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沖縄の海での日焼け対策は?ビーチのマナーと危険生物を知ろう!

砂浜の写真

夏の沖縄!
海!
リゾート!
テンションが上がるのもわかります。
わかりますが、沖縄の海には注意したいことがたくさんあります。
今回は、そんな沖縄の海での日焼け対策やビーチでのマナー、海の危険生物とその応急処置方法についてお伝えします!

沖縄の海での日焼け対策はどうする?

まず、沖縄の海で一番気をつけたいのが日焼けです!

沖縄の夏の紫外線は、東京の約1.5倍とも言われています。
沖縄の日差しは5月頃から徐々に強くなり始め、夏では肌を刺すような痛いほどの強さになります。特に海は、浜辺も水面も日光の照り返しが陸上よりも強い傾向にあります。

そんな沖縄で日焼け対策を怠ると、重度の火傷状態になってしまうこともあるので注意が必要です。
沖縄の海では、日焼け止めをこまめに塗り直すのはもちろん、ラッシュガードなどで肌を守るようにしましょう!
特に子供は日焼け止めを塗り直すという意識がないので、ラッシュガードを着せるようにすると良いと思います。

また、沖縄の海ではサングラスはおしゃれアイテムではなく、保護具になります。
紫外線は目からも入ってくるので、是非活用してみてください。
沖縄の白い砂浜は日光の照り返しが特に厳しいので、その照り返しの光から目を保護するのにも役立ちます。

沖縄の海は本当にきれいなので、リゾート気分で開放的な気持ちになりますが、水着姿で過ごすのも日焼けが重度の火傷になってしまう1つの原因です。
沖縄の人は、日差しの強さを日々感じているので、海に入るときは必ず水着の上からTシャツや短パンを着るようにしています。
沖縄のビーチをビキニ姿で歩いているのは、ほぼ100%観光客です。

また、最近の紫外線対策として飲むサプリメントも人気があります!
体の内側から紫外線対策してみませんか?

また、日焼け対策とは違いますが、沖縄の白浜は基本的に珊瑚からできているので、裸足で歩くようなサラサラ感はあまりありません。
特に波打ち際では、珊瑚や貝殻の欠片が足裏を傷つける可能性があるので、必ずサンダルを履いて裸足で歩かないようにしましょう。
あとで記述しますが、危険生物から足元を守るためにも裸足は避けたほうが良いです。

 

沖縄のビーチでのマナー!

キレイな沖縄のビーチも、最低限のマナーがないとあっという間に汚れてしまいます。

ビーチでの最低限のマナーについてご紹介するので、キレイな海を守るためにも気をつけるようにしてください。

まず、ゴミは持ち帰るか所定のゴミ捨て場に捨てましょう!
これは何も沖縄の海に限った話ではないのですが、人が居ないトコロにゴミは発生しません。ゴミを処理しない人がいるだけで、その場所は汚れてしまいます。いつまでも綺麗な海を保てるように、次来ても綺麗な海が待っていてくれるように、ゴミはきちんと処理してください。

それから、魚への餌付けはやめてください。
魚を餌付けして楽しいのは人間だけです。
魚にとっては生態系を壊され、住みにくい海になってしまう他、そのエサ自体が海を汚すゴミになってしまいかねません。

そして、干潮時はなるべく泳がないようにしましょう。
沖縄の海の浅瀬には、珊瑚礁の子供が成育していることも多く、踏まれてしまうと成長が止まってしまうこともあります。
沖縄の珊瑚を守るためにも、守って欲しいマナーですね。

沖縄の海の危険生物と応急処置の方法

沖縄の海には、危険生物もたくさんいます!

特に有毒の生物も多く、夏のシーズンに発生するものもあるので注意が必要です!
必要以上に恐れることはありませんが、見かけたら近づかない、触らないように気をつけましょう。

今回は、その中でも有名なものをご紹介します。

◆ハブクラゲ
ハブクラゲは、かさが半透明のため水中で見えにくく、刺されてはじめて気付く場合が多いです。
6〜9月にかけて、波の静かな砂浜や入江に多く発生します。
刺されると激痛を感じ、みみずばれのような跡になるのが特徴です。
【応急処置】
刺されたらすぐに食酢をたっぷりかけます!
触手をピンセットなどで優しくそっと取り除き、病院に行くまでの間、氷や冷水で冷やすようにしてください。
病院で受診するようにしましょう。

 

◆オニヒトデ
珊瑚礁に生息しており、珊瑚を食い荒らす生物です。
干潮時に珊瑚に触れる際には、珊瑚の裏側にひそんでいることも多いので注意が必要です。
15~30センチほどの大きさで、毒をもったトゲを多数持っています。小さいものでも毒があるので、見つけても絶対に触らないでください。
刺されると激痛が走り、吐き気や麻痺などの症状を起こすこともあり、アナフィラキシーショックにより死に至ることもあります。
【応急処置】
患部にトゲが残っていれば取り除き、患部から毒素を絞り出してください。
真水で洗ったあとで消毒し、40~45℃のお湯に30~90分浸けると傷みが和らぎます。
必ず病院で受診してください。

 

◆オニダルマオコゼ
浅瀬の珊瑚礁、砂地や岩礁に生息しています。
色や形が岩や海藻に似ていて、ほとんど動かないため気づかずに踏みつけてしまうこともあります。
背びれに毒のあるトゲを持っています。
刺された瞬間に激痛が走り、発汗、嘔吐、下痢を引き起こし呼吸困難に陥ることもあります。
【応急処置】
患部にトゲが残っていれば取り除き、患部から毒素を絞り出してください。
真水で洗ったのち抗生物質の軟膏を塗布する必要があります。40~45℃のお湯に30~90分浸けると痛みが和らぎます。
必ず病院で受診してください。

 

◆ガンガゼ
ウニの一種です。大きな岩やサンゴの下に隠れており、トゲだけが突き出ています。
トゲは細長く非常に長く、折れやすいため、刺さると体内に残ってしまうことがあります。
刺されるとひどい痛みがあるが、死に至ることはないです。
【応急処置】
目に見えるトゲはそっと取り除き、傷口を真水で洗い消毒してください。
体内に折れたトゲが残っていることがあるので、必ず病院で受診しましょう。

まとめ

沖縄の海は綺麗でテンションが上りますが、注意すべき点がたくさんあります。

特に日焼けや危険生物から身を守るためにも、肌を露出しすぎないように気をつけましょう。
沖縄の太陽でこんがり小麦肌☆というふうには絶対になりません。確実に火傷状態になることになるので、日焼け対策をしていきましょう。

また、沖縄の綺麗な海を守るためにもマナーは守るようにしてください!ぜひ!

沖縄の海には危険生物も多々存在します。
特にハブクラゲは夏場に発生しやすく、刺されると重症になる可能性もあるので、応急処置の方法をチェックしておいてください。

注意点をよく理解して、楽しい海水浴にしましょう!

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