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足の消臭には足湯!その方法と重曹・ミョウバンで効果アップ!

足湯する女性のイラスト

足の臭い対策には、足湯が効果的って聞くけどなんで効果があるんだろう?

たかが足湯でそんなに効果があるの?
効果があるなら足湯の方法が知りたい!

そんなあなたのために、足湯がなぜ臭い対策に効果があるのか、その方法と更に効果アップのための重曹・ミョウバンを使った方法をご紹介します!

足の消臭には足湯!その方法は?

足湯が臭い対策に効果的って聞いたけど、なんで効果があるんでしょうか?

足湯は臭い対策になぜ効くの?

足湯には、
・足を温めて血流を良くすることにより、老廃物が排出される
・しっかりと皮膚表面を温めてふやかすことにより、角質などの余分なものがなくなる

というメリットがあるからです!

足の臭いの原因は、足の雑菌が繁殖すること、汗によって流れ出た皮脂や角質汚れがその菌と合わさって分解されることにあります。

足に老廃物が溜まっている状態は雑菌が繁殖するためのエサが溜まっているような状態なのです!
足湯は、そんな老廃物を排出して、皮脂や角質を落とすこともできるので、雑菌のエサとなるものを取り除く効果があると言えるんですね!

基本的な足湯の方法

◆準備するもの
・洗面器 or バケツ
 →足首まで浸かれるものであればOK
・熱めのお湯(40〜43℃)
・リラックスする気持ち

◆足湯の方法
これはもう単純!

洗面器に熱めのお湯を入れて10〜15分足をつけるだけ!

なんて簡単\(^o^)/

ポイントは、少し熱めのお湯を使うことと、気持ち長めに足をつけることです。

短い時間だと皮脂や角質の汚れが落ちにくいので、リラックスした気持ちで長い時間浸けておくのが重要です!
足の汚れを出し切るつもりで、ゆったりと浸かってくださいね( ´∀`)

足の臭いには足湯!ちょい足し重曹

足湯による消臭効果をよりアップさせるために重曹を使いましょう!

重曹とは?

重曹は便利!みたいなことはよく聞きますが、重曹ってなんでしょう?
その正体は、「炭酸水素ナトリウム」というアルカリ性の成分で、これは人間の体の中にも存在している成分です。

重曹は本当に便利なもので、料理にも掃除にも使えます。
料理:お菓子のふくらし粉、山菜のアク抜き
掃除:油汚れ、テーブル拭き

また、「食品」なので口に入っても安心なのも嬉しいですね。

そんな重曹は、「足の臭い」に対して「消臭」効果が期待できます。
足の臭いの原因は、イソ吉草酸(いそきっそうさん)という酸性の物質です。
このイソ吉草酸は汗の中に含まれるアンモニアやミネラルなどが皮膚の常在菌によって分解されることによって発生します。
特に足は、一日の中で靴の中に閉じ込められ、汗もかいて蒸れやすく、雑菌も繁殖しやすい状況になるので、このイソ吉草酸が発生しやすい環境になっています!

酸性のイソ吉草酸に対してアルカリ性の重曹を使うことで中和することによって、イソ吉草酸の臭いは消えてなくなります。

足湯に重曹をちょい足しで効果アップ!

足湯の洗面器1杯に対して、大さじ1程度の重曹を入れます。
よくかき混ぜて、重曹が溶ければできあがり☆

お手軽に重曹足湯のできあがりです!

そもそも消臭効果のある足湯に、臭いの元となるイソ吉草酸を中和させる重曹を入れることでより効果が得られます!
臭いの元を消しちゃうわけですからね、そりゃ効果があるわけです( ´∀`)

足の臭いには足湯!ちょい足しミョウバン

足湯の消臭効果アップのためにミョウバンを足してみましょう!
重曹はよく聞くけど、ミョウバンって聞かない…。
そもそもミョウバンって何?

ミョウバンとは?

ミョウバンは、ざっくり言ってしまえば金属が結晶化したものです。金属と聞くとなんだか身構えてしまいますが、人体にはまったくの無害で、古くから食品添加物などに利用されてきました。
ミョウバンは漬物に使われているものでもあるので、スーパーで手軽に購入できますよ〜!

ミョウバンには、食品に使うだけでなく、消臭剤としての利用が有名です!
天然のミョウバンは「アルム石」と呼ばれ、世界最古のデオドラント剤として古代ローマの時代から愛用されてきました。

ミョウバンを水に溶かすと弱酸性になります。

臭いを放つ雑菌類にとって、弱酸性の環境下は過酷で、増殖することができません。
ニオイを生み出す「雑菌」を退治してくれるため、消臭効果が期待できます。
体からは、さまざまなニオイ物質が出ています。
そのなかでもキツイ臭いのひとつに、アンモニアといったアルカリ性のニオイ物質があります。
ミョウバンは弱酸性ですので、こういったアルカリ性の臭いを中和してくれます。ニオイ物質がなくなるので、効果的に消臭してくれるわけです。

ミョウバンには、嬉しいことに制汗作用もあります!制汗作用によって汗をかくこと自体が減ると、その分湿気も減り、雑菌が住みにくい環境になります。
そのため、ニオイが出にくい環境をキープすることができます。
そう、ミョウバンは漬物に使えるだけではなく、ニオイ物質を中和してくれて制汗作用もあるお手軽なニオイ対策品なのです!

足湯にミョウバンをちょい足しで効果アップ!

足湯にミョウバンを足すときは、重曹のように足すのではなく、まずミョウバン水を作る必要があります。

ちょっと手間がかかりますが、ミョウバン水は100円均一に売られているスプレー容器に入れれば制汗剤としても使えるので、多めに作って足湯に入れたり、制汗剤として使ったり、ファブリーズと同様に使ったりと用途が多くありますよ♪

ミョウバン水の作り方はこちらの記事を参考にしてください。
(夏に出る大量の汗の原因は?止める方法)

ミョウバン水を10〜30倍程度に薄めて使うので、お湯の量はおおよそミョウバン水の10〜30倍程度必要になります。
足湯2リットルに対してミョウバン水100ml程度で構いません!
あんまり細かく考えすぎないようにね( ´∀`)

この時の足湯ですが、熱すぎない程度、丁度いいお湯加減でどうぞ!
ニオイ物質であるアンモニアなどのアルカリ性物質を中和してくれるので、ミョウバン足湯は効果的ですよ〜!

まとめ

今回は、足の臭い対策として足湯を紹介しました。
ただの足湯でも、毎日続けることで効果を発揮しますよ!

重曹やミョウバン水を準備するのが面倒な人でも、まずは足湯だけでも続けてみましょう。

また、
・重曹はアルカリ性なので酸性の物質を中和する
・ミョウバンは弱酸性なのでアルカリ性の物質を中和する

という特徴を知っておけば、重曹で効かない物質にはミョウバンを、ミョウバンに効かない物質には重曹を、という使い分けができますね!

普通の足湯では効果がイマイチという人は重曹足湯を、重曹足湯でもダメだったらミョウバン足湯を試してみるといいですね◎

間違っても重曹とミョウバンを一緒に使ったらダメですよ〜!
それぞれを中和してしまいます!
是非、足湯を試してみてくださいね♪

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