因と考えて対処しましょう。

インクが出ていないのか、給紙ができていないのか、原因を特定するための2つのポイントがこちらです。

・プリンターにエラー表示は出ていないか?
・プリントヘッド(インクヘッド)は動いているか?

給紙トラブルの場合は、プリンターにエラー表示が出ることが多いです。
逆に、インクが出ていない場合はエラー表示が出ないことがあります。「インク残量」のエラーが出ている場合は、インクトラブルになります。

プリントヘッド(インクヘッド)は動いているか?というのも原因特定の糸口になります。
プリンターは印刷実行時に、プリントヘッドというインクの吹き出し口がついたパーツが横動作を繰り返しながら一行ずつ印字していきます。
この動きをしている時、プリンターは「ウィン、ウィン、ウィン…」というような音を立てながらゆっくりハガキが出てきます。はがきが徐々にゆっくり出てくる、というのがポイントです。
もし、ハガキが給紙されてすぐベローッと出てくるようであれば印字はされずに、給紙エラーの状態で割と早く一気に出てきます。
つまり、プリントヘッドが動いていてハガキが徐々にゆっくり出てくるということは、プリンターは何かを印刷しているつもりということです。
印刷しているつもりなので、給紙は正常に行えていて、インクが出ていない、というトラブルになります。

まずは白紙が出てくる場合のプリンターの様子を観察して、原因を特定しましょう!

 

年賀状の印刷時に白紙が出る場合の対処法

原因が特定できれば、対処法もわかってきます。
今回は、給紙エラーが表示されている場合を想定して対処法をご紹介しますね。

年賀状が白紙で出る場合の対処法

準備するもの:A4普通紙(コピー用紙)、はさみ

すること:
通常のA4普通紙をはがきと同じサイズに切って印刷実行してみる

この印刷ができるかできないかで、トラブル解決方法が違ってきます。

 

◆印刷できる場合
年賀状では白紙が出るが普通紙をハガキサイズに切ったものだと普通に印刷される場合は、紙の厚みが原因で給紙できていない可能性があります。
そこで、年賀状で正常に印刷できるようにするためには、年賀状の厚みの紙がプリンターに給紙されやすい状態を作る必要があります。

対処法:紙をプリンター内部に巻き込む時に一番最初に触れるローラー(ピックローラー)を清掃する
紙を巻き込むローラーはゴム製のものが多く、何度か印刷をしている際に紙に付着している粉塵が原因で表面がサラサラになり上手く紙を挟み込むことができなくなっています。
ローラーの掃除を行なって、ゴム本来のグリップ力を取り戻しましょう!

準備するもの:少し湿らせた布、もしくは固く絞った雑巾など
作業:プリンターの電源を切り電源コードを本体から外して、プリンターのローラー部分を湿った布で拭く

電源コードを抜くのは、ローラー清掃時に万が一の誤作動による事故を防ぐためです。

ローラーを清掃したら一度テストプリントを行なってから、再度年賀状でトライしてみましょう。

ちなみに、年賀状で印刷ミスをしてしまっても小額の手数料で郵便局で交換可能ですよ〜。

インクが出ていない場合の対処法は、こちらの記事を参考にしてみてください。
「プリンターの印刷時に黒が出ない場合は?解決策とインク交換時の注意点」を読む



プリンターで年賀状が印刷できない場合に確認すること

プリンターで年賀状が印刷できない場合にまず確認しておくことを予備知識として入れておきましょう。
これを押さえておけば、原因究明が格段に早くなりますよ!

プリンターで年賀状が印刷できない時の確認項目3つ

・A4普通紙(通常のコピー用紙)で印刷できるか
・インク残量は十分にあるか
・インクの吹き出し口(プリントヘッド)が詰まっていないか

それぞれについて説明していきますね。

◆A4普通紙(通常のコピー用紙)で印刷できるか
普通紙とハガキでは紙の厚みに違いがあるので、これが原因でエラーが出たり給紙が上手くいかない場合があります。
基本的に、プリンターが対応している厚みの紙を使用するようにしましょう。
年賀状印刷代行サービスなどを利用した場合、通常の年賀はがきに印刷された紙が貼り付けてある場合がありますが、この場合、紙の厚みが通常の年賀はがきに比べてさらに分厚くなるので、プリンターに給紙できない原因になることが多いです。

◆インク残量は十分にあるか
意外と見落としがちな原因です。インクトラブルが考えられる場合は、まず初めにチェックしましょう!

◆インクの吹き出し口(プリントヘッド)が詰まっていないか
プリントヘッドは目視確認はできないので、ヘッドクリーニングを数回行って詰まりを解消しましょう。
ヘッドクリーニングは、インクの吹き出し口の目詰まりを解消するためにプリンターに備わっている機能です。ただし、ヘッドクリーニングはインクを大量に消費するのでやりすぎるとインクがなくなります!3回程度にとどめておきましょう。

 

ネット専門店という選択肢も

いろいろと書いて来ましたが、結論mネットで注文ができる専門店の方が楽ですw

ネット専門店の「おたより本舗」なら、シンプルなデザインからかわいいデザインまで、様々な年賀状を選ぶことができます。

1000種類以上のテンプレートからデザインを選んで、挨拶の文言や写真を決めるだけ!
非常に簡単に年賀状の作成ができます。

今話題の「年賀状じまい」にも対応しています。

さらに、宛名印刷から投函代行までお願いすることができます。
普通に仕事や生活をしていると、はがきを投函するのは地味に面倒なので、ありがたいですよね。

楽して綺麗な年賀状を出そうとしている人に一番おすすめのサービスです。

まとめ

私がプリンターのテクニカルサポートのコールセンターで働いていた時に、おそらく一番多い問い合わせが「黒が印字されない」「給紙エラーが出て解消できない」でした。

紙が白紙で出てくる場合は、そのどちらも考えられるのでまずはエラーが出ているかどうかを確認して、給紙エラーなのか、インクが原因なのか(インクが原因の場合は給紙エラーは出ません)を特定してみてくださいね!

普通紙をハガキサイズに切って印刷実行をすることで、紙の厚みが原因で給紙されないのかどうかがわかります。
ローラー清掃をするときは、必ず電源コードをプリンター本体から抜いて行なってくださいね。ホコリを取り除くように拭いて、指を挟まないように注意しましょう。

インクが原因だと考えられる場合は、こちらの記事を参考にしてみてください。
「プリンターの印刷時に黒が出ない場合は?解決策とインク交換時の注意点」を読む

その他、年賀状に関するお役立ち記事をこちらでまとめてご紹介しています。
「年賀状」に関するお役立ち記事一覧を見る

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