子どもの七五三は、思い出として大事に残してあげたいですね〜(´ー`)
そんな思い出の品のひとつが、「七五三の衣装」ではないでしょうか?
お宮参りのときに初着を購入したので、その着物を七五三でも使いたい、使えるかな〜?とお考えの人もいますよね。
今回は、男の子の七五三でお宮参りの着物は使えるのか?三歳の男の子の場合、その着物に被布を合わせても良いか?袴の方が良いのか?ということをお伝えします!
七五三の男の子でお宮参りの着物は使える?
まずは、お宮参りの着物を七五三で使っても良いのか?ということについてお伝えしますね(・∀・)
もちろん、使ってOKですし、なんならぜひ使ってあげてください!せっかくの着物ですからね、出番を増やしてあげましょう(o^^o)
ただ、そのまま使うことはできないので、お直しが必要になります。
俗にいう、肩上げ、腰上げが必要になるんです。
肩上げとは、簡単にいうと袖の長さ調整です。着物の袖が長すぎて手が隠れないように、着物を切ることなくたぐり寄せて仮縫いすることを言います。
腰上げは、丈の長さ調整です。腰のあたりでたぐり寄せて縫います。浴衣でもお馴染みの"おはしょり"と同じような感じです。
このように手直しすることで、着物の大きさを変えることなく、まだ体の小さい子どもでも着やすくすることができます。
お宮参りの着物には、襦袢に付け袖がついていると思うのでそれを外し、着物を肩上げ、腰上げして、結び紐は取ってしまいましょう!着付けをするときには、別途腰紐を使うようにした方がいいですよ(o^^o)
お直しは、自分にはできなさそう…という場合は、購入した呉服屋さんで直してもらうのが一番良いです。
購入した呉服屋さんが遠方だという場合は、近所の呉服屋さんに相談してみましょう!
呉服屋さんに行くときに、七五三の衣装に必要なものもチェックしておくといいですね( ^ω^ )
七五三の三歳の男の子は被布はおかしい?
お宮参りの着物をお直しして利用するのなら、他の七五三用品も気になるところですよね。
男の子の場合、三歳で七五三をする地域が減ってきているように思いますが、もちろんお祝いをすることは間違いではありませんし、むしろ良い思い出になります。
七五三で三歳の男の子に着物を着せるときに、被布を着せるのはおかしい?と感じる人もいるようですが、全然おかしくないですよ(o^^o)
被布ってなんだか女の子のイメージで、男の子は袴だよ〜
なんて意見もありますが、
本来の七五三の意味を考えると、3歳では被布を使う方が良いと言えます。なぜなら、本来の七五三では、5歳で初めて袴を着る「袴着の儀」を行うからです。
5歳で袴着をするのに、すでに3歳で着ている!となると、おかしな話ですよね。
最近では、こども写真館でのレンタル品が羽織袴のみのところが多いので被布を着た男の子はあまり見かけないのですが、間違いというわけではなく、珍しいだけですよ(o^^o)
ただ、このためだけに被布を購入するのは…と思うのであれば、ネットレンタルはどうですか?
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3歳で着物に被布、5歳で着物に袴と変化があると後から振り返った時に見た目にも違いが出て面白いですよ〜!
七五三の三歳の男の子は袴でもいい?
さて、先ほど、三歳の男の子は被布を着るのが正解!みたいにお伝えしたんですが、七五三で三歳の男の子が袴を着るのは間違いか?と言われると、そんなことはないと思います。
確かに、七五三の本来の意味を考えると、5歳で袴着をするので、3歳で袴を着るのは間違い、と感じてしまいますが、時代の変化もあるので一概に間違いとも言えないんではないでしょうか。
最近では、男の子の七五三を5歳のみ行うところも多いので、こども写真館などではレンタル着物に袴しかないことが多いということもあり、写真館を利用する多くの人が、三歳の男の子に袴を着せています。
本来の風習からは少しずれることになりますが、それは時代の移り変わりと捉えて、袴を着せてもいいのではないでしょうか(o^^o)
3歳でも5歳でも袴だと代わり映えしないんじゃないか、と思われることもありますが、同じ衣装を着せることで子供の成長がよりわかりやすくなるという楽しみもありますよね( ^ω^ )♪
まとめ
今回は、男の子の七五三でお宮参りの着物は使えるのか、三歳の男の子は被布を着せるのはおかしいのか?袴を着せるのは間違っているのか?ということをお伝えしました。
お宮参りの着物は、お直しをすることで着られるようになります。着物を切って直すわけではなく、長さを縫って調節するので極端に大きくなることがなければ、長い間着物を使い回すことができますよ( ^ω^ )
三歳の男の子が被布を着るのはおかしいことではありませんし、とっても可愛らしいと思います。
周りが袴を着ていると不安になるかもしれませんが、被布を着るチャンスはもうないので、着せてあげた方がいいと思います。
袴を着せることも間違いではありません。
最近では、三歳の男の子でも袴スタイルが定番になりつつあります。
呉服屋さんでも袴をすすめられることがあるらしいですからね(o^^o)
どんな衣装を着せるとしても、大事なのは子どもの成長を祝い、願う気持ちです。
ここまで大きくなってくれたことに感謝し、これからもすくすく育つようにと手を合わせるようにしましょう!