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旅館でのマナー 心づけは必要?食事や部屋着、温泉では?

入り口で迎える仲居さんのイラスト

旅館に泊まることになってウキウキ♪

でも、旅館っていろんなマナーがありそうでちょっと心配…

なんて思っていませんか?

ゆっくりするために旅館を選んだはずなのに、気遣いばかりしていたらくつろげないですよね(´Д` )

旅館では身の回りのお世話を仲居さんがしてくれます。仲居さんと上手くコミニュケーションをとって、快適に過ごしましょう!

今回は、心づけって必要?や食事、部屋着に関する疑問、温泉でのマナーについてお伝えします( ´∀`)

旅館でのマナー 心づけ(チップ)は必要?

旅館でのマナーを調べたときに、よく耳にする「心づけ」。

これって必ず渡した方がいいのでしょうか?

実は、旅館での宿泊代には食事代だけではなく、すでにサービス料も含まれているので、基本的には心づけを渡す必要はありません!

ですが、次のような場合は、心づけを渡した方が良いでしょう。

心づけを渡した方が良い場合

・赤ちゃんやご年配など介助が必要な場合
・大人数での団体の場合
・いい部屋が空き次第、移らせてもらうなど特別な待遇を望む場合

通常よりも仲居さんに手間をかけてしまう場合は、「よろしくお願いします」という一言ともに心づけを渡すのが理想的ですね。

金額の目安・お金の包み方

実際に心づけを渡す場合、いくらくらいがいいのでしょうか?

一般的なのは、2〜3千円程度
宿泊代にサービス料も含まれているのが基本なので、手間賃として高すぎない金額でオッケーです。
金額よりも心を込めましょう( ´∀`)

そして、お金の包み方ですが、基本はポチ袋に入れて名前を書くようにします。
ポチ袋がない場合は、白紙のメモ用紙で挟んで渡すようにしましょう。
ティッシュで包む、お金をそのまま渡すのはマナー違反になります。

心づけを渡すタイミング

そして気になるのが、渡すタイミングですよね。

心づけは、「これからお手間をおかけするのでよろしくね」という気持ちでお渡しするものなので、早い段階で渡すのが基本です。
部屋に通されて仲居さんの説明が終わったときに「この部屋の担当の方ですか?」などを確認して「よろしくお願いします」と一言添えてお渡ししましょう。
このタイミングを逃してしまった場合は、食後、仲居さんがお膳を下げるときに、おひつの横に挟んでおくとスマートですよ( ´∀`)

 

旅館での食事、部屋着のマナーは?

旅館では、仲居さんが身の回りの世話をしてくれますが、1番接する機会が多いのがお食事の時ですよね。

食事のマナーについて一問一答形式で見ていきましょう!

食事のマナー

Q.食事のタイミングは?

A.仲居さんに聞かれたら希望の時間を伝えます。
部屋に通されて説明があるときに、夕食の時間を聞かれると思います。このときに、仲居さんに希望の時間を伝えましょう。旅館によって夕食は○時から○時の間、と決められていることもあるので、確認してみてください!

Q.食事をしたあとは、自分で片付けるの?

A.基本的に食事の準備から後片付けまで、仲居さんに任せてオッケー!
上げ膳下げ膳の日本的なおもてなしが旅館の特徴です。くつろぐために旅館に来たのだから、仲居さんに甘えてしまって大丈夫ですよ( ´∀`)

Q.食事の写真は撮ってもいい?

A.仲居さんに許可をもらおう!
基本的に断られることはないと思いますが、「美味しそうなお料理なので写真として残してもいいですか?」など一言あると印象も良くなりますよ!

Q.食べる順番は?

A.来た順に食べる、が基本。
フルコースのように一品ずつ出てくる場合は、来た順に食べるのが基本です。そもそも、順を追って出てくるのは、その順番に食べて欲しいという作り手の意図もあります。温かいものは温かいうちに、という旅館側の気遣いですね( ´∀`)
一度に何品も出てくるようであれば、ご自身のお好みでいただきましょう!

Q.酒類の持ち込みはオッケー?

A.旅館に必ず事前確認をして!
昔ながらの旅館であれば、断られることもあります。近年では持ち込み可のところも増えて来ましたが、持ち込んだものはゴミになったものも含めて持ち帰るのがマナーです。

部屋でくつろぐ場合の部屋着はどうした方が良いのでしょうか?
こちらも一問一答形式でお伝えしますね♪

部屋着のマナー

Q.旅館の浴衣じゃなくて、ジャージを持ち込みたい

A.問題なし!
旅館に浴衣は準備されていますが、使うか使わないかは宿泊客の自由です。

Q.浴衣の下に下着は着るもの?

A.基本はパンツ(ショーツ)のみ。
女性で浴衣がはだけるのが気になる人はキャミソール着用が良いかもしれません。ブラカップ付きのキャミソールが便利ですよ!

Q.浴衣のまま寝ていいの?

A.問題なし!
旅館で準備される浴衣は「温泉浴衣」とも呼ばれる簡易的な浴衣です。盆踊りや夏祭りで着用されるものとは違い、誰でも着やすい寝間着として使える作りになっています。

旅館では浴衣が準備されていることが普通ですが、無理して着なくても大丈夫です。くつろぎやすい格好でくつろぎましょう♪

 

旅館での温泉利用のマナーは?

旅館での楽しみといえば、温泉ですよね!

ただ、温泉は自分以外の多くの人が利用する施設。
せっかくの楽しみを他の人のせいで台無しにされたくないのは、誰でも一緒です。
最低限のマナーを覚えておきましょう!

温泉、お風呂でのマナー

カメラは持ち込まない
→脱衣所での携帯電話のカメラ使用も控えましょう。

・赤ちゃんならいいが、物心ついた異性の子供との入浴は避ける
→親からしたら普通でも、他人からすると恥ずかしいもの。子供にとっても恥ずかしいかもしれません。

・しぶきに注意する
→意外と飛び散るのが体を洗い流す時のしぶき。気にしすぎる必要はありませんが、近くに人がいる場合は控えめに。

・シャワーは使ったらお湯に戻す
・使用後の桶や椅子は元の位置に
→次に利用する人のことを考えましょう。

湯舟に入る前に体を洗う
→汗を流してから入浴しましょう。湯舟は最も多くの人が一度に利用する場所です。

・タオルや髪の毛はお湯につからないようにする
→ハンドタオルやゴムなどでまとめるようにしましょう。

濡れたまま脱衣所に行かない
→濡れたままで脱衣所に行くと床が濡れて他の利用客に迷惑をかける場合が。滑って転ぶ原因にもなるので、よく拭いてから脱衣所に戻りましょう。

声のボリュームに気をつける
→他の利用客はあなたの話に興味なし!旅行を楽しむのは大事ですが、他の人にとっては雑音になりかねませんよ〜( ´∀`)

ここまで、公共の温泉利用について解説しましたが、赤ちゃんがいる場合などは、他人に気を使わなくても良い家族風呂がある施設を利用するのがオススメです!

 

まとめ

今回は旅館での基本的なマナーについてお伝えしました。

旅館の1番の特徴は、仲居さんがあれこれお世話をしてくれることです。仲居さんとコミニュケーションをとって、お食事は楽しみましょう!

食事に限らず、仲居さんからサービスを受けたら一言お礼を言うようにすると、印象も良く仲居さんもより良い接客をしてくれると思います。
温泉では、他人にされて嫌なことは自分もしないということを心がけるといいかもしれませんね(´∀`)

以上、旅館利用の基本のマナーでした。

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