育児

赤ちゃんは熱中症になる?症状と対処法、予防方法は?

暑い夏がやってくると、気になるのが熱中症
特に1歳未満の赤ちゃんを育てているお母さん、お父さんにとっては、赤ちゃんが熱中症になってしまうのでは?と心配に思う人も少なくないと思います。

そこで今回は、赤ちゃんって熱中症になるの?症状と対処法は?熱中症にならないための予防方法は?ということをまとめてみました!

 

赤ちゃんは熱中症になるの?

赤ちゃんは大人と同じく、熱中症になる可能性があります
むしろ、大人に比べて熱中症になりやすいので、注意が必要です!

なぜ、赤ちゃんは熱中症になりやすいのか?

1番の理由は、体温調節機能が未発達だということ。
まだまだ成長段階にある赤ちゃんは、身体のいろんな機能がまだ発達しきっていません。
2歳頃まではうまく体温調節ができないので、お母さん、お父さんが注意して見てあげなくちゃいけません。

また、赤ちゃんは全身の細胞に含まれる水分量が多いので、外気温による影響が大きくなってしまいます。
すぐに体温が上がったり、下がったりしてしまうんですね。

そして、赤ちゃん自体に水分補給をするという意識がないので、自分では熱中症対策ができず、親頼みになってしまいます。

体温調節機能が未発達で、外気温の影響を受けやすく、自分で水分補給をする意識がないので、赤ちゃんは熱中症になりやすいんですね(´Д` )…

 

赤ちゃんの熱中症の症状と対処法は?

赤ちゃんが熱中症になってしまうと、どのような症状が出るのかをまとめました!

赤ちゃんの熱中症の症状
・母乳、乳児用飲料を欲しがる
・唇が渇く
・汗が少ない、またはかかない
・おしっこが少ない、極端に黄色い、または出ない
・ぐったりしている、朦朧としている、反応がない
・顔が赤く、熱い

このような症状が見られる場合、すでに脱水している状態なので、悪化させないためにも対処する必要があります!

では、対処法は?

赤ちゃんの熱中症の対処法
・涼しい場所へ移動する
・衣服を脱がす
・身体を冷やす
・水分補給をする

対処法に関しては、大人と同様です。
焦らずに、涼しい場所で落ち着いて対処しましょう!
水が飲めない、意識がないなどの症状がある場合は、すみやかに医療機関へ!

水分補給に関しては、脱水症状が見られる場合、母乳や粉ミルクだけでなく、ベビー用の麦茶やイオン飲料を飲ませてもOKです。
(必ずベビー用のものを飲ませてあげましょう!)
※イオン飲料は、電解質などの成分も含まれていますが、母乳や粉ミルクにすでに入っているので、摂りすぎると腎臓に負担をかけてしまう可能性があります。脱水症状がある場合のみの使用にしましょう。

 

赤ちゃんの熱中症を予防する方法は?

予防をしっかりすることで、熱中症は避けられます!

予防方法その1
帽子をかぶせてあげましょう!

これは、日陰を作ってあげることが目的です。
素材は綿かガーゼのもの、吸水性と速乾性が優れているものを選んであげるのがポイントです!

予防方法その2
洋服に気をつけよう!

赤ちゃんの肌はデリケート、皮膚も未発達なので、直射日光の刺激にとても弱いです。
なるべく直射日光を浴びないために、長袖やレッグウォーマーの着用を心がけてください。
日焼けしてしまうと、脱水にもつながります

予防方法その3
扇風機を活用しよう!

扇風機や風を送る機能がついているものを使って、体温が上がりすぎないようにしましょう!
保冷剤を使っても良いのですが、保冷剤は一点だけを冷やしてしまいがちなので、長時間の使用は避けるようにしてください。
扇風機も、家の中だけではなく、持ち運びできる携帯タイプのものや、ベビーカーにつけられるクリップファンなどが便利です。
夜寝るときの扇風機も首振り機能を使って、一点だけを冷やし続けることがないように工夫してくださいね(´∀`)

予防方法その4
いつもよりこまめに水分補給!

母乳の消化時間は約90分、粉ミルクの消化時間は約3時間と言われています。
夏場はこれよりも少し授乳間隔を狭めてもオッケー(´∀`)
粉ミルクの場合は、3時間以上あけるのが理想ですが、赤ちゃんが欲しがるようであれば少し短くても飲ませてあげて良いと思います。

直射日光を避けて、なるべく涼しい環境づくりをして、水分補給をしてあげることが予防になります!

 

まとめ

赤ちゃんは身体機能の未発達が理由で、熱中症になりやすいです。

熱中症の症状として、母乳(乳児用飲料)を欲しがる、唇が渇く、汗やおしっこが少ない、または出ない、顔が赤く、熱いなどが挙げられます。

熱中症の対処法は、涼しい場所へ移動する、衣服を脱がす、
身体を冷やす、水分補給をさせる、です。
水が飲めない、意識がないなどの症状がある場合は、病院へ行きましょう!

予防方法は、帽子や洋服で直射日光を避ける、
扇風機をうまく活用する、水分補給をこまめにとらせる、です。

赤ちゃんは泣くことでしか状態を表現できません。
日頃から赤ちゃんと積極的にスキンシップをして、赤ちゃんの変化に気づいてあげられるようにするのが1番の対策かもしれないですね(´∀`)

熱中症について知っておくだけでも、いざというときに落ち着いて対処できますよ!
予防をしながら、赤ちゃんとの夏を楽しみましょう♪

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