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家探しのコツは?一人暮らしを東京でする場合、賃貸契約の流れは?

大学入学や、企業への内定などで実家を離れ一人暮らしが決定するとドキドキワクワクしますよね!
初めての自分一人での生活…。
できるだけ自分の納得いく家探しをしたいものです。

特に、地方から上京する場合は東京での生活がなかなかイメージしづらいのと、家探しのために頻繁に上京することもできないので不安も多いのではないでしょうか?

今回は、東京で一人暮らしを始める方のために家探しのコツをご紹介します!私が実際に体験したことや不動産から聞いた話も含めてお伝えするので、参考にしてみてくださいね♪

  

家探しのコツ〜一人暮らしの場合〜

まずは、一人暮らしの場合の家探しのコツからお伝えします!

家探しのコツは、家賃・管理費などの費用面と設備・間取り・場所などの条件を「絶対ゆずれない事」と「ある程度妥協してもいい事」を自分の中できっちり決めておく事です。
不動産会社の人は口が上手い人が多いので、ゆずれない事も妥協してしまいそうになりますがグッとこらえて辛抱強く探すのが理想の部屋探しには不可欠です。

不動産に相談しにいく時は、自分の理想よりも家賃を1〜2万円程度低めにして相談するようにしましょう!
これは私の失敗談でもあるんですが、6万円台を希望していても紹介される物件はギリ6万円台に届かないけれど魅力的なところばかり…、結局7万円で手を打ってしまったことがあります。
不動産は大体伝えた金額よりも少し高めの物件を紹介してくることが多いです。家賃は値切れますし、大家さんが許す限り自由に設定できるので、なるべく安く伝えたもん勝ちですよ〜!

それから、設備などの希望条件は箇条書きにメモして持っておくことをオススメします。
不動産に希望を伝えやすいのと、実際に自分の考えを書き出しておくと頭の中の整理がつきやすいです。

また、「良い部屋」に住みたいのか、「住み良い街」に住みたいのかを決めておくというのも大事です。
部屋にいる時間が長いなら部屋の設備に満足がいく物件を探せば良いし、外出が多いのであれば部屋の設備にこだわるよりも物件の周辺施設などに重点を置く方がいいからです。

ただし、どの物件でも一人暮らしの場合はセキュリティ面、安全面を最初に考えてくださいね。
治安の良い土地を選ぶだけでなく、治安の良い賃貸物件を選ぶのが結構重要です。

1階や最上階は泥棒に狙われやすいので控えるようにしましょう。女性の場合は特に2階以上の部屋を選ぶこと!
部屋の中だけでなく、外から見た時にベランダから侵入できるような踏み台になりそうなものがないか、部屋の中が見えるような建物の造りになっていないかをチェックするのも大切ですよ〜。

土地も賃貸物件自体も”治安の良さ”は、不動産会社に相談すると良いです。
治安の良くない地域は不動産会社も勧めないとは思いますが、実は相場の家賃よりも安い物件などは物件自体の治安が良くないことがあります。
私が以前都内で家探しをした時に、”治安の悪い建物”について不動産会社の人に教えてもらったので参考にしてみてくださいね。

<治安の悪い建物の例>
・外国人が多数住んでいる
・夜のお仕事をしている人が多く住んでいる
・大学生が多い

外国人は文化の違いからかアパートの廊下などの公共の場にゴミを出しっぱなしにしていたり、夜のお仕事の人とは生活スタイルが合わずに夜中騒音で眠れなかったり、大学生もハッチャケてしまう年頃なので人数が多いと夜中まで騒いでいたりすることがある、という理由からあまりオススメしていないそうです。

一人暮らしの場合は、とにかく「安心して生活できる場所」を優先するのが良いと思います。

あとは、生活を送る上での利便性の良さを確認しましょう。次の施設が物件の近場にあると便利です。

・コンビニ、スーパーなど食料品や生活用品が購入できる場所
・クリニックや診療所などの医療機関
・交番などの困った時に相談できそうな場所
・駅やバス停などの公共交通機関

コンビニやスーパーなどは言わずもがな、クリニックなどの病院関係は意外と見落としがちです。
一人暮らしで体調をくずすと本当にツライ思いをするので、できるだけ近い場所に病院があると安心できますね。
交番などはお世話にならずに済むならそれで良いが、ある場所はチェックしておいた方がいいです。
駅やバス停など、ほぼ毎日利用しそうな場所からは離れすぎていないところがオススメ!徒歩10分以上かかる場所は、毎日利用するには意外と大変ですよ。

東京での家探しのコツ

では、東京で家探しをするときのコツをお伝えします。

私も沖縄から上京した経験があるので、家探しには苦労しました。
何度も不動産会社へ足を運ぶのは難しいので、「実際に見なきゃわからないこと」には特に気をつけて観察しましたよ。

東京での家探しのポイントは次をチェックしましょう!

・駅から実際に歩いてどのくらいかかるか
・駅から物件までの間にあるお店や外灯の有無
・アパートやマンションのエントランス部分と自転車置き場などの共用部分は清潔か(管理が行き届いているか)
・最寄駅には急行・準急が停まるか
・夜の時間帯も行ってみる

物件だけでなく周辺の施設は要チェックです。東京の場合は特に電車利用が多くなるので、最寄駅付近はチェックして置くこと!
実際に住んでみると夜に外出したり帰りが遅くなる事もあると思うので、夜の物件周辺の雰囲気も確認しておくのがおすすめです。

物件へ内覧に行く時にあると便利なものもご紹介します。

・腕時計
・メジャーor新聞紙など
・コンパス
・ペン

腕時計は駅から物件まで徒歩でどのくらい時間がかかるか、メジャーや新聞紙などは広さを測る目安になります。
コンパスは部屋の向きの確認、ペンは気づいたことをメモするのに役立ちますよ〜。
部屋の間取り図は不動産からもらえると思うので、それにとにかく気づいたことなどを書き込んでいくといいです。

私の場合は、

・部屋の方角
・コンセントの位置と数
・窓の場所
・共用部分や外から見た物件の印象
・周辺の施設(コンビニ、スーパーなど)

などをメモに書いておきました。

部屋の方角はなるべく南向き!南向きは日光が直接入ってこないが日が出ると明るくなるので良いです。
逆に西向きは要注意!西日は刺激が強く、フローリングの床や日焼けしやすい本棚などは傷みやすいです。

コンセントは多ければ多いほど良いと思います。電気容量は電気契約時に変更できますが、コンセントは部屋のあちこちにあると便利ですよ♪あとから電源タップを買わずに済みます。

共用部分や外から見た印象は、自分が思った通りで構わないので書いておくとあとから見返した時にどんな物件だったのかが思い出しやすいです。
何度も物件を見に行くことができないと思うので、その場で感じたことや印象をメモしておくのはあとから思い出す時や他の物件との比較に役に立ちます。

賃貸物件の契約の流れ

賃貸契約の流れをザクッと簡単に説明しますね。

<賃貸物件の契約の流れ>
不動産で物件相談

内覧

入居申込

入居審査

入金

契約

鍵渡し

入金のタイミングは不動産やその時の状況によって前後する可能性があります。
入居申し込みをした時点で入金を促される場合もあるので、入居を申し込んだら入金があるかもと頭に入れておくと良いです。
審査中であっても入金が必要な時があって、そういう場合は他の人に取られないためのキープ料と考えてください。

ちなみに「他に入居したがっている人がいる」というのは不動産が使う常套句なので、あまり惑わされすぎないようにしましょう。

入居申込をした時点で、「入居する気がある」とみられるので安易に申し込むことはせずに、じっくり考えてから書類は記入するようにします。書類記入前に、疑問に思うことはなんでも相談してください。相談しても適当にあしらわれるような場合は不動産を変えた方がいいです。

審査では主に、家賃の支払い能力があるのかを確認されます。保証人が必要な場合や保証人が不要で保証会社を通して審査ができることもあります。審査は最終的に大家さんのOKが出るか出ないかで結果が決まります。
審査前に入金をする場合も審査に通らなかったら返金請求できることが多いです。

賃貸物件を借りるのに必要な資金は、最初の1ヶ月目の家賃+敷金・礼金+仲介手数料です。その他にも部屋のクリーニング代や鍵交換代がかかる場合があります。
敷金・礼金は、家賃ベースに1ヶ月分や2ヶ月分と物件によって異なるので入居申込前に必ず確認してください。
敷金は、部屋を借りる時に大家さんに預ける保証金で退去時には戻ってきます(部屋の修繕費に使用されること有り)。
礼金は、部屋を貸してくれる大家さんへの感謝の気持ちとして渡すお金なので、返ってくることがないお金です。
敷金・礼金は似ていても種類が全く異なるお金です。礼金はなるべくないと嬉しいですね。
仲介手数料は、大家さんとあなたの間に入る不動産(仲介者)が取る手数料です。

家賃6万円の物件を借りる時に敷金・礼金ともに1ヶ月分、仲介手数料が5万円だった場合は、

 家賃(6万円)
+敷金(6万円)
+礼金(6万円)
+仲介手数料(5万円)
=入金額23万円+クリーニング代など

となるので、家賃の4倍くらいを一気に払うことになります。入居申込から審査〜入金まで大体1週間程度で行われることが多いです。

書類のやり取りは、直接不動産に行かなくても郵送やメールでやりとりすることが可能な場合が多いです。
不動産に行くのは、内覧時と鍵渡しの時の最低2回に抑えることができるので何度も上京するのが難しい場合は、積極的に相談してみてくださいね。

まとめ

初めての一人暮らし、実家を離れて上京、というのは楽しみな反面不安も大きいですよね。

せめて変な家を選ばないように、自分の希望をしっかり持つこと、部屋の中だけでなく外観や周辺地域の様子を観察することを中心にチェックしてみてくださいね。

何度も不動産に足を運ぶのが難しい場合は、初めに不動産に相談しておくと良いです。
不動産もなるべく家を借りて欲しいわけですから、積極的にサポートしてくれると思います。
接客が雑だな、と感じたら不動産会社を変えることをオススメしますよ〜!
入居申し込みをする前にきになることはどんどん聞いておきましょう。

家探しは自分の意見をしっかり持つことが大事です。
不動産のうまい口車に乗せられすぎないように気をつけて、家探しを楽しんでくださいね♪

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