育児

新生児の甲状腺ホルモン再検査の連絡!?原因と検査結果

よだれかけをかけている赤ちゃんのイラスト

新生児の赤ちゃん、とーっても可愛いですよね( ´∀`)!
特に初めてのお子さんなら尚更!

やっと病院を退院して、家での生活にも徐々に慣れ始めたばかりのお母さんは、産後の体へのダメージと慣れない赤ちゃんのお世話でクタクタだと思います。

そんな中、「赤ちゃんの退院前の検査で甲状腺ホルモンに異常があることがわかりました」なんて連絡が来たら心配して当たり前です。

私も同じように連絡をもらったので、そのときは心配で心配で涙がポロポロとあふれ出したのを覚えています。

しかも、ネットで症状とかを調べてみるとさらに不安になることばかり…。

でも、安心してください!
赤ちゃんが死んでしまうようなことではないんです。

今回は、「新生児の甲状腺ホルモン異常と再検査結果」について私の実体験を基にお伝えします!

新生児の甲状腺ホルモン再検査の連絡

出産という大イベントを無事に終えて、まだ痛む身体を引きずりながら退院して数日。
やっと、安心できる我が家に帰ってきて、初めての赤ちゃんのお世話に一喜一憂、まさに奮闘する日が続いていました。

そんな中、私の電話がなります。
妊娠の時からお世話になっていた産婦人科からです。

「赤ちゃんは元気にしていますか?」穏やかな声のトーンで先生が聞いてきます。

「はい、とっても」私は答えました。

「実は、退院前に新生児の赤ちゃんに対して色々な検査をするんですが、あなたの赤ちゃんの検査結果で甲状腺ホルモンの分泌量に異常があるのではないか、という結果が出ました。」

え?と思う暇もなく、説明はまだ続きます。

「再検査が必要なんですが、詳しい検査は〇〇病院で行うことになります。紹介状を書きますので、早い時期に一度こちらへお越しいただけますか?」

「はい、え?甲状腺?ですか?再検査?」頭の中はパニックになってました。

赤ちゃんの生死に関わることではないので落ち着いてくださいね。甲状腺ホルモンという赤ちゃんが成長するのに必要なホルモンが正常に分泌されていないかもしれない、という結果が出ています。その再検査をなるべく早い段階で受けた方がいいので、こちらに紹介状を取りにきていただけませんか?」

「わかりました。明日取りに行きます。」こう返事をするのが精一杯でした。

そりゃ、突然こんな連絡が入ったらびっくりして当たり前です!

あなたもきっと、わけもわからず再検査と言われて不安になってしまっているのでしょう。

でも、大丈夫です!
赤ちゃんは死なないし、早い段階で検査を受ければなんの問題もありません!

とにかく安心してくださいね。
まずは、目の前の赤ちゃんをしっかり可愛がってあげてください。
ちゃんと赤ちゃんと目と目で会話をして、赤ちゃんを信じてあげてください!

新生児の甲状腺ホルモン異常の原因・症状

いざ、紹介状をもらいに産婦人科に行くと、先生からはどういう検査をしてどんな結果だったのかの説明を受けました。

この時に赤ちゃんも一緒に連れて行けば良かったのですが、私は母に赤ちゃんを預けて単身で病院に行きました。
おそらく、赤ちゃんと一緒に行けば、産婦人科の先生も赤ちゃんを診察してくれるし、体重測定もしてくれると思います。

まず、新生児の赤ちゃんは退院前に新生児マススクリーニング検査というものを受けています。

◆新生児マススクリーニング検査とは
生後5日前後の赤ちゃんが受ける検査で、内分泌疾患(ホルモン異常)と先天性代謝異常症を見つけることが目的で行われる検査です。
赤ちゃんのかかとから少量の血液を採取して行います。

この検査結果が分かるのが、1〜2週間ほどかかるのでほとんどの場合、退院後に結果の連絡が来ることになります。

そして、今回の甲状腺ホルモンに関する検査結果ですが、
私の場合は、TSHという値が高いことが問題でした。

このTSHとは、甲状腺刺激ホルモンというもので甲状腺ホルモンの分泌量をコントロールしているものです。

TSH値が高い=甲状腺ホルモンが足りないからいっぱい出して〜!という指令が出ている

という状況です。

つまり!
TSH値が高い=甲状腺ホルモンが分泌されていない(分泌量が少ない)というわけです。

◆TSH値が高くなる原因
これについては、原因はまだよくわかっていないようです。
母親の甲状腺の影響を受けることもあるみたいですが、私の場合は特にそういった甲状腺の検査を受けたことがなかったので影響したかどうかは分かりません。
また、妊娠中に昆布を頻繁に食べると良くないとも言われましたが、そんなに頻繁に昆布も食べてないです(笑)

◆症状
・だらんとしていて元気がない
・便秘気味である
・黄疸が長引いている
・体重増加がない
など、さまざまな症状があるのですが、
私の場合は便秘気味?かな?(2日に1度しかウンチが出ない)という程度で、他はどれも当てはまりませんでした。

ちなみに産婦人科の先生曰く、
「明らかにおかしかったら入院中からだいたいわかる」とのことで、
今回私の赤ちゃんの検査結果には驚いたと言っていました。
とにかくだらんとしていて元気がないのが特徴だと言っていましたよ〜

あなたの赤ちゃんが症状のどれにも当てはまらない場合、ほぼ問題ないと思います。

新生児の甲状腺ホルモン再検査の結果

兎にも角にも再検査!ということで、
紹介状をいただいて早い段階で再検査に行きました。

私はその日まで不安で不安で、夜な夜な泣いてしまうこともあったので主人についてきてもらいました。

再検査はちょっと大きめの病院で行いました。

検査内容としては、
・身体測定
・医師による診察
・血液検査
・レントゲン検査
・甲状腺のエコー検査

です。

このときで、出生からおよそ2週間。
体重も500gくらいは増えていて、医師による診察でも特に異常なし。
血液検査をしてから結果が出るまでに1時間はかかるので、先に採血をしました。
採血後、レントゲン検査。
これで足の太ももの骨(一番大きい骨)を見て成長具合がわかるようです。
それから、エコー検査。
甲状腺は首のところにあるので、ここをエコーで診ます。この検査で、甲状腺の有無と大きさを測ります。

レントゲンの検査結果も異常なし。
エコー検査は、甲状腺は有るが大きさは測れず。(赤ちゃんが泣き止まなくて大きさ確定ができず/笑)

一番気になる血液検査ですが、
TSH値がグッと下がっていました*\(^o^)/*

新生児マススクリーニング検査の時のTSH値は32mlU/L
再検査後のTSH値は9.8mlU/L

やったーーーー*\(^o^)/*

ちなみに新生児マススクリーニング検査でTSH値が10mlU/Lを超えていると異常値で再検査となります。

しかーし!

本当の正常値は5mlU/L以下なんです…(´Д` )

というわけで、次の週また再検査ということになりましたが、確実に数値は下がっているし、診察時も特に異常はなかったので、このまま良い方向に進むでしょう!
とお医者さんには言われました。

その次の検査では数値が6.8mlU/Lで今一歩!という結果に。
一月おいて再検査になりました。
その結果、数値が4.8mlU/Lまで下がり正常値に*\(^o^)/*

定期的に検査はしたものの、数値は確実に下がってきたし、赤ちゃんはとっても元気に成長してます。

ちなみに再検査でも数値が高いとすぐに投薬が開始されるんですが、何も怖がることはなくて、ホルモンが足りてないからホルモンを足す薬を飲むだけです。

ミネラルが足りてないから塩をなめるようなもんだと思って、あまり気にしすぎないようにしてくださいね( ´∀`)

まとめ

いきなり病院から再検査が必要ですって言われると、すごく不安になってしまいますよね。

私も夜な夜な泣いていたのでお気持ちお察しします。

でも、赤ちゃんに変わった症状がなければほとんど大丈夫です。

この新生児マススクリーニング検査も、すこしでも取りこぼしがあったら良くないという観点から、厳しい検査になっています。
厳しくチェックして、少しでも異常の可能性があれば再検査になるようになってるだけなんです。

あなたの赤ちゃんが元気で食欲もあるようなら、まず大丈夫!

あなたの赤ちゃんを信じてあげましょう( ´∀`)

私の
赤ちゃんの場合は、何度も再検査をしましたが、その間に何か特別なことをしたかというと、何もしてません。
母乳やミルクをあげて、おむつを替えてお風呂に入れて一緒に寝て…。
本当に普段の生活をしていただけです。

赤ちゃんはお母さんにかまってもらいたくて、そんなことしてるのかもしれないですよ。

愛情たっぷり育ててあげてくださいね♪

※甲状腺ホルモンの分泌が少ないと何がいけなくて何に影響するのか、ということは不安要素にしかならないので省きました。
まずは、赤ちゃんとスキンシップを取ってあげてくださいね( ´∀`)

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