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浴衣にシミができた時の応急処置は?洗濯方法としまい方もチェック!

お祭りって楽しいので、ついついはしゃいじゃったりするんですよね。

出店で焼き鳥、たこ焼き、焼きそば…美味しいものもたくさん!お酒やジュースもたくさんありますね(´∀`)

でも、食べこぼしや飲みこぼしで浴衣にシミができてしまうときってありませんか(*_*)?

せっかくの綺麗な浴衣が台無し!
なんてことになる前に、応急処置の方法をチェックしておきましょう!
お家に帰ってからの洗濯方法、しまい方もご紹介いたします!

浴衣にシミがついたときの応急処置は?

シミはできるだけその場で、早めに対処しましょう!

◆食べこぼしなどのシミの場合
もし汚れてしまったら、乾いたハンカチを汚した部分の下に入れ、その上から濡らしたタオルで叩きます。
こすらずに、トントンと叩くようにするのがポイントです。

◆泥はねした場合
泥はねの場合、泥が乾いてから手で揉んでとります。

どちらもその場でできる応急処置です。
シミに対しては早めに対処するのが、後にひびかないための秘訣です。
後からにしよう〜とすると落ちないこともあるので気づいたらなるべく早く応急処置だけでもしておきましょう!

 

浴衣を着た後の洗濯方法・帯の手入れは?

浴衣でひとしきり楽しんだ後は、今後も綺麗な浴衣を着続けるためにキチンとお手入れをしましょう!

◆浴衣を脱いだら…
浴衣を着た後は、和装ハンガーにかけて風通しの良い場所に干して湿気を取ります。脱いですぐに干しておけば、夜露がニオイを取ってくれますし、型崩れも防げます。
翌日、汚れが目立たない程度であれば、そのまままた着られます。汚れが目立つのであれば洗濯しましょう。

◆洗濯前に…
シミの部分は直接洗剤をつけて、もみ洗いをしておきます。
強く揉みすぎると、浴衣の生地が痛みます。あまりにシミがしつこいようならクリーニングへ持っていきましょう!

シミの対処をしてから、全体の洗濯をします。

浴衣の洗濯方法

手洗いをするのが一番ですが、ミシン縫いの浴衣であれば洗濯機で洗うこともできます。

◆洗濯機で洗う場合
1.浴衣をたたむ
2.たたんだ状態がくずれないように、ざっくり縫う
※縫うのが面倒くさければ、15cm間隔で洗濯バサミで留めておく
3.洗濯ネットに入れて、「手洗いコース」で中性洗剤(おしゃれ着用洗剤)を使って洗う
4.脱水は30秒〜1分弱にする
※脱水の時間が長いとシワになる

◆手洗いする場合
1.浴衣をたたむ
2.中性洗剤(おしゃれ着用洗剤)を少量入れた水に30分ほどつける
お湯は色落ちの原因になるので使わない
3.押し洗いする
4.水を取り替えて、しっかりすすぐ
5.浴衣をたたんだまま、洗濯ネットに入れて30秒〜1分弱脱水する
※脱水の時間が長いとシワになる

洗濯機、手洗い、どちらの場合も脱水時間は短くしましょう!

◆干し方
和装ハンガーにかけて手でシワを伸ばし乾かします。
※しっかりとシワを伸ばすのがポイント!
広いスペースがあれば、白い紙かシーツをしいてその上に広げて干しても良いです。こちらもシワにならないようになるべく綺麗に広げましょう。

◆仕上げ
乾いた後もシワがあるようであれば、霧吹きでシワ部分を少し湿らせてから、当て布をしてアイロンをかけます。
洗濯物が生乾きのうちに、アイロンをかけても良いでしょう。

帯のお手入れ方法

帯は基本的に洗う事が出来ません!
帯をとった後は、乾いたタオルなどで汗や汚れをとり、ハンガーにかけて陰干しし、湿気を取ります。
もしも、目立つようなシミがついてしまったらクリーニングに出すようにしましょう。

 

浴衣を着た後の浴衣・小物のしまい方

夏のシーズンが終わった時の、浴衣本体と帯や下駄などの小物のしまい方も覚えておきましょう!

◆浴衣のしまい方
きちんとお手入れや洗濯をしていたつもりでも、気づかない場所にシミができていたりするものです。
なので、シーズンの終わりには出来ればクリーニングに出しましょう!出す前に、シミや汚れをチェックして、お店の人に伝えます。
戻って来たら、そのまましまわず、ビニール袋をかならずとって、浴衣に風通しをします。クリーニングの後ってホカホカしていますからね、湿気も含まれてしまいます。湿気を取るために風通しをしてからたたみましょう。あとは、たとう紙または風呂敷で包んで、湿気の無い平らな所で収納しましょう。

◆帯のしまい方
浴衣本体と同様に、一度クリーニングに出しておきましょう。
戻ってきたら、適当な大きさにたたむか、巻いて収納します。

◆下駄のしまい方
下駄はきつくしぼった雑巾で拭いて、その後乾拭きします。足の裏の脂や汗がほこりと一緒になって、黒い汚れになりやすいので、必ず拭くようにしましょう。
風通しの良い場所に置いて下駄の湿気をとり、箱があれば乾燥剤を入れて下駄をしまいます。

 

※浴衣と帯と浴衣小物類は同じ場所に保管するようにすると、来年着るときにまとめて取り出せますよ!

 

まとめ

いかがでしたか?

1年間に浴衣を着る日はそう何日もありません。

だからこそ、浴衣を毎年買い替えるのではなく、綺麗に使ってお手入れをして長く使いたいですね( ´∀`)

今回のポイントは、
シミは早めに応急処置をする、
浴衣も帯も湿気をよく取る、シワを伸ばす、

というところです。

また来年も綺麗な浴衣が着れるように、きちんとお手入れしましょう( ^ω^ )

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