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自由研究のまとめ方のコツ!まとめは何に書く?一番大事なことは?

顕微鏡でスケッチをする男の子のイラスト

自由研究をしたはいいけど、どうやってまとめたらいいかわからない!
これじゃ宿題が終わらない!

と嘆いてる人はいませんか〜?

自由研究のまとめってめんどくさいですよね(*_*)

でも、このまとめが上手いと先生からの評価はグッと上がること間違いなしです!

今回は、自由研究のまとめ方について、コツや何にまとめるか、重要なポイントなどをご紹介します!

自由研究のまとめ方のコツ!

誰が見てもわかりやすいようにまとめるコツをお伝えします。

自由研究のまとめをわかりやすいものにするためのコツは、自由研究の内容を項目ごとにわけて書くということです。

例えば、「ピーマンとパプリカの違いについて観察した」という内容をまとめるとします。

まとめ方の悪い例としては、

「ピーマンとパプリカの違いについて観察しました。ピーマンは緑色ですが、パプリカにはいろんな色がありました。パプリカの方が肉厚で大きかったです。ピーマンは薄いように感じました。ピーマンとパプリカではピーマンの方が苦く、パプリカには甘みがありました。ピーマンとパプリカは形は似ているけど、色や大きさ、味にも違いがあることがわかりました。」

このようにダラダラと書いてしまうことです。

自由研究の内容が誰からでもわかりやすいものにするためには、以下の項目に分けて書くことが重要です。

<自由研究のまとめの流れ>
(1)自由研究のテーマ・氏名(学年クラス)
(2)目的(調査しようと思った理由)
(3)使用したもの(材料・器具など)
(4)調査内容・実験内容
(5)結果
(6)結果から感じたこと(感想)

それでは、上記の流れにしたがって「ピーマンとパプリカの違いについて観察したこと」をまとめてみます。

(1)自由研究のテーマ・氏名
「ピーマンとパプリカの違いについて」山田花子 1年2組

(2)目的(調査しようと思った理由)
お母さんとお買い物に行った時に野菜売り場でピーマンとパプリカを見て、形は似ているけれど何が違うのかを調べたいと思った。

(3)使用したもの(材料・器具など)
・ピーマン
・パプリカ(黄)
・パプリカ(赤)
・包丁(ピーマン・パプリカを切るため)
・まな板
・スケッチブック
・色鉛筆

(4)調査内容・実験内容
・ピーマンとパプリカを切る前の全体の絵を書いて観察した。(書いた絵を貼る)
・ピーマンとパプリカを…

(実際に行ったことを書く。絵や写真があれば載せる。)

(5)結果
・ピーマンの色は緑、パプリカは黄色や赤
・ピーマンは肉薄、パプリカは肉厚
・ピーマンの味は苦みが強い、パプリカは甘みがある
※表にまとめても良い

(6)結果から感じたこと(感想)
形は似ていても、色や中身、味に違いがあることがわかって面白かった。
絵を書くのが難しかった。
包丁を使うときはこんなことに気をつけなければいけないと思った。
次は別のものも観察してみたい。など感想を書く。

このように項目に分けて書くことで、何を研究したのか、どのようにして調査したのか、結果はどうだったか、何がわかったかなどが、他人から見ても理解しやすく整理できます。

先に書いた悪い例よりも圧倒的に読みやすく、理解しやすいまとめ方になります。

 

自由研究のまとめは何に書く?

まとめ方はわかったかと思いますが、何にまとめを書いたらいいかで悩むことも多いと思います。

まとめ方としては、模造紙(大きな紙)1枚にまとめる方法、ルーズリーフやレポート用紙に書いてノートのように綴じる方法などがあります。

オススメは、ルーズリーフやレポート用紙にノート形式でまとめる方法です。

模造紙に書く方法は、完成した時の見た目が良く、大きさもあるので目を引きますが、その分手間がかかります。
限られたスペースに、各項目をおさめなければならないので、スペースを分割するのにもセンスが必要です。
また、一度下書きをしてその上からサインペンでなぞる工程も手間だと言えるでしょう。

それに対して、ルーズリーフなどを使ってノート形式にまとめる方法は、一見地味ではありますが、手頃な大きさなので扱いやすく、書き直したり追記したりするのが簡単です。
まとめるときに、各項目ごとにページ分けをするのもポイントです。項目でページ分けをすることで見た目的にも話の切り替わりがわかりやすく、書き直すのが楽になります。

学校でまとめ方に決まりがない場合は、ノート形式でまとめるのがオススメです!

 

自由研究のまとめで一番大事なこと!

自由研究をまとめる上で、一番大事なことは、最後の項目である感想です。

なぜなら、この部分が一番オリジナリティがでる部分だからです。

AさんとBさんが全く同じテーマで自由研究に取り組んだとしても、感想の部分だけは必ず違いが出ます。

自由研究を通して、何を感じて何を学んだか、最初に予想した答えと比べて気づいたことは何か、など、成長が見えるのもこの部分です。
そもそも自由研究をすることに意味があるのではなく、研究を通して何が学べたかという点に意味があります。

この部分が自由研究の大事なポイントになるので、必ず書くようにしたいですね。

感想がうまく書けない、という人は、まずはどう思ったのか、どこがそう思えるポイントだったのかを書くようにすると良いと思います。
例えば、ただ「すごいと思った。」と書くのではなく、「〇〇が◻︎◻︎ですごかった。」というように何がすごかったのかを具体的に書くようにしましょう。
具体的に書くことで、何に対してどう感じたのかが伝わりやすくなりますよ!

 

まとめ

いかがでしたか?

自由研究は、その内容を項目ごとに分けて書くことで他の人が見てもわかりやすくなります。
ノート形式でまとめると、あとから書き直したり追記したりするのが楽なので、オススメの方法です。
一番重要なのは、感想の部分なので必ず書くようにしましょう!

自由研究をすることばかりがメインになりがちですが、その研究を通して何が学べたのかを振り返ることが自分にとっても一番の学習になりますよ( ^ω^ )

自由研究がまだの人も、ぜひ頑張ってください♪

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