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静電気対策で日常でできることは?抑える方法と赤ちゃんへの影響は?

冬の季節になると静電気で悩まされる方も多いのではないでしょうか?

何を隠そう、私も静電気に悩まされているうちの一人です。
裏起毛のスウェットなんかは暖かいし冬場は重宝するのでよく着るんですけど、脱ぐときにパチパチっとなったり髪の毛が逆立ったり首に巻きついたり、不快な思いをすることが多いですよね。
車のドアを閉めるときもよくバチっとやられて、それが怖くてドアを閉めたくなくなったり…なんてことも。

つい先日、息子を抱っこしながら出かけた時に、髪の毛が薄い息子ですが静電気のせいで髪の毛がふわっとしているのを見て、そういえば赤ちゃんって静電気大丈夫なのかな?私のせいでバチっと痛い思いしないかな…なんて不安に思いました。

というわけで今回は、日常でできる静電気対策についてご紹介します!静電気の発生原因からどんな対策をしたらいいのか、静電気を抑えるための方法について、赤ちゃんへの影響はどうなのか?ということをお伝えしていきますよ〜!

私のように静電気で悩んでいるママさんは参考にしてみてくださいね♪

静電気対策で日常でできることは?

まずは、静電気の発生原因から対策法を紹介していきます!

静電気の主な発生原因

静電気が発生する原因として取り上げられるのは以下の二つです。

・空気中に水分が少ない(湿度が低く乾燥している)
・摩擦

◆空気中の水分が少ない
静電気は空気中の水分を通して放電が行われています。空気中の水分量が少なくなると放電ができなくなり、体に静電気が蓄積されてしまうので、体に電気が帯電することになり、車のドアを触れるときなどに電気が一気に一点から流れバチっとなってしまいます。

◆摩擦
服の着脱だけでなく、歩いたり座ったりという日常動作でも摩擦が起こり静電気が発生します。
「物質同士をこする」ことで電子が移動する現象が起きて静電気が発生してしまいます。

日常でできる静電気対策

主な原因は、空気中の水分量が少ないこと、摩擦の2点なのでその原因を取り除くことができればOKです。

・部屋の湿度を高くしたり、肌の保湿を行う
・静電気が起こりにくい素材の服を組み合わせる

空気中の水分量を増やすのは単純で、部屋の湿度を上げることで対策できます。
加湿器を使ったり、お風呂上がりに保湿クリームを塗るなど、”加湿・保湿”を心がけましょう!

日常生活で摩擦を減らすことは困難です。しかし、静電気を起こしにくい物質を使うようにすれば摩擦が起こった時に発生する静電気を抑えることができます。

静電気を抑える具体的な方法を次はご紹介しますね♪

 

静電気を抑える方法は?

静電気を抑える方法は、次の2点を心がけることです。

・空気中の水分量を上げる
・摩擦が起こっても静電気の起きにくい素材のものを使用する

空気中の水分量を上げる

まずは、空気中の水分量を多くするために湿度を上げます。

・加湿器を使う
・洗濯物を部屋の中に干す

加湿器があれば、ぜひ活用してください!
加湿器は部屋の湿度を何パーセントにするかの設定ができるものも多いので便利です♪
加湿器がない場合は、部屋の中に洗濯物を干すだけでも全然違いますよ〜!

そして、実は空気だけでなく体自体の保湿をするのも静電気を抑えるのに効果があります。

・ハンドクリーム・ボディクリームを塗る
・ヘアオイルやヘアトリートメントをする

乾燥している=静電気が起きやすいと思ってもらってOKです。なるべく保湿を心がけましょう!
保湿をする場合は、お風呂上がりなど肌が若干しっとりしている状態の時に行うのがベストです。
というのも、保湿クリームには肌表面の水分をキープする役割があるからです。乾燥している肌に保湿クリームを塗るよりも、スプレーボトルなどに化粧水を入れてシュッシュッと肌にかけた後に保湿クリームを塗る方がよっぽど保湿効果が高くなります。
同じように、髪の毛の静電気も髪が乾燥しているために起こりやすいです。ヘアオイルやヘアトリートメントを行って髪の水分量を保ちましょう。

静電気の起きにくい素材を使用する

摩擦は少しのことでも起きてしまうので、衣服にはできるだけ静電気を発生しづらい素材を使用しましょう。

以下は、一般的な服の素材ですが、−(マイナス)に行くほど静電気が発生しやすい素材で、+(プラス)に行くほど静電気が起きにくい素材になります。

−(マイナス)

アクリル
ポリエチレン
ビニヨン
綿

レーヨン

ナイロン
ウール


+(プラス)

単純に考えると、+側にある素材のものばかりを着たらいいということになりますが、実際には−と+が離れているもの同士を組み合わせるほど静電気が起きやすくなります。

例えば、ポリエチレン素材のロングTシャツの上にナイロンパーカーを羽織るという状態になると、ポリエチレンとナイロンはそれぞれマイナス側とプラス側に離れているため静電気が起きやすい組み合わせになってしまいます。

できるだけ素材を統一させるようにすると静電気は起きにくいです。

また、衣服の素材の組み合わせを考える以外の方法としては、静電気防止スプレーや洗濯時に柔軟剤を使うという方法もあります。静電気防止スプレーや柔軟剤などは、衣服の繊維同士の滑りが良くなるので摩擦が起こりにくくなり、静電気の発生を抑えるのに役立ちます。

 

赤ちゃんは静電気の影響を受ける?

さて、乳幼児がいる家庭では静電気は影響があるかどうかって気になるところですよね。

実は、赤ちゃんだけでなく成人にとっても次のような影響があります。

・ごく微量なカルシウムなどのミネラル成分やビタミンCが流出する
・筋肉の硬直による肩こりや腰痛
・免疫力の低下、貧血
・ホコリやダニ、ハウスダストなどを引き寄せる

静電気による影響を挙げてみましたが、これらが影響して赤ちゃんの生命や身体機能に関わるかと言われればそこまでの心配は不要です。

そもそも赤ちゃんは大人に比べて肌の水分量が多いので静電気が発生しにくく、保湿をこまめにして上げることで静電気防止につながります。お風呂上がってすぐに保湿クリームを塗ってあげてください。
赤ちゃんは、服の素材に気を使っていれば大人に比べて静電気を溜めにくいです。安心してくださいね。

ただし、静電気で厄介なのは、ホコリやダニ、ハウスダストを引き寄せてしまうことです。
静電気の直接的な影響よりも、こうした空気中のホコリやダニを引き寄せてしまうことが赤ちゃんに影響を与える要因になってしまいます。なので、静電気を発生しにくい周辺環境を作ることが大事ですね。

また、空気が乾燥することで静電気だけでなくウイルス感染もしやすくなるので、そうしたところに気をつけることが大事ですよ〜。

静電気による直接的な影響はほとんどありませんが、静電気による外的要因を増やさないようにしていきましょう!

 

まとめ

今回は、静電気対策についてご紹介しました。

空気が乾燥してくると、本当に静電気って厄介ですよね!
学生の時に比べて静電気が起きやすくなったな〜と思ってはいたんですが、肌の潤い不足ということですね…。
反省して、これからは私も保湿に取り組もうと思います。

加湿・保湿・衣服の素材などに気をつけて静電気を発生させないように気をつけていきましょう!

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