育児

赤ちゃん連れの花火大会が良くない理由は?影響と楽しむには?


夏といえば、花火大会!

夜空にヒュ〜〜〜〜、ドーーーーン!と上がる花火は本当に綺麗ですよね( ´∀`)
私は花火を見るたびに、夏だな〜と実感します。

そんな花火を赤ちゃんにも見せてあげたい!
って思うお母さんも多いのでは?

でも、お祭りという人混みの中、赤ちゃんを連れて行っても大丈夫?
赤ちゃんに影響はある?など、不安はたくさんありますよね(´Д` )

結論から言うと、
赤ちゃんを花火大会に連れ出すのはオススメできません。
赤ちゃんにとっては危険がいっぱいです!
なぜ良くないのか、人混みでの赤ちゃんへの影響は?
花火を楽しむにはどうしたらいい?ということをまとめてみました!

赤ちゃん連れの花火大会が良くない理由は?

まず、赤ちゃんを連れて花火大会に行くことを想像してみましょう!
花火を見せてあげているところだけを想像してはいけません。
家を出るところから想像してみてください。

普段外出するときに準備するものはもちろん、花火大会に行く時も必要になります。
結構な大荷物ですよね?
赤ちゃん連れの外出は荷物が多くなります。
そんな大荷物を抱えながら、赤ちゃんも抱っこするとなると大変ですよね!

荷物は旦那に持ってもらって、赤ちゃんはベビーカーなら行けるっしょ!

待て待て待て〜〜!
そのベビーカーが一番危険です!
そもそも花火大会のように、人が多く、混雑している場所でのベビーカーはオススメできません。
ベビーカーは意外と幅を取りますし、人が多くいる場所では足元の視界が悪く、ベビーカーを蹴られてしまったり、下手したらそれがきっかけで大人が転倒なんてことも!
そのままベビーカーごと倒れてしまっては、楽しいはずのイベントも悲劇になってしまいますよね(;´Д`)

じゃあ、抱っこ紐ならオッケーじゃない?

抱っこ紐はベビーカーに比べると、お母さん(またはお父さん)との密着率が高く、安全なようにも思います。
しかし!赤ちゃんもお母さんも夏の暑い中で密着するということになるので、汗でベトベトに…。
汗をたくさんかくということは、脱水症状にもつながってしまいます。
赤ちゃんもお母さんもぐったり…なんてことになってしまうかも!

それなら、こまめに授乳したら大丈夫じゃない?

授乳はどこでしますか?
そう、花火大会は仮設テントや仮設トイレばかりなので、授乳室はおろか授乳スペースなんてないと思っていいでしょう。
授乳ケープを使えば授乳できないこともないのですが、人が多いこともあって人目が気になる、周囲の人も目のやり場に困る、とあまりオススメできる行為ではありません。
(まだまだ日本人の授乳に対する偏見も多いですからね;)

ミルクであれば、哺乳瓶とお湯があれば周囲にあまり迷惑をかけることなく水分補給をさせてあげられますが、お湯を冷やす水道が見つからなかったり、ゆっくり座る場所が確保できなかったりとこちらも大変なのは間違いないです。

また、授乳がうまくできたからといって、おむつ交換はスペースが確保できないことがほとんど。
おむつ交換できる場所なんてないと思ってください。

さて、ここまで書いてきましたが、
・赤ちゃん連れは大荷物
・人混みにベビーカーは不適切
・抱っこ紐は汗だく
・授乳、おむつ替えの場所がない

というデメリットから、赤ちゃん連れの花火大会は難しいと言えます。

無理ではないですけどね、あまり良くないです。
赤ちゃんにとってもお母さんにとっても。

 

赤ちゃん連れの花火大会での影響は?

赤ちゃん連れの花火大会、花火の音って赤ちゃんには影響はあるの?耳は大丈夫?
という不安ってあると思うんですが、

赤ちゃんの耳で花火の音を聞いても基本的には大丈夫です。

ただし、赤ちゃんは「花火」というものがまだよくわかっていません。
そんな中、人混みでいきなり大きな音がなるわけですから、びっくりして当然です!
びっくりして泣き出しちゃう子も多いんだとか。
お母さんからしてみれば、花火のドンッドンッという音は心地よく、季節が感じられるものかもしれませんが、赤ちゃんにとっては驚きの種でしかないのです。

また、花火の音以外にも花火大会には赤ちゃんに影響してしまうかもしれないものがいっぱい!

例えば、
・虫刺され
・屋台やタバコの煙
・病気の危険
   など。

どれも、家の中にいれば気にならないことですが、夏場に外に出るということはこれらの影響から目をつぶることはできません。

赤ちゃんはまだまだ免疫力の低い状態です。
これらを完璧に防ぐことは難しいので、赤ちゃんのためにも人混みは避けたほうが良いでしょう。

 

赤ちゃん連れの花火大会を楽しむためには?

でも、お母さんの息抜きとしても赤ちゃんの経験としても花火を見せてあげたいっていう気持ちはありますよね?

そんなときは、室内またはベランダ、人の少ない屋上など人が少なく花火からもある程度距離のある場所を探してみましょう!

人が少ないのであれば、先に書いたような影響からも赤ちゃんを守ることができますし、授乳やおむつ替えもできる可能性が高くなります。
花火からある程度距離をおくことで、花火の大きな音も軽減され、赤ちゃんもあまり驚かずに花火を見ることができます。

まだまだ、大人にされるがままの状態の赤ちゃん。

いろんな経験をさせてあげたい親の気持ちもわかりますが、赤ちゃんの頃の記憶は小学生頃には忘れてしまっているでしょうし、もしかしたら花火の音がトラウマになってしまっているかもしれません。
(驚かすつもりはないのですが、トラウマの可能性はないとも言い切れないですよ〜)

赤ちゃんがもう少し大きくなって、自分から行きたい!と言ってくれるようになるまでのお楽しみとして待ってみてもいいのではないでしょうか?

それでも、どうしても!
というのであれば、まずはお家の庭などで手持ち花火から始めてみるのも悪くないと思いますよ( ´∀`)

 

まとめ

今回は、赤ちゃん連れの花火大会についてまとめてみました。
私も赤ちゃんに花火を見せてあげたいという気持ちは大いにあるのですが、赤ちゃんへの負担、自分への負担を考えると、行かない!という決断が最良のような気がしています。

外出は悪いことではありませんが、赤ちゃんにとっては花火大会という特別なイベントはまだ刺激が強すぎるかもしれません。

もしも行く場合は、あらゆることを想定してから準備して、赤ちゃんの様子をよく観察しながらにしてくださいね!

-育児
-,