東京に旅行へ行くなら、江戸風情の残る下町「浅草」は観光したい場所ですよね!
そんな浅草で伝統的に続いているお祭りが「三社祭(さんじゃまつり)」です。
三社祭の浅草は混むっていうけどどのくらい混むのか、どんなお祭りで何を楽しめば良いのかを事前に知っておけば、観光スケジュールも立てやすくなりますよね!
というわけで、浅草の三社祭について混雑具合や日程、楽しみ方をまとめて見ました!
旅の計画にお役立てください♪
浅草の三社祭の混雑具合は?
三社祭は金土日と3日間にわたるお祭りですが、その人出は3日間で約180万人とも言われているビッグイベントです。
そのため、この3日間の浅草はものすごい人で賑わいます。
特に盛り上がるのが最終日の3日目。
この日は、浅草神社の大きなお神輿3基が神社を出て浅草の各町会を渡御します。三社祭のメインイベントでもあるので、この日が一番混雑具合がひどく、この日だけで約100万人近い人で浅草の町中が溢れかえります。
三社祭をメインに観光するならこの日が一番見応えのある日になります。
特に今年は、元号が変わって初めての三社祭なのでそれだけで参加する人たち(お神輿を担ぐ人たち)の気分もテンションも上がっていると思うので熱く盛り上がることが予想されます。この日に浅草観光を考えるのであれば、それなりの覚悟が必要です。
↓参考までに去年の三社祭の様子です。
#三社祭 の最終日です。#浅草神社 を出る「#宮出し」の後、#浅草寺 の境内で威勢良く神輿を担ぐ人たち(20日午前、東京都台東区で 川崎公太撮影) pic.twitter.com/cOr5d57Ouq
— 読売新聞写真部 (@tshashin) 2018年5月20日
初日の金曜日は例えるなら前菜のようなもので、お囃子屋台やびんざさら舞などの演舞があります。この日はお神輿が町を練り歩くことはないので、比較的混雑は少なめです。
なので、浅草の町並みを楽しみながらお祭りの雰囲気を感じる程度で良いのであれば、この日がオススメですね。
お祭りの2日目からはお神輿が町を練り歩くので一気に人出が増えて混雑します。浅草の町のあちこちでお神輿が見られるので、「三社祭見てきた!」という実感が得られるのはこの日からですね。
三社祭行ってきたぞ〜という気分になりたいのであれば、この日が良いかもしれませんね。
三社祭 浅草の日程は?
2019年(令和元年)の三社祭の日程は次の通りです。
開催日:2019年(令和元年)5月17・18・19日
5月17日(金) | |
午後1時 | 大行列 ※雨天中止 |
午後2時20分 | びんざさら舞奉納(社殿) |
午後3時 | びんざさら舞奉納(神楽殿) |
午後3時30分 | 各町神輿御霊入れの儀 |
5月18日(土) | |
午前10時 | 例大祭式典 |
正午 | 町内神輿連合渡御 |
午後4時 | 奉納舞踊(神楽殿) |
午後5時 | 巫女舞奉奏(神楽殿) |
5月19日(日) | |
午前6時〜 | 宮出し〜本社神輿各町渡御〜宮入り |
午後2時 | 巫女舞奉奏(神楽殿) |
午後3時 | 奉納舞踊(神楽殿) |
午後4時 | 太鼓奉演(境内) |
午前11時〜午後6時 | 雷門通りから馬車通りにてお祭り広場 ※交通規制あり |
宮入り後(午後8時頃) | 本社神輿御霊返しの儀 |
今年は新しい元号になって初めての三社祭なので盛り上がりそうですね!
浅草の三社祭の楽しみ方は?
三社祭のメインイベントは何と言っても最終日の本社神輿の宮出しから各町渡御、そして宮入りまでです。
江戸風情の残る浅草の町並みをお神輿が左右上下に激しく揺さぶられながら勇ましく練り歩きます。
午前6時頃に宮出しで神社を出たお神輿は、宮入りの午後8時ごろまで浅草の町中で見られます。
それぞれのお神輿が何時にどこのルートを通るのかは、浅草神社のWebサイトから順路の朱引図(しゅびきず)というものがダウンロードできるので、参考にしてみてください。
また、お神輿を担ぐ人やお祭りに参加する人はそれぞれ半纏(はんてん)を身につけています。
この半纏も浅草の各町によって色や柄が統一されていてオリジナリティがあるので、そういうところをチェックするのも楽しいですよ。
三社祭ではお神輿を担ぐことができる人は決まっていて、飛び込み参加ということはできません。
観光で訪れるということは、お神輿を担ぐことはできないので基本的に見て楽しむ、感じて楽しむということになります。お神輿や参加する人たちの様子を見て、その勇ましさやお祭りの雰囲気を楽しむのが一般的です。
最終日はものすごい混雑になるので、体力に自信がない人や子供連れ、お年寄りにはあまりオススメできません。
浅草のお祭りの雰囲気を楽しみたいという程度であれば初日、お神輿を一目見たいのであれば2日目、ガッツリお祭りを目に焼き付けたいのであれば最終日という感じで、観光する日を決めてはいかがでしょうか。
余談ですが、三社祭の時は三社祭限定の御朱印があるそうです。期間限定ということで人気があり、列に並び始めてから2時間かかった…という人もいるようです。
御朱印が欲しい〜という方は、時間に余裕を持ってスケジュールを組んだ方が良さそうですね。
三社祭の限定御朱印をいただきに浅草神社へ。今年は書置きの見開き御朱印に割印を押印するタイプ。年々行列が長くなるので書置きの対応も仕方ないよね。浅草の街はお神輿の掛け声やお囃子が響き渡り、活気があって気持ちがアガる。本番は夜なんだろうけど一足先に退散。 pic.twitter.com/izaYRkbluV
— 伊織 (@iori_platinum) 2018年5月20日
まとめ
浅草で毎年開催されている初夏のお祭り「三社祭」。
活気溢れる浅草を体感できるお祭りだけあって、外国人観光客からも人気のあるお祭りです。
その人出は3日間で約180万人と、ものすごい混雑が予想されます。
初日は混雑具合がゆるいので、ふらっと立ち寄る程度であれば初日がいいでしょう。ただし、2日目以降がこのお祭りの本番といっても過言ではないので、三社祭ならではの雰囲気を楽しみたいのであれば2日目以降が良いですね。
お祭り期間中は浅草駅周辺は混雑するので、時間にゆとりを持ったスケジュールを立てることをオススメします!
楽しい旅行になりますように。