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パスポート申請時に保険証しかない場合は?本人確認書類と必要なものは?

海外旅行に行きたーい!
と思っても、パスポートがなければ国外に出ることはできませんよね。

パスポートは世界各国で使える身分証になるので、申請時に必要な書類がすべてそろっていないと発行してもらえません。

そんなパスポートの申請にもやはり本人確認は当たり前のように行われます。

でも、運転免許証のように使い勝手の良い身分証を持っていないと本人確認書類をそろえるのも大変ですよね。

今回は、パスポートを申請したいけど保険証しかない場合はどうしたらいいのか?本人確認書類には何が使えるのか?パスポート申請時に必要な書類についてお伝えします!

海外旅行に向けて、第一歩を踏み出しましょう!

パスポートを申請するときに保険証しかない場合は?

では早速ですが、パスポートの申請をするのに保険証しかないときはどうしたらいいのでしょうか?

残念ながら、保険証のみでは身分証明書として不十分なので、パスポートの申請ができません。

つまり、保険証ともう1つ書類が必要になります。

もう1つの書類として使えるものは、

共済組合員証
後期高齢者医療被保険者証
国民年金証書(手帳)
印鑑登録証明書(登録した印鑑も一緒に)

などです。

他には、学生証や、会社の身分証(社員証)などが使えますが、顔写真付きのもののみ有効です。

詳しくは、外務省のこちらのページを参考にしてみてください。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/passport/pass_2.html

例えば、保険証と顔写真付きの社員証があれば、この2つで本人確認書類として使えます。
保険証と年金手帳という組み合わせでも大丈夫です。

どうしても手元に保険証しかない!という場合は、各都道府県のパスポート申請窓口に相談してみましょう。
外務省のこちらのページから、各都道府県のパスポート申請窓口が確認できます。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/passport/pass_6.html

 

パスポート申請時の本人確認書類は何が良い?

では、パスポート申請時に使える本人確認書類にはどんなものがあるのでしょうか?

運転免許証
マイナンバーカード(通知カード不可)
住民基本台帳カード

などは、それだけで本人確認書類になります。

ただし、運転免許証は住民票の住所と免許証に記載の住所が同じ場合に身分証として使うことができます。
住民票の住所と免許証に記載の住所が異なる場合は使えないので注意してくださいね。(免許証の住所は、各市区町村の警察署で住民票1通を持ち寄れば変更できます。)

顔写真と氏名、住所の記載があるものが本人確認書類としては有効になります。

一番手っ取り早いのは運転免許証ですが、普通自動車の運転免許を取るには時間もお金もかかりますよね。
ですが、原付か小型特殊の免許であれば、学科試験を受けて合格さえすれば、即日で免許証を受け取ることができます。(原付は実技教習あり)
運転免許証さえあれば、今後の本人確認書類で使用できるので、この際に取ってしまうというのも考えておいてもいいかもしれません。

また、運転免許証以外の本人確認書類としてマイナンバーカードや住民基本台帳カードがあります。

マイナンバーカードの発行は住民票のある役所での手続きとなりますが、1ヶ月近くかかることも多いようです。

ちなみに、マイナンバーカードを本人確認書類として使用するのはオススメできません。
これは、「マイナンバーを不用意に第三者に教えてはいけない」というルールがあるからです。マイナンバーは個人情報と紐づけて管理されているので、情報が漏洩してしまうと悪用されかねません。
マイナンバーカードは身分証として提示することはできても、自分のマイナンバーのコピーを取られたり、番号を控えられるようなことはしっかり断るようにしましょう。

住民基本台帳カードは、これまで運転免許証を持っていない人にとって各役所で発行できる有力な身分証明書でした。
今現在、住民基本台帳カードを持っている人は有効期限内であれば身分証として提示することが可能です。
しかし、マイナンバーカードの取り組みが実施されてから、住民基本台帳カードは発行ができなくなりました。
これから作ることはできないので注意してくださいね。

 

パスポート申請時に必要な書類は?

パスポートの申請には、次の書類を揃える必要があります。

・一般旅券発給申請書 1通
・戸籍謄本 or 抄本 1通
・写真(パスポート用:45mm×35mm)1葉
・本人確認書類(原本)※コピー不可

一般旅券発給申請書は、各パスポートセンターに置いてあります。
なので、実際には戸籍謄本(抄本)と写真、本人確認書類があればOKです。

戸籍謄本は戸籍にいる全員の名前が載っているもので、抄本は戸籍情報が必要な人のみ記載されているものです。
どちらでも構いませんが、私がパスポートを申請するときは戸籍謄本を持っていきました。

写真は、通常の履歴書用とは違うので注意が必要です。パスポート用の写真の方が一回り大きいサイズになります。
撮り忘れた場合でも、パスポートセンターの近くに写真屋さんもしくは証明写真が撮れる場所がある場合がほとんどです。

本人確認書類は、保険証しかない場合は、事前にパスポート申請窓口に電話で相談して、必要なものを指示してもらうのが一番スムーズな方法ですよ!

 

まとめ

今回は、パスポート申請に必要な本人確認書類についてお伝えしました!

パスポートは、世界各国で身分証として使えるものになるので、必要な書類も多く、申請してから発行されるまでにも少し時間がかかります。

本人確認書類は保険証のみでは不十分なので、保険証以外にもう1つ書類が必要になります。
一番身近なものでいくと、学生証や社員証(顔写真付きのもの)、年金手帳や印鑑登録証、などになりますね。

運転免許証・マイナンバーカード・住民基本台帳カードなどは、それ1つで本人確認書類となるので、今のうちに取得しておいても損はないと思いますよ。
ただし、マイナンバーカードの取り扱いには注意が必要です。

戸籍謄本、抄本はどちらでも構いません。
写真は、パスポート用の決められたサイズがあるので注意してくださいね。

パスポートの発行が無事にできますように。
素敵な海外旅行が計画できるといいですね!

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