夏のお祭りシーズン、女の子は浴衣で可愛く過ごしたいですよね♪
でも、浴衣は普段着慣れない分、どう過ごしたら良いか、着崩れしたりしないかが不安ですよね?
特に、彼氏とのデートのときに着くずれてしまったら大変!
楽しい思い出のはずが、恥ずかしい思い出になってしまうことも…。
そんな困ったことにならないために、今回は浴衣を着ているときの注意点と着崩れしてしまったときの対処法、浴衣を着る時に着崩れを防止するコツをお伝えしちゃいます( ´∀`)
彼氏の前で、友人の前で恥をかかないためにも要チェックです☆
もくじ
浴衣を着ているときの注意点は?着崩れしないために
浴衣を着ることが決まって、浴衣の準備もできた!
っていう段階になるとウキウキワクワクですよね♪
でも、浴衣って普段着慣れない分、動きづらいし大変ですよね(;´Д`)
動いている間にいつの間にか着くずれてしまう…なんてことも。
まずは、着くずれしないためにも、浴衣を着ているときの動き方に気をつけましょう!
どんなところに気をつけたら良いの?というあなたのために、注意点をまとめてみましたよ♪
◆着ている時の注意点
・風が吹いてきたり、階段をおりるときは右手で衿下を押さえる
・階段を上るときは前の裾が上がるように持ち上げる
・座っていると膝のあたりがくずれるので、衿下をひっぱって整える
・手をのばすときは、伸ばす手と反対の手で袖を押さえる
・車に乗るときは足から乗らない!
→お尻を座席に置いてから両足を揃えて車内へ
・車を降りるときは、両足を揃えて車外に出してから座席を離れる
◆歩くときの注意点
・いつもよりも小幅で、内股気味に歩く
・元気に大幅に歩くと裾が乱れる
・足を開いて立ったり歩いたりはしない
・歩きなれない下駄は履きづらいけど、足に力を入れなければ自然と歩ける
浴衣を着ると気持ち的にもテンションがあがって、ついつい大胆なこともしたくなるかもしれませんが、そこはグッと我慢です。
浴衣は動きが激しいと必ずくずれます!
さらっと着こなして、優雅な振る舞いを心がけると、浴衣を着ているあなたを更に美しく見せてくれますよ!
浴衣が着崩れてしまったときの対処法は?
どんなに立ち振舞に気をつけていても、長時間着ていたり、人混みが多いところで無理な体制になったりすると着崩れてしまうこともあります。
そんなときは、大きく着崩れてしまう前にちょこちょここまめに直すのがポイントです。
そこで、着崩れしたときの直し方をお伝えしますね。
◆衿が開いてしまったら…
胸元が開いちゃってちょっとセクシー…?
なんて馬鹿みたいなことを思ってはいけません!
周りの人からすると、目のやり場に困ってしまい、おまけにみっともないので不快感を与えてしまうだけです。
衿が開いてしまったときの対処法
・下衿は身八つ口から手を入れて引っぱる
・上衿も引っぱり衿元を整える
・おはしょりの下の部分を引っ張って余分なゆるみを整える
◆裾が乱れてしまったら…
裾は特に大股で歩いてしまったり、走ったりすると着崩れしやすい箇所です。
裾の乱れは、お手洗いに立った時に両前を引っ張って整えます。くずれたと思ったら、なるべくこまめに直しておきましょう。
裾が乱れてしまったときの対処法
・下前を引っ張って体に巻き直す
・上前を引っ張っておはしょりの下を整える
・おはしょりの内側を整える
◆背中の着くずれ
地べたにかがんで座ったりすると意外と崩れやすいのが背中です。
花火大会では座って花火を見ることも多いと思うので、覚えておきたいですね!
背中の着崩れの対処法
・背中のおはしょりの部分を下に向かっって引っ張る
直す時に、帯まで一緒に引っ張らないように気をつけてくださいね!
◆お尻の着くずれ
かかとの裾が長くなってきたらお尻部分の着崩れのサインです!
お尻の部分の着くずれって自分では気づきにくいんですけど、後ろ姿に大きく影響します。後ろ姿も美人に慣れるように気をつけたいところですね!
お尻の部分の着崩れの対処法
・後ろの部分のおはしょりをめくって持ち上げる
・ゆるんで下がってしまった浴衣の生地を紐の上の方へと引っ張って持ち上げる
※おはしょりを作る時に使う最初の紐
・後ろのおはしょりを整える
浴衣の生地を紐の内側に巻き込むようなイメージですね。紐で留めたところから生地が下がってきてしまっているので、グッと持ち上げましょう!
浴衣の着崩れを防止するための着付けのコツ
浴衣は着付けの時に、着崩れ防止をすることができます。
次の3点に気をつけて着付けをすると、着崩れしにくくなるのでオススメです!
浴衣を着るときの3つのコツ
・和装下着をつける
洋服用のブラジャーはワイヤーが入っているので着崩れの原因になりやすいです。
・浴衣の下にタオルを巻いて補正する
ウエストのくびれをなくして寸胴にすることが浴衣を美しく着崩れないように着られます。
・伊達締め、コーリンベルト、帯板を使う
着付けの時に使う道具です。伊達締めは、おはしょりを整えた後に衿もとが広がらないように使います。コーリンベルトも同様です。帯板は帯にシワがよらないように使うものです。
→こちらの記事どうぞ♪(浴衣の着付けに必要なものは?)
浴衣は着付けがしっかりしていれば、より着崩れしにくくなります。着崩れせずに、長時間楽しむためにも着付けの段階から気をつけたいものですね。
まとめ
今回は、浴衣を着ている時の注意点と着崩れした時の対処法、着る時のコツを紹介しました!
浴衣を着るときは、歩幅は狭く、内股気味に歩くと見た目にも可愛らしく、着崩れ防止にもなります。せっかく綺麗に着飾っていても、振る舞いが雑だと周りに不快感を与えてしまうこともありますから、気をつけましょう!
お祭りや花火大会に一緒に行く人に、「浴衣だから少しゆっくりめに歩くね」など、一言があると気を使ってもらえると思いますよ( ´∀`)
夏の夜を優雅に楽しく、良い思い出にしましょうね!
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