病気

プール熱に大人がかかったら病院は何科を受診する?検査と治療法は?

発熱が続いて、喉が痛い…。

子供がプール熱にかかって、やっと治ったと思っていたら、私がかかってしまったかも!?

お子さんが回復したと思ったら、自分に症状が…なんて事ありますよね。

子供の病気はおおよその場合、小児科で診てもらうことができますが、大人の場合はどうしたらいいんでしょうか?
今回は、プール熱に大人がかかってしまった場合、病院は何科を受診するべきか、検査はどんなことをするのか、治療はどうするのか?ということについてご紹介します!

プール熱に大人がかかったら病院は何科を受診する?

プール熱に子供がかかってしまった場合は、小児科を受診するのが普通ですが、大人の場合は、小児科を受診するわけにはいかないですよね(*_*)

でも、症状は子供と同じだし、うつされたんだと思うんだけど〜
という場合、大人は、耳鼻咽喉科、内科、眼科を受診しましょう!

まず、プール熱の症状は大人も子供と大差ありません。

  • 38〜39℃の高熱が続く
  • 喉が痛い
  • 目が充血している、目やにが増えた

これらの症状があれば、プール熱を疑って間違いありません。

 

特に、喉の痛みが強い場合は耳鼻咽喉科を、発熱やその他風邪のような症状が強い場合は内科を、目の充血や目やにが気になるようであれば眼科を受診してください。

 

病院を受診する際に、

  • 最近プールなどに行ったか
  • 家族の中でプール熱にかかった人がいるか
  • 子供の保育園でプール熱が流行っていないか

などを確認しておくと良いと思います。

 

発熱してすぐに受診すると、検査の時に陽性反応が出にくいことがあるので、発熱後2日目くらいに受診すると良いですよ!

 

プール熱に大人がかかった場合の検査は?

それでは、プール熱に大人がかかった場合、どんな検査をするのでしょうか?

まず、医師による診察があって、医師がウイルスなどの病原菌の検査が必要とした場合に検査があります。

その時にする検査としては、

  • 溶連菌抗原迅速検査
  • アデノウイルス抗原迅速検査(プール熱)

この2つを受ける可能性があります。

どちらも検査方法としては同じで、喉の粘膜を綿棒でこすり、そこで菌が採取されたかどうかの陽性反応を診ます。

30分程度で検査結果が出るので、後日診断内容を聞くという手間がなく、検査結果も90%以上の確率で当たるため、症状からプール熱が疑われる場合はすぐに実施される検査になります。

 

プール熱は、アデノウイルスが原因の病気ですが、溶連菌が原因で起こる症状ともよく似ているため、溶連菌の検査も行われる場合があります。

 

溶連菌が原因の病気か、アデノウイルスが原因のプール熱かを判断することで、処方される薬が変わってきます。

溶連菌の場合は抗生物質が処方されますが、アデノウイルスが原因の場合は特効薬がないため、解熱剤や鎮痛剤が処方されることになります。

つまり、プール熱であれば特効薬がないということですね。

 

プール熱に大人がかかったら治療はどうする?

プール熱にかかった場合、残念ながら特効薬がありません(*_*)

喉も痛むし、発熱もある、目が充血してかゆい、など症状がひどい場合はツライですよね。

ですが、風邪の時と同様に家の中で安静にしているのが一番の対処法です。

喉が痛い場合は耳鼻咽喉科で鎮痛剤を、目が充血しているなどの場合は眼科で点眼薬を処方してもらえるように頼むと、症状をやわらげることができると思います。
ただ、体に何かしら症状が出ているということは、体が病原菌に対して働きかけている証拠でもあるので、必ずしも薬が必要というわけではありません。

医師とよく相談してみてくださいね!

喉が痛くて通常の食事ができない場合は、なるべく流動食を摂るようにすると楽です。
ゼリー飲料などを試してみましょう。

あまりにも何も食べられない、水すら飲めないという場合は、脱水症状になってしまうと危険なので、病院で相談すると点滴が受けられるかもしれません。

プール熱は感染力の高い病気なので、熱が平熱まで下がってからも2日は外部との接触は避けるようにしましょう。

仕事などが心配で休みたくない、という気持ちもわかりますが、無理して出社して会社の人にウイルスをばらまいてしまっては、他の人の迷惑になってしまいます。
会社の人に事情を説明して、医師の診断を受け、診断書をもらうようにすると良いでしょう!

無理は禁物ですよ☆

 

まとめ

プール熱は、子供がかかる病気だと思われがちですが、大人でもかかる可能性は充分あります。

大人がかかってしまった場合、病院は耳鼻咽喉科、内科、眼科を受診するようにしましょう。
プール熱かもしれない、ということを相談した上で診察を受けるとスムーズにいくと思いますよ。

検査は、喉の粘膜をこすりとる検査をしてウイルスを特定します。
検査結果によっては、プール熱ではなく溶連菌だったということもあるかもしれませんね。

喉の痛みがツラかったり、目がかゆかったりなどがあれば医師に診断して鎮痛剤などを処方してもらうと良いです。

通常通りの食事が摂れない、飲み物も飲めない場合は、点滴などの措置を要求しても良いと思います。

無理してすぐに仕事復帰しようとせず、熱が下がってから2日間は様子を見ましょうね!

早くよくなりますように☆

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