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逆子のお灸を自宅でするやり方と回数は?セルフでするときの注意点!

逆子を治すのに効果的と言われている「お灸」。
鍼灸院に何度も通うと出費も多いし、大きくなったお腹で外を出歩くのも大変ですよね。

私も第二子を妊娠中に逆子が判明してしばらくの間ずっと治らなくて鍼灸院に通い始めました!
(関連記事:逆子にお灸は効果がある?何週ごろから?費用は?私の体験談!

なかなか治らなかった頑固な逆子…。
鍼灸院の先生からのススメで自宅でもセルフお灸をすることになったので、そのやり方をお伝えします!

自宅でのお灸のやり方や回数、セルフお灸の注意点をまとめてみましたよ〜!

逆子を治すお灸を自宅でするやり方は?

私が鍼灸院の先生から習った逆子を治すためのお灸は火を使うタイプのお灸でした。
火を使うのでくれぐれも火事にはお気をつけください。

お灸自体は1回5〜6分ほどでできる簡単なものですよ。

<必要なもの>
・お灸
・ピンセット
・チャッカマン

お灸は私の場合は通っていた鍼灸整骨院でいくつか分けてもらったり、10個セットになっているものを鍼灸院から購入していました。
市販で売られているのでメジャーなものはこの「せんねん灸」です。
一番スタンダードな火を使うタイプのお灸ですね。

 

見た目も形もこのせんねん灸と同じものを鍼灸院でも取り扱っていましたよ〜!

では早速お灸のやり方をお伝えしますね。

1.お灸の底面の薄紙を剥がす

火をつけてからだと剥がしにくいので先に剥がしましょう!

 

2.お灸のもぐさ部分に火をつけます

ライターだと火と指の距離が近くなるのでチャッカマンがオススメです。チャッカマンは100均とかに売られてますよ〜。もぐさが赤くなったのが確認できれば火がついています。

 

3.逆子に効果のあるツボに貼る

私は鍼灸院の先生から教わった「至陰(しいん)」というツボに貼りました。

「至陰(しいん)」は、足の小指の爪の外側かつ爪の生え際ギリギリのところです。

 

4.お灸が燃え尽きるのを待つ

火がついているときはもぐさ部分が赤くなっているのですが、全体的に白くなっていたら終わりです。
ちなみにお灸は、火をつけてから徐々に熱くなり始め2分後にピークをむかえ、あとは徐々に冷めていきます。火をつけてから5分後には終わります。

 

5.ピンセットを使って台座から剥がす

お灸をした後は、台座部分(オレンジ色のところ)も熱くなっているので直接触らずピンセットを使いましょう!

 

6.火が消えていることを確認して処分する

灰皿などがあればそれでもみ消すのも良いと思います。私の場合は水で濡らしてから処分してました。

少し細かく書きましたが簡単にまとめると、

・底面の薄紙をはがす
・火をつける
・ツボに貼る

これだけの流れです。

お灸に火をつけて2分後くらいに熱さのピークがくるのですが、ピリッとした刺激というか一瞬「チクッ」とするような感じの熱感なのでめちゃくちゃ熱いということはありません。

お灸後に皮膚に茶色い点のような跡が残ることがありますが、火傷というわけではなく、お灸のもぐさの色が移ってしまうだけなので安心してくださいね。

 

逆子を治すお灸の自宅での回数は?

私の場合は、週に2回鍼灸院に通っていました。

それ以外の日に自宅でお灸をするのですが、基本的には1日1回です。
鍼灸院では連続して3回ほどするのですが、自宅では1日1回でいいですよ〜と言われました。

そしてお灸のツボの「至陰(しいん)」ですが、1日1回なので右足か左足のどちらか一方だけする感じになります。

例えば、1週間のうち月曜と木曜に鍼灸院に行くとしたら、

月曜:鍼灸院で右足に3回
火曜:自宅で左足に1回
水曜:自宅で右足に1回
木曜:鍼灸院で左足に3回
金曜:自宅で右足に1回
土曜:自宅で左足に1回
日曜:自宅で右足に1回


という感じで右足と左足で交互にお灸をする感じです。

お灸をする時間帯ですが、気持ちがゆったりできる時であればいつでもいいと教わりました。
ただし、入浴の前後1時間は避けてくださいとのことでした。お灸自体が体を温める効果があるので、入浴の前後だと効果が得られないようです。

なので、夜寝る前にすることが多かったですね。

 

逆子のお灸をセルフでやる場合の注意点!

逆子のお灸を自分で行うときに注意することをまとめておきます。

・火事に気をつける
・ゆっくりできる時間にする
・無理をしない

まず、「火事に気をつける」
これは絶対ですね。いくら小さな火種でも屋内で火を使う行為になるのでこれは気をつけましょう。

それから「ゆっくりできる時間にする」
これは初めてするときほど気持ちにゆとりを持ってした方がいいからです。
時間がないときに初めてのことをしようとすると焦ってうまくいかないし、下手したら火傷してしまう可能性もあります。
ゆっくりできる時間なら昼でも夜でもOKですよ〜

そして「無理をしない」
逆子を治したい〜っていう焦る気持ちがあるのも十分分かるのですが、体調がすぐれないときにお灸をしても効果は出ないと思います。その時はまず休むのが先です。
それから、ツボの位置がよくわからない、自分にできるか不安、という場合も鍼灸院で一度レクチャーしてもらってからの方がいいです。
ツボの位置も曖昧なままでお灸をしても効果は出ないので、鍼灸院で相談して自分に合ったお灸を教えてもらいましょう。
私の場合は「至陰」というツボを教えてもらいましたが、その他にも「三陰交(さんいんこう)」というツボをオススメされる可能性もあります。
お灸の種類もいくつかあり、それによって火力も違ってくるので、曖昧な知識のままで無理をするよりはきちんと専門家に教わってから自宅でトライしてみましょう!

 

まとめ

逆子を治すお灸を自宅でする方法についてお伝えしました。
簡単にまとめると、

・お灸に火をつけて「至陰」のツボにのせて5分程度でできる
・1日1回程度でOK(鍼灸院の先生に要相談)
・火事に気をつけて気持ち的にも時間的にも余裕のあるときに行う

という感じです。

お灸ってなんとなくハードルが高いような気がしますよね。
私も逆子がきっかけで始めてお灸にトライしました。
自宅でやることになるなんて思ってなかったので、初めてする時はドキドキでしたが特に大きな問題もなくすることができましたよ!

妊娠中はいろいろなトラブルがありますが、逆子だとそれがずっと気になってしまいますよね。
逆子になってしまうのは体の冷えが原因の一つと考えられています。
お腹の張りが強かったり、体が冷えていると子宮の筋肉が硬くなってしまい、お腹の中の赤ちゃんも動きにくくなってしまうみたいです。

お灸をすると体を温めることができるので、鍼灸院の先生に相談して自宅でのお灸にもぜひトライしてみてください!

くれぐれも火事にはお気をつけて。

 

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