季節の話題

読書感想文の本の選び方!中高生向けのオススメ本と迷った時の対処法

夏休みの宿題の中にある厄介な宿題と言えば、
『読書感想文』ですよね…。

まず、読者をしなきゃいけない!
それから感想を文章にしなきゃいけない!

なんてハードルが高いんだろう…。

そう思ってる人は少なくないでしょう。

今回は、読書感想文を書くための本の選び方と、中高生にオススメの本、本選びで迷ったときの対処法をご紹介します!

読書感想文の本の選び方!

まずは、読書感想文で使用する本の選び方についてお伝えしますね〜!
選び方はいろいろありますが、特に感想が書きやすい本を選ぶための3つのポイントをあなたに伝授します!

主人公と自分の共通点があるものを選ぶ

本の主人公と自分の共通点が多ければ多いほどいいです。
なぜなら、自分と主人公を重ねやすく、比較がしやすいからです。
共通点としては、
・同年代である(中学生、高校生など)
・趣味が一緒
・部活が一緒
などが王道ですね♪( ´▽`)
共通点が多いと、主人公の気持ちが予想しやすかったり、共感できる部分が多くなるので感想が書きやすくなります!

自分の好きなこと・興味のある分野の本を選ぶ

例えば、スポーツが好きなら好きなスポーツ選手が書いた自伝書などを選んでみましょう。
野球が好きならイチローが書いた本などですね!
絵を描くのが好きなら、画家の生い立ちが書かれた本でも良いですね。
自分の興味のあるジャンルのスペシャリストが関係している本は、新しい発見や知識、考え方が得られたり、自分にとって支えになるような言葉が隠されていることも多いです。

映像化されている作品

読書がとにかく苦手!という人は、映画やドラマになっている本を選んでみるといいでしょう。
最近は書籍が実写化されることも多いので、その中から興味のある映画をまずは選んでください。
映画を観た後に、原作の本を読むようにしましょう。
映画を観た後なので、読書も理解がしやすく感じられると思います♪( ´▽`)
また、映画と書籍では違う部分もあるので、その違いについて述べたり、どちらが自分好みかを語ったりすることもできます。ただし、あくまでも読書感想文なので、本の内容をメインにとりあげるようにしましょう!

これらの3つのポイントを使って、自分が読みやすそうな本を選んでみるといいですね♪( ´▽`)

 

読書感想文の本 中高生向けのおすすめは?

私が個人的に選ぶ、中高生向けのオススメの本をご紹介します!

『夏の庭』/湯本香樹実

人の「死」について考えるようになった少年たちが、その死を体験するために、近所の老人を観察し始める物語。
最初はこっそり見張っていたが、夏休みに入ると老人と徐々に距離を縮めていく。
少年たちは老人から多くの学びを得ていく、そんなお話です。
物語の季節も夏休みなだけに、夏休みの宿題に適した本です♪

『バッテリー』/あさのあつこ

野球小説と言えばコレ!というほど有名な作品。
テンポが良いので、読みやすい一冊です。
野球でピッチャーとキャッチャーの2人の組合せのことをバッテリーと言うのですが、それが本のタイトルになっていますね。
ピッチャーとキャッチャーの葛藤が描かれる青春ストーリーです!
全部で6巻までありますが、読書感想文なら最初の1巻で充分な内容ですよ♪

『カラフル』/森絵都

死んだはずの自分にもう一度生きるチャンスがやってきた!
というファンタジーな物語だが、学生ならではの悩みや学校生活はリアルに描かれている。
なぜ本のタイトルが「カラフル」なのかを考えながら読むと、より一層深い感想が得られると思います。
もう一度生きるチャンスをくれた天使と主人公の掛け合いが、物語をテンポよくしてくれているので、夢中で読める一冊ですよ〜!

『レボリューションNo.3』/金城一紀

これは、革命の物語だ!
落ちこぼれ学校の高校生たちが、有名女子校の文化祭にあの手この手で突入を計画するお話です。
登場人物は少し多めだが、憎めない奴らばかりで、その魅力的なキャラクターたちと疾走感のある描写が面白い一冊です。
日々の生活が退屈だと感じている人に読んでほしい本で、中にはワクワクとドキドキがこれでもかというほどに凝縮されています。

『博士の愛した数式』/小川洋子

元数学者「博士」の記憶は80分しかもたない。そんな博士の元に家政婦として派遣された一児の母「私」が主人公のお話。
80分しか記憶がもたない博士は、それより以前のことは覚えているが、新しいことは80分経てば忘れてしまう。
そんな博士と私、それから私の一人息子の3人が過ごす時間を静かに書き上げた愛の物語です。
これを読めば、数学に対する嫌悪感も少しはやわらぐかもしれないですね。
ちなみに映画化もされているので、こちらもぜひ見てみてください♪

 

読書感想文の本で迷ったら…

どうしても、本が選べない!

そう頭を抱えてしまったときは、図書館へ行きましょう!

夏休み期間中、図書館では課題図書を扱っていたり、読書感想文にぴったりの本を紹介するコーナー展開がされていたりします。

候補の本が複数あって迷っている場合も、図書館なら読み比べができて便利ですよ♪

(夏休みの自由研究のヒントも得られるかも…笑)

複数の本で迷っているときは、文字の大きさや本の分厚さ、ページ数をチェックして、自分が読めそうかどうかを確認してみてください。
読書感想文は読まないと書けないですからね。
まずは、読み切れそうな本を選ぶのも重要です。
それから、本の裏側に書いてあるあらすじを読んでみたり、冒頭の数ページを読んでみたりして、自分と相性が良い本かを確認してみるのも良いですね!

図書館ではこういう試し読みが気軽にできるのと、複数の本をまとめて借りられるので、何冊か本を読んでみてもいいかもしれませんね!

まとめ

読書感想文は、まず本を選ぶことから始まります。

読書が苦手な人は特に、自分が読みやすそうな本を選ぶのが大切です。
読みやすそうな本は、理解しやすそうな本でもあるので、主人公が自分と同じ年代であったり、趣味や興味のあることに関する本であったりと、自分ベースで選んでオッケーだと思います。

読書感想文を機会に、読書する人が増えるとあいなあ〜☆

-季節の話題
-,