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浴衣の選び方 サイズは身長と袖の長さに注意!長く使えるものは?

ピンクの浴衣を着る女の子のイラスト

夏が近づくとお祭りや花火大会が増えますね( ´∀`)

せっかくなら、浴衣を着て優雅でお洒落にお出かけしたいですよね!お祭り会場でも浴衣を着ている人を見ると素敵だな〜と思います。

でも、浴衣選びって難しくないですか?
浴衣だけでも色々な色や柄があって、帯も合わせると組み合わせは本当に無限と言っていいくらい存在します。
近代では日常的に浴衣を着ることがなくなってしまったので、浴衣を着る日は限られてきますよね。
そんなに毎年買い換えるわけにもいかないと思うので、長く使える浴衣を選びたいものです。

今回は、あなたの浴衣選びのヒントになるように、浴衣の選び方をお伝えします!

 

浴衣の選び方 サイズは身長と袖の長さがポイント!

まずは、自分に合う浴衣のサイズを知りましょう!

浴衣のサイズは、既製品のものであればほぼフリーサイズになっているかと思いますが、着目点が2つあります。

身丈(みたけ)裄丈(ゆきたけ)です。

身丈というのは、浴衣の縦の長さのことです。

この縦の長さが自分の身長と同じくらいのものが理想とされています。もしくは、自分の身長+10cmくらいでも構いません。

自分の身長よりも長いものを選ぶ、というのは洋服にはない考えですが、浴衣は言ってしまえば全身を覆うワンピースのようなものです。

また、女性の場合は特におはしょりと言って、帯の下に見えている折り返しを作るので、その分長さが必要になります。

身長の高い人は、既製品のフリーサイズだとこのおはしょりが短くなってしまう、またはおはしょりが作れない場合がありますが、これはなんら問題ありません。
おはしょりなしの浴衣の着方もあるぐらいなので、気にしないで全然オッケーです( ´∀`)

逆に身長の低い人は注意が必要です。
おはしょりとして処理する部分が長くなってしまうと、すこしみっともなく、もったりとした着方になってしまうからです。
既製品のフリーサイズで長すぎる場合は、この身丈をつめて自分に合うように短くしてしまった方がいいでしょう。

そして、身丈と同様に気になるのが裄丈(ゆきたけ)。

これは、背中の真ん中から袖の端までの長さです。
浴衣はこの部分の調整ができません。
あまり手が隠れてしまうほど長いと不便ですし、短すぎて手首がニョキッと出てしまうと格好が悪い部分になってしまいます。

身長が高い、または低い人は、一度自分の裄丈を測って覚えておくと、選ぶときの基準として役立つかと思います。

◆裄丈の測り方
メジャーと測ってくれる人が必要です。
(1)片腕を地面と水平になるように伸ばします。
(2)首のグリグリから手首のくるぶしまでの長さを測ります。

サイズについては、身丈と裄丈に気をつけてくださいね♪

 

浴衣の選び方 長く使えるものは?

長く着続けられる浴衣ってどんなものでしょう?

第一に考えるのは、自分の好みで良いと思います。
似合うか似合わないかよりも、自分が気にいるか気に入らないか、です。

人は、お気に入りのものを大切にします。

長く使うためには、お気に入りの浴衣を手に入れる必要があるんです。

個人的にはこれが最も重要だと思ってます。

そして、お気に入りの浴衣が決まったら、10年後に着ている自分を想像します。
想像しにくい場合は、自分のお母さんが着ているのをイメージしてもいいかもしれません。

長く着る、というのはそういうことです。

長く使える浴衣を選ぶコツとしては、流行り物を買わないことです。

 

浴衣選びに迷ったら…

まだ日本人が和服を着ていた時代、浴衣は夏場の湯上がりに夕方から着用するための普段着でした。今となっては特別な日に着るようなものですが、昔の人はそれこそ今で言うTシャツに短パンというカジュアルなスタイルと同じように着ていたんですね。

浴衣は、よそ行きの服ではありません。

軽くサラッと、夏の夜に涼しく見えるものが好ましいとされていたんです。

というわけで、昔の人からはとりわけ白地か紺地の浴衣が人気がありました。
理由は、ゆかたは夕方から着用するものなので、夜目または薄暗がりに映える色が良いということです。

また、浴衣は屋外で着用するので、柄が小柄よりは大柄のものが映えるという理由で大柄のものが好まれました。

これらのことから、昔からずっと親しまれてきた浴衣は、白地または紺地の大柄のものです。
その中でも特に、紺地に大柄の古典柄が白抜きされたものは涼しげに見え、帯の色も合うものが多いので人気でした。

もし、浴衣選びで悩んだら、
紺地に大柄の古典柄が白抜きされたものを選ぶと間違いないと思います。

紺地でしたら、派手すぎず何歳になっても着られそうですよね( ´∀`)

 

まとめ

今回は、浴衣の選び方についてまとめてみました。

・サイズは身丈と裄丈に気をつける。
・似合うかどうかよりもまずはお気に入りを。
・10年後の自分が着ているかを想像する。
・迷ったら、紺地に大柄の古典柄が白抜きされたものを。

いかがでしたか?

あなたの浴衣選びのヒントになれていれば、幸いです( ´∀`)

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