旅の宿をお探しですか？
探し始めたはいいけど、旅館とホテルってどっちがいいんだろう？って悩みますよね( ´Д`)
旅館とホテルの違いが分かれば、宿選びも候補がグッと絞れて、旅行プランも立てやすくなりますよ♪
旅行プランを大きく左右する宿選び…。
ここで、旅館とホテルの違いやそれぞれのメリット・デメリットを確認して、旅行を満足いく最高の思い出にするにはどっちがいいかを考えてみましょう( ´∀｀)
もくじ
旅館とホテルの違いは？定義と特徴！
旅館とホテル。
どちらも夜を過ごす旅のお宿であることには違いありません。
では、どんな違いがあるのでしょう？
それぞれの定義と特徴から違いをみていきましょう！
定義
旅館業法では、旅館とホテル、それぞれ次の条件が指定されています。
◆旅館
・和室のお部屋数が5室以上
・1部屋あたりの広さが7平方メートル以上
◆ホテル
・洋室のお部屋数が10室以上
・1部屋あたりの広さが9平方メートル以上
ちなみにこの条件が揃わない宿泊施設は民宿、ペンションと呼ばれます。
こうやって定義を見ると、部屋数が多く、1部屋あたりの広さが広いのはホテルのようですね( ´∀｀)
特徴
それではそれぞれの特徴を見てみましょう！
◆旅館
・客室：おもに和室
・寝具：布団やベッド
・宿泊スタイル：2名以上、基本的に一泊二食付き
◆ホテル
・客室：おもに洋室
・寝具：ベッド
・宿泊スタイル：1名以上、基本的に朝食付き
和室＝旅館
洋室＝ホテル
という認識でまずは間違いありません。
旅館とホテルはこれらの特徴の他に、宿泊者との関わり方に違いがあります。
旅館は、「何も言わなくても部屋に入ればお茶を入れてくれたり、布団を敷いてくれる」という上げ膳据え膳の日本的なおもてなしが基本のスタイル、
ホテルは、「顧客の要求に応えることに万全をつくす」違う言い方をすると、権利を主張しない限り、サービスを受けられない西洋の文化が基本のスタイルです。
宿泊者に対して最善のサービスを尽くそうとする旅館に対して、宿泊者のプライバシーを優先し必要なことがあれば申し付けてくれ、というのがホテルですね。
旅館とホテルのメリット・デメリット
それでは、それぞれのメリットとデメリットをみていきましょう〜！
◆旅館のメリット・デメリット
メリット
・お風呂が充実している（温泉や露天風呂など）
・基本的に食事付きで、夕食の手配で困ることがない
・部屋食がOKなところも多く、仲居さんがすべて配膳してくれる
デメリット
・宿泊する部屋に仲居さんが出入りすることが多い
・旅館スタッフと接する機会が多い
・夜間の外出ができないことも…
◆ホテルのメリット・デメリット
メリット
・客室のプライバシーが保たれている
・好きな時間に好きな食事がとれる
・建物が防音効果がある造りになっていることが多い
デメリット
・基本的にスタッフは何もしてくれない（要望を伝える必要がある）
・夕飯は自分で調達しなければならない
・基本的にホテル内は土足利用
旅館とホテルでの大きな違いは、旅館は宿に入るときに靴を脱ぎ、靴下や裸足で過ごすのに対して、ホテルでは基本的に土足であること。普段、日本で生活していると室内では靴を脱ぐことが多いので、それと同じ仕様になっている旅館はくつろぎやすい状態にであると言えますね。
また、旅館ではおもてなしの考え方が強いので身の回りのお世話を仲居さんが率先してやってくれますが、ホテルでは何か必要なことがあれば申し立ててサービスを受けるというふうになります。
あまり他人に干渉されたくない、という人の場合はホテルの方が良さそうですね( ´∀｀)
旅館とホテル、どっちがいいの？
これは、どんな旅行をしたいかで選び分けることをオススメします！
私が実際に旅行プランを考えてみました*\(^o^)/*
◆プラン1：1歳のお子さんと行く家族3人旅行☆
日中に動物園で楽しんだあと、夜は温泉でのんびりしたい、お風呂も食事も楽しみたい！
→旅館がオススメ！
日中子供と遊んでクタクタ…。
料理の準備などのめんどくさいことは、仲居さんにおまかせ！
和室なので、寝るときにベッドから赤ちゃんが落ちる心配などがない。
家族風呂のあるお部屋を選べば気兼ねなくお風呂も楽しめます♪
◆プラン2：仲良い同級生と4人でUSJと大阪観光☆
夕方から移動して夜はお好み焼きと串カツ、たこ焼きと食べ歩きたい！次の日は朝からUSJへ〜！
→ホテルがオススメ！
夕飯を外で自由に食べ歩きができて、宿は寝るためだけで充分！
夜は何時に宿に帰っても大丈夫なのが気楽でいいし、コンビニでお酒を買って部屋で晩酌もできちゃう◎
テーマパークの入場券付きのプランがあるところも！
旅館かホテルか悩んだら、宿泊施設に何を求めるかをチェックしてみましょう！
おもてなしを期待するなら旅館、あまり干渉されたくなければホテル。
美味しいご飯を部屋でゆっくり食べたいなら旅館、外出して何軒かご飯屋さんを回って食べ歩きするならホテル。
お風呂で日頃の疲れを癒したいなら旅館、レジャーで日頃のストレスを発散するならホテル。
こんな感じで考えてみると、どちらがいいか決められそうですね( ´∀｀)
まとめ
旅館とホテルの主な違いは、日本のおもてなしスタイルかプライバシー優先の西洋スタイル。
旅の目的に合わせて宿泊施設を決めるのが最善です！
ゆっくりのんびり癒しの旅か、積極的に体を動かしてストレス発散の旅にするかなど、一緒に旅行をする人と考えてみてもいいかもしれないですね♪
旅行には欠かせない宿泊施設。
あー！こんなはずじゃなかったのに！
なんてことにならないように、旅のイメージをすることも大事ですよ( ´∀｀)
よい旅を〜☆