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冬の脇汗をおさえる対策は?冬でも脇汗をかく原因とわきがの可能性は?

冬で寒いはずなのに、夏と同じかそれ以上に脇汗をかく…
どうにかしてこの汗を止めたい!

と悩んでる人は意外と多いようです。

冬って外は寒いのに屋内は暖かくて、着るものにも困りますよね。
冬なのに着ているシャツに汗じみができているのなんて見られたら恥ずかしい!って思うのは当たり前のことです。

今回は、冬にかく脇汗をおさえるための対策や、冬でも脇汗をかく原因、これってもしかしてワキガなの?という場合の見分け方などをご紹介していきます!

ぜひ、参考にしてみてくださいね〜!

冬の脇汗をおさえる対策は?

まずは、冬の脇汗をおさえる対策についてご紹介していきます。

冬の脇汗対策は、基本的に夏場の対策と同じで大丈夫です。

脇汗対策は、悩んでいる人が多いだけに様々な方法がありますので、自分に合う方法を一つ一つ試していくのがおすすめですよ〜。

生活の中ですぐできる対策

◆体を暖かくする
体を常に温かい状態を保つようにするのが、汗をおさえる第一歩です。
体温が下がると脳からは「体温を上げろ」という指令が出るようになるので、体温を上げようと頑張った結果、熱を発生させて脇汗がドバッとでるようになります。
特に冷たい空気は下の方に溜まりやすいので、足元を温めるのもポイントですよ〜!

◆汗腺を押さえる
実は、一時的に汗を止めるツボのようなものがあります。
乳首の3〜5cm上あたりを2分程度グッとおさえるという方法です。
これをすることで、上半身の汗が止まります。汗の流れをストップさせているというような感じですね。
舞妓さんなどは着物の下からこの位置を紐などでぎゅっと抑えて汗をかかないようにしているんですよ〜!

脇汗対策グッズを使う

◆市販の制汗剤
市販の制汗剤の中でも、特に効果が高いと言われているのが、

・オドレミン
・デトランスα

の2つです。

オドレミンは国産の制汗剤で、入浴後の汗をかきやすい部分に指先で塗る液体の制汗剤です。臭いにも効果があります。
デトランスαは海外で多用されている制汗剤です。その効果に感動している人も多くいるほどの人気商品です。こちらは、ロールオンタイプのジェルになります。

◆ミョウバン水
スーパーの漬物コーナーで手にはいる「焼きミョウバン」や「生ミョウバン」という粉末を使って作る「ミョウバン水」は自宅で簡単に作れる制汗剤です。
作り方についてはこちらの記事を参考にしてください。
<足の消臭には足湯?ミョウバン水の作り方もご紹介しています!>
漬物にも使われるものなので、体への影響もなく、安心して使うことができますよ〜!

◆脇汗防止シート・脇汗パッド・汗拭きシート
脇汗をおさえる、というよりは出てくる汗をいかに服につかないようにするか、という対策です。
脇汗防止シートなどは、こまめに使うということが大切です。
脇汗パッドも1つを1日中使うのではなく、複数個を取り替えながら使うようにするといいと思いますよ〜!

◆吸湿性と速乾性の高いインナー
シャツの下に、吸湿性・速乾性の高いインナーを着るだけでも違います!
吸湿性は汗を吸いやすいかどうか、速乾性はそれが乾きやすいかどうかということです。
ヒートテックは吸湿性は高くても水分を溜め込みやすいので、臭いがこもってしまいがちになります。
できるだけ速乾性のものを選ぶようにしましょう。

病院で治療する

◆ビューホット(多汗症・ワキガ治療)
メスを入れずに、汗腺に直接高周波を送り込み汗の原因を破壊していく治療です。傷が残ることがなく、回復が早い最新の治療法なので、実践する人も増えてきていますね。
こちらは、脇汗の原因を根本から治療することになるので再発する確率も低いと評判の方法ですよ〜。

◆ボトックス注射
こちらは、脇の汗の原因である皮下組織の”アポクリン汗腺”を麻痺させる注射です。
効果は半年〜1年程度ですが、人によっては3ヶ月程度ということもあるようです。施術時間も約10分程度と気軽に受けやすい治療ですね。
ただし、根本的な解決にはならないので、この時期だけは汗をかきたくない!という人向けかもしれませんね。

冬の脇汗の原因は?

ところで、冬なのになんで脇汗をかいてしまうのか不思議に思いませんか?
脇汗を大量にかいてしまう原因で考えられることは、主に次の2つです。

多汗症

汗腺(汗の出る場所)の機能が活発、または発汗神経の異常が原因で汗が多く出る症状のことです。
大まかに分けると、全身性多汗症と局所性多汗症があります。
全身性多汗症は元々の体質や、妊娠や更年期、糖尿病などの病気や体温調節の機能が興奮状態になっている場合に起こります。
局所性多汗症は、精神的な緊張で汗腺が刺激され、通常以上に汗をかくことが多いです。
いずれも皮膚科で検査をしてもらうことができます。

精神的緊張による発汗

脇汗は体温調節とあまり関係がないと言われています。
つまり、暑いとか寒いとか関係なしに出る場合は出るということです。
特に、緊張している場合は脇汗をかきやすくなります。
大勢の人前で話をする時や、気になる人と話をする場合など、極度に緊張している時に脇汗をかきやすいということはないでしょうか?
この場合、多汗症よりもこうした緊張することによる発汗が原因だと考えられます。

 

冬に脇汗をかくのはわきが?

大量の汗をかけば匂いも気になりますよね。
冬でも脇汗をかいて、なんだか臭いが気になるかも…という場合、もしかしてこれってワキガ!?なんて不安に感じると思います。

冬であっても緊張する場で汗が増えるのは、わきがとは無関係です。

<わきがの人の特徴>
・耳垢が湿っている
・白いシャツなどの脇部分が明らかに黄ばむ
・風呂に入ったあと間も無く匂い始める

どんな人でも汗をかけば多少は臭うものなので、ほんのり臭いがする、という程度であればワキガとは言い切れません。
ワキガならそもそも常にある程度匂いを持っています。

わきがとは別に、心配性や負けず嫌いといった神経質な性格であって人目が気になりやすい傾向があれば「発汗恐怖」や「体臭恐怖」と言われる症状の可能性もあります。

どうしても気になるようであれば、皮膚科で検査してもらいましょう!

 

まとめ

今回は、冬の脇汗対策についてお伝えしました!

脇汗対策は、基本的に夏場と同じような対応で問題ありません。

制汗剤や汗拭きシートなどをこまめに使う、体を温めたり、汗腺を押さえるなどは日常的に取り入れやすい対策ですね。

病院で治療をすることで、長い期間、脇汗を防止することも可能です。最新の治療法を行えば、短時間の治療で傷口もできず快適な生活を送れるようになると思います。

原因として考えられるのは、多汗症や精神的に緊張することです。

緊張した時に出る汗は、わきがとは直結しません。
わきがの特徴と照らし合わせてみて、どうしてもきになるようであれば皮膚科で診察してもらうと良いと思いますよ。

冬にも汗をかくのは不快度も高いし、誰かに見られたらと思うと恥ずかしいですよね(*_*)
自分にあった対策を見つけて、快適な生活が送れますように!

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