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年末年始の新幹線はキャンセル待ちできる?空席はいつ出る?自由席に乗るには?

年末年始の新幹線の混雑は毎年ものすごいですよね。
よくテレビでニュースにもなりますが、乗車率が120〜150%など、本当に大変そうだなと感じます。

今このページを見ているあなたも、本来であれば指定席を取るはずだったのにうっかり取り忘れてあせっているのではないでしょうか?

今回は、年末年始の新幹線は指定席のキャンセル待ちができるのかどうかやキャンセルがあって空席が出やすいタイミング、止むを得ず自由席に乗る場合に座席確保しやすくする方法についてご紹介します!
混雑するのはわかっていても、やっぱりできるだけ座席に座れる努力はしたいですよね。
ぜひ、参考にしてみてください!

年末年始の新幹線はキャンセル待ちできる?

まずは、年末年始の新幹線はキャンセル待ちできるのか?ということについてお伝えします。

結論から言うと、基本的に新幹線はキャンセル待ちはできません!
できないと言うよりも、「キャンセル待ち」というシステムが新幹線にはないんです。
飛行機であればキャンセル待ちをした場合に先着順で空席案内のお知らせがありますが、新幹線の場合はそうした空席お知らせシステムはありません。
これは、飛行機のように着席できなければ乗れないと言うわけではなく、新幹線は乗車券と特急券があれば乗れるからです。
指定席はいわゆるオプションという扱いなので、指定席券がなくても乗車はできちゃうんです。

自由席で席を確保するというのはなかなか難しいですよね。

でも、新幹線の指定席にキャンセル待ちのシステムはありませんが、キャンセルが出ないというわけではないので諦めないでくださいね!

年末年始の新幹線で空席が出やすい時期は?

では、年末年始にキャンセルによる空席が出やすいタイミングについてお伝えします!

年末年始の新幹線の混雑具合はすごいですが、それでもキャンセルで空席ができやすいタイミングがあります。
次の2回のタイミングがあるので、JR各会社のインターネットなどで空席状況の確認をこまめにしてみてください。

・年末年始の2週間前
・年末年始ピーク時期の2、3日前

年末年始の2週間前に空席が出やすい理由

この時期は、年末年始にツアーを組んでいる旅行会社からのキャンセルが出るタイミングです。
旅行会社が予定を組んでいるツアーも、利用客が少なければ空席が出てしまいます。
これは新幹線を運営しているJRにとっても困った状況になるため、空いている席は必ずキャンセルとして空席になりますよ。
一度に多くの座席がキャンセルになる可能性が高いので、狙い目の時期ですね。

年末年始ピーク時期の2、3日前に空席が出やすい理由

これは、新幹線のキャンセル手数料に関係しています。
新幹線のキャンセル手数料は2日前までであれば一律の低額料金で済みますが、前日から出発時刻までのキャンセルは料金がはね上がります。

【2日前までのキャンセル手数料】

乗車券 220円
特急券 自由席220円 指定席330円

※自由席の特急券は、出発時刻までこの金額でキャンセルできる

指定席のキャンセルは、220円(乗車券分)+330円(指定席分)=550円ですね。

【前日から出発時刻までのキャンセル手数料】

指定席特急券 特急券料金の30%(ただし最低330円)

指定席特急券料金の30%なので、指定席特急料金が5000円だった場合は1500円がキャンセル料金です。これに乗車券のキャンセル料も必要になります。

たった1日の差で金額がずいぶん変わるので、2日前までにキャンセルをする人が多いのです。

乗車時期の直近になってしまうので、指定席が取れればラッキーくらいの意気込みでトライしてみましょう!

例年、年末年始の乗車時期のピークは12/29・30と1/2・3あたりです。
逆に大晦日や元日はピーク時期に比べると乗車する人が少ない傾向にあります。
このピークの時期の2、3日前をぜひ狙ってみてくださいね!

 

年末年始の新幹線で自由席の座席を確保するには?

では、やむを得ず自由席にしか乗れない場合はどうしたらいいのでしょうか?

自由席で確実に座席を確保するのは難しいのですが、乗れるように少し努力するだけでも乗車できる確率は上がります。
次のポイントを参考にしてみてください。

・出発時刻の最低30分〜1時間前に待機列に並ぶ
2号車を狙う
臨時列車を狙う
改札口から離れたドアから乗車する

やはり、一番いいのは早め早めに行動することと時間に余裕を持って多少の待ち時間は覚悟することです。

2号車を狙う理由は、1号車に比べて座席数が多いからです。座席が多い分、乗れるチャンスも増えます。

また、年末年始は臨時電車が走るので、それも狙い目ですね。車掌さんに確認して賢く利用しましょう。

始発駅から新幹線に乗る場合は待機列に並ぶ時点で座れるかどうか判断しやすいのですが、途中駅から乗る場合はすでに乗車されている人数によって座れるかどうか微妙なところですよね。
その場合は、できるだけ改札口から離れたドアから乗車するようにします。
これは、途中駅で降りる客の座席を狙うという方法です。
改札口に近いドアは降車客が多く降り終わるまでに時間がかかり、その時間せっかく座席が空いていても乗車できずに座席も確保できない状態になってしまいます。
それであれば、降車客の多い改札口付近のドアを避けて別のドアから早めに乗車し、降りた客の空席を狙う方が賢い方法ですよ〜。

 

まとめ

今回は、年末年始の新幹線の乗車についてご紹介しました。

事前に指定席が取れていれば安心ですが、それが取れないと一気に不安になりますよね。
せっかくの帰省、長時間の移動になるので、できるだけ楽をして移動したいものです。

新幹線にキャンセル待ちシステムはありませんが、空席が出やすいタイミングを狙ってこまめに空席状況をチェックすることをおすすめします!

自由席になるべく乗れるようにするには、時間にゆとりを持った行動が一番ですが、なるべく狙い目の場所からの乗車を心がけましょう。

良い年末年始になりますように!

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