季節の話題

成人式に出ないのはおかしい?親不孝になる?出ないと後悔する?

新成人、おめでとうございます!

成人するという実感ってなかなかわかないものですよね。
私も成人式の時に「成人した」という実感はなく、ただハタチになっただけという気持ちでいました。

私は成人式に出席しましたが、もちろん同級生の中には「出席しなかった」という人も多くいます。

今、あなたも「成人式に出たくない」もしくは「出ないことはおかしいのか?」とお悩みですよね。

今回は、成人式に出席しないのはおかしいことなのか?親不孝だと思われてしまうのか?今は出るつもりがないけれど、数年後に後悔することになるのか?ということを、成人して子供もいる私なりに考えてお伝えします!

成人式に出ようかどうしようか悩んでいる、というのであれば、ぜひ参考にしてみてくださいね!

成人式に出ないのはおかしい?

新年あけましておめでとうございます!

というニュースが落ち着いた頃、成人式に関連した話題が飛び交うようになりますよね。
毎年ニュースでは各地の成人式や成人した芸能人を取り上げて報道をしています。

そんな「成人式」、出ないのはおかしいことなのでしょうか?

「成人」としてきちんと考えて判断したことであれば、おかしいことでもなんでもないですよ。

新成人の中には、すでに就職をして仕事が忙しいために成人式に出席できないという人もいますし、その人の気持ちやスケジュール次第で成人式に出席しない、ということは多くあります。

もちろん私の同級生にも出席しない人はいました。

「成人」したからには、これから先の人生、どんな選択をしても「自由」です。

成人するということは、今まで親の保護下にあった状態から卒業して、自分の人生を自分の判断で歩むということです。
今まではあなたの行動一つ一つを親が責任を持って見守っていましたが、それももうおしまい。
これから先は、何をしても自分に責任があります。

というわけで、成人式に出ないことはおかしいことではないです。

ただし、「成人式に出る・出ない」という選択の責任も自分にあるので、その選択を誰かのせいにしたりすることのないようにしましょう。

成人式に出ないのは親不孝?

では、成人式に出ないのは親不孝になるのでしょうか?

実は、成人式の式典に出ることは、今となってはさほど意味はないと私は思っています。
成人式に出る・出ないは個人の自由です。

ただし、無事に成人の日を迎えて成長した姿を親にきちんと見せてあげてください。

実はこの成人式、親にとっては重要な意味を持ちます。

私は子育て真っ最中ですが、我が子が日に日に成長していく姿を見るのは本当に嬉しいものです。生まれた時は米袋よりも軽かった我が子が、立派に成人した姿を見られるのは親にとって感無量です。

親としても「立派に成人したあなた」を見ることで、人生に一つの区切りができます。

実際に私が成人式の日に母に「私ももう成人だよ〜」と何気なく話しかけたら、すごく嬉しそうな顔をしてくれて「やっとここまで来たっていう達成感と、少し寂しい気持ち、それからすごくホッとしている」ということを言われました。

「肩の荷が下りる」ってこういうことを言うのね、なんて言っていました。
親にとっても我が子の成人は一大イベントだということです。

成人式に出ないというのであればせめて、一つの区切りとして晴れ姿を両親に見せる、記念写真を撮るというような、親が後から振り返って思い出せる人生の節目を作ってあげるのもいいのではないでしょうか?

成人式の式典にはこういう理由で出たくないけれど、感謝の気持ちはあるので、記念撮影だけでもしよう、ということを言ってもらえれば親にも納得してもらえると思います。

成人式に出ることが親孝行ではないように、成人式に出ないことが親不孝だというわけではありません。
別の形で親孝行をしていけばいいというだけの話です。

成人式に出ないと後悔する?

「やらない後悔よりやる後悔」という言葉がありますね。

できるだけ「後悔したくない」のであれば、成人式には出るべきです。

というのも、「やった後悔」よりも「やらなかった後悔」の方がずっとずっと強く心に残ります。
成人式に「出なければよかった」という後悔よりも「出ておけばよかった」という後悔の方が強いんですよね。
それに成人式は一生に一度しかないので、もう後戻りすることはできません。

成人式の式典に出ることにさほど意味はありませんが、「成人式に出たという経験」には大いに意味があると思います。

数年先、結婚して子供を授かって、その我が子が成人式を迎える…。
そんな時に「自分の時はこうだったのよ」と話せるのは、自分が経験しているからできることです。

極度のストレスを抱えてまで成人式に出る必要はありませんし、自分のしたいようにするのが人生ですから「出ない」という選択肢ももちろん悪いわけではありません。
自分にとってベストな選択を常に心がけてください。

ただ、おせっかいな視点からいうのであれば、「成人式に出ないのはもったいないかな」というくらいです。
色々な経験はやり直しができますが、「成人式」は後戻りができませんからね。

まとめ

今回は、成人式に出ないことについてお伝えしました。

成人式に出る・出ないという選択は、きちんと考えたものであれば自分の気持ちに従って構いません。
そうした判断ができるようになることも「成人」したことの証です。

成人式に出ないことは親不孝にはなりませんが、親に感謝の気持ちを伝えること、せめて晴れ姿を見せてあげることなどはしてあげた方がいいと思います。
親にとっても我が子の成人式は一大イベントであり、人生の一つの節目です。

極度のストレスを抱えて成人式に出る必要はありませんが、少しでも後悔を軽くしたいのであれば、成人式に出る方がいいと思います。

私はたまに成人式の時を振り返ることがありますが、式典がどうだったか、その時の友人とはどんな話をしたかということはあまり覚えていません。
でも、晴れ姿を親の職場まで見せに行ったこと、その時の親の表情は忘れられない思い出ですね。

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