季節の話題

お彼岸にお布施は必要?準備するお布施の相場と表書きは?

お彼岸の季節になるとお墓参りをする人が増えますね( ´∀`)

中には、初彼岸の方もいらっしゃるでしょう。

今までお彼岸にお墓参りはしていたけど、準備は誰かに任せっきりで…という人もいるのでは?
自分が準備をすることになると、少し緊張してしまいますし、ちゃんと準備できるか不安ですよね。

今回は、お彼岸の時に「お布施」が必要って聞いたけど、本当に必要なの?お布施を準備する場合、その相場は?どんな封筒に入れて表書きはどうしたらいいの?などをご紹介します!

お彼岸にお布施は必要?

まず、お彼岸に「お布施」って必要なの?というところをご紹介します。

お布施については、お彼岸にお墓参りのみを行う場合であれば、通常は包みません!

ですが、お寺で合同法要に参加したり、個別に法要をお願いする場合は必要ですね。

つまり、お墓参りのみであればお布施はなくても良いが、お寺での読経などを含んだ法要を行う場合は、お寺にお礼の気持ちとしてお布施をお渡しします!

また、お彼岸の時期になるとお寺から「彼岸会(ひがんえ)」のご案内が届くことがありますが、これはお寺での彼岸法要の行事です。
「回向料は、〜〜円です。」というようなことが書いてあれば、この金額を包んだ封筒を持参することになります。
回向料=お布施なので、回向料と別にお布施を準備する必要はありませんよ〜!

 

お彼岸に準備するお布施の相場は?

お彼岸の時にお布施を準備する場合、相場はいくらくらいになるのでしょうか?

これは、法要をするお寺によります。
お寺が開催する「彼岸会」などの合同法要に参加する際は、3,000〜10,000円程度が一般的です。
お寺からの案内に回向料と記載があれば、その金額を包みます。

お寺が開催するものとは別に、個別で法要をお願いする場合は、約3〜5万円程度包みます。
この法要をお寺ではなく、自宅でお願いする場合は距離によってお車代として3,000〜5,000円程度をお布施とは別に包むこともあります。
住職にご足労いただくので、ガソリン代のようなものですね!

故人が亡くなって初めて迎える初彼岸のときも、お彼岸法要と同程度の相場と考えて大丈夫です( ´∀`)

 

お彼岸に準備するお布施の封筒と表書きは?

さて、準備するお布施の金額が決まったらあとはこのお布施を入れる封筒を準備しなければいけません!

準備する封筒ですが、一番手軽なのは市販で売られていてすでに「御布施」または「お布施」と書かれた封筒を使うことです。
お布施用の封筒です。わかりやすいですね( ´∀`)

もしも、そういった封筒がない場合は、白無地の封筒を使ってもOKです。
郵便番号欄が印刷されていない、何も書かれていないものを選びましょう。

白無地の封筒の場合、表書きには「御布施」または「お布施」と書きます。
薄墨ではなく、通常の黒い墨で書きましょう!
もし、字を書くのが苦手、自信がないというときは、表書きを書かなくても失礼にはなりません。
安心してくださいね( ´∀`)

ちなみに、水引きは必要ありません。
なぜかというと、お布施はお寺に対して感謝の気持ちをお金として贈るものであって、お寺に不幸があったわけではないからです。
ただし、地域によっては水引きを付ける風習があるところもあるので、近隣の方に相談されると良いと思います。

お布施は、ふくさに包んで持参するとより良いですね!

 

まとめ

いかがでしたか?

お布施はお寺に対して感謝を表すために準備するものです。

通常のお墓参りでは必要になることはありませんが、お寺に法要をお願いするような場合は忘れないようにしたいですね( ´∀`)

普段はお墓参りだけ〜という人も、お寺が開催している彼岸会に参加してみると、ご先祖様も喜ばれると思いますよ♪

お彼岸は故人を偲ぶ大切な期間です。
ご先祖様との交流のためにも、できる限りお墓参りには行くようにしましょう!

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