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太宰府の曲水の宴の混雑具合は?写真を撮るには?時間や日程について

3月といえばひな祭りですが、雛人形のお雛様のように十二単をまとった雅な姿が披露されるイベントがあります。

それが、「曲水の宴」です。

曲水の宴は、平安時代の宮中行事を再現した神事です。
平安の貴族の行事を再現しただけあって、平安装束の人々や十二単のお姫様など、美しい着物姿の人々による宴は見ているとタイムスリップしたかのような経験ができることでしょう。

全国各地の神社で行われていますが、今回は福岡県の太宰府天満宮で行われる曲水の宴について、混雑具合や写真を撮りやすいタイミング、時間や日程についてお伝えします!

太宰府天満宮は、学問の神が祀られているとして有名ですが、梅の木でも有名な場所なので、ちょうど梅の季節と重なるこのイベントは必見ですよ〜!

太宰府の曲水の宴の混雑具合は?

太宰府天満宮は、福岡県の中でも人気の観光スポットです。
特に受験を控えた人にとっては、学問の神様で知られている菅原道真公が祀られている神社としても有名なので、普段から参拝客が多くいます。

曲水の宴が開催される時期は、梅シーズンの終盤に差し掛かる頃になるので、これまた梅の木を鑑賞する目的のお客さんも多く訪れます。

というわけで、太宰府周辺は 大 混 雑 !

自宅から太宰府まで40分程度というところからも約3時間ほどかかったという人もいるくらいなので、車で行くのはオススメできません。

ぜひ、公共の交通機関を利用しましょう!

電車も通常より混み合いますが、電車の場合は車に比べて渋滞で時間が取られることがないので、スムーズな移動が可能ですよ〜。

太宰府天満宮 最寄駅:太宰府駅(西鉄福岡(天神)駅から約20分)
※JRではなく西鉄(太宰府線)です。

周辺道路だけでなく、会場となる太宰府天満宮の文書館の曲水の庭に設けられている観覧席も非常に混み合います。

観覧席:約1,100席(全席自由)
開場:11時ごろ

観覧席は、球場の客席のように緑のロングベンチになっています。
気をつけたいのが、「立ち見NG」という点です。
消防法の関係で立ち見は絶対禁止なので、座席が確保できない場合はスタッフから声をかけられて退場となります。
ただし、再入場券をゲットしておけば再度入場が可能です。

12時前までの時間は梅の木を見る以外に見どころがないため、観覧席は比較的空いています。

13時ごろからの宴が始まると観覧席も非常に混み合いますが、15分ほど待てば空席が出ますよ〜。
これは、実際の曲水の宴の様子が梅の木に阻まれて見えづらく、梅の花と木々の合間から宴の光景を楽しむ形になるため、短時間で満足してしまう人が多いからです。

平安時代にタイムスリップして、平安の宴を梅の木の間からひっそりと覗き見るような、そんな感覚で楽しむイベントですね。

 

曲水の宴の写真を撮るには?

曲水の宴の見どころはなんと言っても、そのきらびやかな平安貴族の衣装をまとった参宴者です!

特に、十二単の着物をまとったお姫様は是非とも写真におさめたい!という人も多いのではないでしょうか?

宴の様子は木々の間からしか見られないので見えにくいですが、宴が始まる前に参道を練り歩く行列であれば、じっくりと美しい姿を見ることができますよ〜!

この行列は、写真好きにはたまらない撮影チャンスです。

オススメの撮影タイムとしては、曲水の宴が終わった後に行列が社務所に戻るタイミングです。

このころは、ほとんどのカメラマンも帰っているので撮影がしやすいです。
最後に参宴者全員で集合写真も撮っています。

曲水の宴の行列について

曲水の宴の参宴者は昼の12時に太宰府天満宮の社務所を出発します。

行列の通るルートは、

社務所

参道

太鼓橋

御本殿

文書館

となっています。

実際に通るルートは、次の地図を参考にしてください。

行列をなしている順番は、
武者・神主・巫女・姫(5人ほど)・平安装束の人々・雅楽奏者
となっていて、十二単をまとったお姫様は5人ほど、そのうちの1人はミス福岡です。

行列が本殿に参拝する頃には、本殿前は大混雑が予想されるので注意してくださいね。

太鼓橋を渡る姫さまを横から写真におさめる、というのもとっても画になると思いますよ〜。

 

太宰府の曲水の宴の時間は?

太宰府天満宮で行われる「曲水の宴」は、毎年3月の第一日曜日に開催されます。

太宰府天満宮で行われる曲水の宴のスケジュールは次のとおりです。

12:00
行列が社務所を出発
13:00
修祓(しゅばつ)の儀
白拍子の舞
神楽舞「飛梅の舞」
13:30
参宴者入庭
盃の儀(和歌朗詠)
白拍子の舞
盃の儀(和歌朗詠)14:45
社務所へ参進

実際に曲水の宴が行われるのは、13:30〜14:45の1時間ちょっとの時間です。

曲水の宴は、曲水の庭の川上から流れてくる酒盃が自分の前を過ぎる前に和歌を作り、お酒をいただき、また酒盃を下流に流す、という流れるような雅な行事です。

参宴者は、一般公募の人やミス福岡、財界人など、普段は一般人なので、着なれない着物、作りなれない和歌などで一生懸命な表情が見られるのも、曲水の宴の醍醐味です。

曲水の宴の後も、太宰府天満宮では梅の木を鑑賞することができるのでこちらもぜひ楽しまれてくださいね。

 

まとめ

今回は、太宰府天満宮で開催される「曲水の宴」についてご紹介しました!

曲水の宴は、平安時代の雅な行事を再現したものなので、タイムスリップしたような不思議な感覚が楽しめるイベントです。

当日の太宰府天満宮周辺は、大混雑することが予想されるので、電車を利用するのがベストです。
観覧席は混雑しますが、満席でも15分ほど待てば空席が出るので少し待つゆとりを持つといいですね。

観覧席からは、梅の木々の合間から覗き見る感じになるので、写真を撮るのが難しいですが、行列を狙って写真を撮る方が綺麗な写真が撮りやすいです。

曲水の宴は、毎年3月の第一日曜日に開催されます!
12時から行列はスタート、13時半から曲水の宴は開始になります。

くれぐれも時間にはゆとりを持って、混雑覚悟で挑んでくださいね♪

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