季節の話題

防災の日とは?防災週間では何をするの?防災に役立つグッズを紹介!

「防災の日」をご存知ですか?

地震大国とも呼ばれる日本列島。

いつ何時起こるかわからない地震に備えて、防災意識を持っている人ってどのくらいいるんでしょうか?

今回は、「防災の日」について、防災の日の由来や防災週間についてと、非常持ち出し袋に揃えておいた方が良いものをご紹介します!

あなたの防災意識、薄れていませんか?

防災の日とは?いつ?

まず、「防災の日」っていつ?どんな日なの?
ということをご紹介していきますね〜!

「防災の日」は、毎年9月1日です。

防災の日がなぜこの日になっているのか、というのには理由があります。

1923年(大正12年)9月1日、午前11時58分、相模湾北西を震源とするマグニチュード7.9の関東大震災が起きました。
ちょうどお昼時のこの時間、食事の支度などで火を使っている家が多かったのと、当時の家は木造だったことが重なって、大変な火災となりました。

東京・神奈川・静岡・千葉など南関東全域に被害が出て、死者・行方不明者約14万2800人、負傷者約10万3000人という甚大な被害が出ました。
これは、3.11の東日本大震災に比べると約7倍もの死者・行方不明者になります。

また、この時期は「二百十日」と呼ばれ、立春から数えて210日目にあたり、昔から台風の被害を受けやすい時期でもありました。

これらのことから、1960年(昭和35年)に「防災の日」が定められています。

災害は地震や台風などの自然災害だけでなく、火災やテロ攻撃などもあげられます。

ある日突然、住む家が無くなるなんて考えただけでもゾッとしますよね(*_*)

ですが、生きている限りは何があってもおかしくはありません!

日頃から防災意識を身につけていきたいですね!

 

防災週間はいつ?何をするの?

さて、「防災の日」を含む一週間を防災週間と呼ぶことをご存知ですか?
防災週間は、内閣府が昭和58年に期間を制定していて、毎年8月30日から9月5日までの一週間です。

これは、防災への意識をより一層高めるための期間で、この期間中に全国各地で防災訓練が実施されています。

小中学校でも避難訓練を行いましたよね(・∀・)

おさない!
かけない!
しゃべらない!
もどらない!

なんてのを合言葉に取り組んだと思います。

ただ避難するだけでなく、全員の生存確認の点呼や火災が起きた場合を想定した消火器の使用方法の解説・実践もあり、防災についてより深く考えるための期間になっています。

いつ起こるかわからない災害に備えて予行演習するっていうのは、本当に大切なことなんですよ(・∀・)

 

防災に役立つ揃えた方がいいグッズは?

近年では、大きい地震が日本各地で多発していることもあり、防災への意識が国民全体的に高まっているように思います。

私も、東日本大震災を東京で体感しましたが、当時の東京は電車が全線見合わせの大パニックとなりました。
某有名メーカーのオフィスビルで打ち合わせをしていたんですが、さすが大企業という感じで、震災の起きた30分以内に災害用の乾パンと飲用水がセットになった袋が各個人に配られたのを今でも覚えています。

そこで今回は、非常持ち出し袋に揃えておくと安心な防災グッズをご紹介するので、参考にしてぜひ揃えておいてほしいと思います!

【非常持ち出し袋のアイテム】
・非常食…加工せずに食べられるもの
・飲用水
・医薬品…
 ケガ:消毒液、絆創膏、包帯など
 病気:風邪薬、胃腸薬、解熱剤など
・ラジオ…情報収集のため
・懐中電灯…夜間の移動、合図に使用
・乾電池…ラジオ、懐中電灯用
・健康保険証…コピーでOK
・口座番号…口座番号を控えた紙

上記はあくまでも最低限準備したいものです。
次に、あると便利なものもご紹介しておきます。

【非常時にあると便利なもの】
・レインポンチョ
・オイルライター
・ハンドタオル、フェイスタオル
・ウェットティッシュ(おしりふき)
・水のいらないシャンプー
・アドレス帳

レインポンチョは、雨風を凌ぐだけでなく着替えやトイレ時、ホコリよけや防寒着にもなります。
オイルライターは、ガスライターより着火力が強く、強風でも消えにくいので便利です。
ウェットティッシュや赤ちゃん用のおしりふきですが、水の節約に効果的で、ハンカチと併用すると防煙フィルターにもなります。

防災グッズを自分で揃えるのが面倒だな〜と思う人は、ネットでも購入することができますよ〜!

 

まとめ

防災の日は、関東大震災をきっかけに、元々台風被害の多い時期と合わせて決められました。
防災週間には、学校や会社などでも避難訓練などの防災活動が行われます。

近年の日本では、大きめの地震が全国各地で起こっていることもあり、油断はできません!

備えあれば憂いなし!という言葉もあるので、防災の日をきっかけに、自分が被災することを仮定した準備をしておくと良いかもしれませんね(・∀・)

-季節の話題
-,