お彼岸は、年に2回ある仏教行事です。
春分の日、秋分の日をちょうど真ん中(中日)とした前後3日間の計7日間がお彼岸の期間です。
お彼岸にお墓参りをして、ご先祖様を供養することど極楽浄土へ行けるという思想からできた行事でもあります。
このお彼岸の7日間のうち、いつお墓参りに行けばいいの?
お墓参りするときの持ち物は?お墓参りの仕方は?
なんて、なかなか人には聞きにくいですよね。
でも大丈夫!
今回は、お彼岸のお墓参りにはいつ行くのか、行けない場合はどうするか、行く場合の持ち物やお参りの仕方を、私がこそっとお伝えします( ´∀`)♪
もくじ
お彼岸のお墓参りにはいつ行く?行けないときは?
まず、お彼岸のお墓参りはいつ行く?ってとこからご説明しますね!
お彼岸の期間中、お墓参りはいつ行く?
もう、ズバッと言っちゃいますが、
いつ行ってもいいです!
お彼岸はお墓参りの一つの目安の期間だと思ってください( ´∀`)
いつ行くか、ということよりも、お墓参りに行ってご先祖様を偲ぶという気持ちが大切です。
お彼岸の初日を彼岸の入り、ちょうど真ん中(春分の日、秋分の日)を中日、お彼岸の最終日を彼岸明けというんですが、いつ行ってもいいです。
一般的には、中日にお参りすることが多いようですけど、必ずこの日に行かなきゃ行けない!っていうルールはないので、ゆっくり行ける時にきちんとお墓参りしてあげることが重要ですよ〜!
時間帯ですが、午前中に行くのが一般的です。
というのも、夕方にはお寺の関係でお参りができないということがあったり、夕方には幽霊に連れて行かれてしまう(引っ張られる)…なんて言われたりしているからですね。
普通、夜からお墓参りには行きませんよね?
そんな感じだと思っていてください。
もし、夕方に行くことになりそうなら、お寺に何時までお参りができるのか、電話などで確認すると良いです。
お彼岸の期間中にお墓参りに行けない時は?
残念ながら、予定が詰まってしまったりして、お彼岸の期間中にお墓参りに行けない時ってありますよね…。
そんな時は!
行ける時に行きましょう!
なんじゃそりゃって思うかもしれませんが、行かないよりは行った方が断然いいです。
都合がつくようであればお彼岸前に行きましょう。
都合がつかない場合、お彼岸明けの後でもお墓参りに行き、手を合わせる時に「遅くなってごめんね」ってご先祖様に伝えたら良いんです( ´∀`)
遠方に住んでいてお墓参りに行けない!という時は、
・お彼岸前にお供え物を贈る
・住んでいる地域のお寺にお参りに行く
など、ご先祖様に気持ちを伝えるようにしたら良いと思います。
重要なのは、ご先祖様に感謝の気持ちを伝えたり、自身の近況報告なんかをしてご先祖様を供養してあげることですよ(^o^)
お彼岸のお墓参り時の持ち物は?
じゃあ、お彼岸のお墓参り時の持ち物は何を持って行けば良いの?ということをお伝えしますね!
<お墓参りの持ち物リスト>
・お線香
・ろうそく
・マッチ (ライター)
・お花
・お花の茎を切るハサミ
・お供え物
・お供え物を置く紙
・お墓を掃除する用具
お花は、菊の花をイメージするかもしれませんが、特にこれじゃなきゃダメ!という決まりはありません。
故人の好きだった花を買うのも良いですし、季節のお花や白、淡い色のお花が人気です。
どうしても決められない!という時は、お花屋さんで「お墓参り用に買いたい」と言えばどれが良いか見繕ってくれますよ♪
お墓を掃除するブラシや水を汲む桶などはお寺で貸し出してくれるところも多いです。
ただ、頻繁にお墓参りを考えているようであれば、お墓参りセットとして自分で準備すると良いですね。
掃除用具としては、
・ほうき
・ちりとり
・ぞうきん
・バケツ(桶)
・草刈り用のカマ
・ゴミ袋
などがあれば良いと思います。
お彼岸のお墓参りの仕方は?
では、実際にお彼岸のお墓参りをシミュレーションしてみましょう!
次の流れをイメージしてみてくださいね。
<お墓参りの仕方>
1.お墓の掃除をする
お墓周りを掃き掃除して、暮石などを雑巾で拭きましょう。周囲の雑草が伸びていたら、抜いたり刈ったりしてくださいね。
お供えしてあった古いお花は捨てて、新しく持ってきたお花をお供えします。
お墓は、自分の第二の家です。そのつもりで丁寧にお掃除しましょう!
2.お線香・お花・お供え物を供える
お花は花屋さんで買ってそのまま供えても大丈夫な長さなら良いのですが、供えてみると長さが長すぎることもあります。
ハサミで茎の部分を切り、お供えしましょう。
また、お供え物としてお酒や飲み物を持ってきた場合、暮石にかけるのはやめておいてください。
シミになってしまいますよ〜!
(映画とかみてるとやりたくなっちゃうんですけどね…)
3.お参りをする
墓前に手を合わせて、ご先祖様へ近況報告や感謝の気持ちなどをお話ししてください。
あなたからのお話をご先祖様は楽しみにしていますよ♪
4.帰り支度
掃除した時に出たゴミや、枯れたお花などは持ち帰りましょう。
また、お供え物も持ち帰ります。
お供え物として食べ物を準備していることが多いと思いますが、残して帰ると鳥に食べ散らかされてしまったり、その他の動物に荒らされてしまうことがあります。
また、お供え物を「お下がり」としていただくというのも大切なことです。
以上がお墓参りの仕方です。
できるだけ、一人ではなく家族と一緒にお墓参りに行く習慣をつけておきましょう。
みんなで手順を理解していれば、誰かがいなくて困ることも減りますし、何より全員がご先祖様を身近に感じることが大切ですよ( ´∀`)
まとめ
今回は、お彼岸の時のお墓参りについてご紹介しました!
正月やお盆、お彼岸の時期がお墓参りの大まかな目安ではありますが、その時期でなくても思い立ったら行って良いんですよ〜( ´∀`)
季節によって、お花やお供え物を変えるのもお墓参りの楽しみの一つになるかもしれませんね!
しんみりした気持ちになる必要もないので、明るい気持ちでお墓参りされると良いと思いますよ♪