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インフルエンザ 家族からうつらない方法は?うつる期間と予防方法!

インフルエンザは冬の病気の中でも特に感染力が強いことで有名ですよね。

そんなインフルエンザに家族が感染!

なんてことになったら、絶体絶命のピンチ!と感じる人も多いのではないでしょうか?

私は、0歳児の赤ちゃんの育児をしているので、今旦那か私がインフルエンザになってしまったら…と考えるとゾッとします。

そんな私も学生の時はよくインフルエンザにかかっていました。
毎年かかるほど…笑

そんな時に家族がとっていた対策も含めて、今回はインフルエンザに家族がかかってしまった場合のうつらない方法やうつる期間、感染を予防する方法についてご紹介します!

インフルエンザの家族からうつらない方法は?

私は家族内でどちらかというとインフルエンザウイルスを持ち込む役割だったんですが…、その時に母が気を使っていたことなどを含めて、家族からインフルエンザがうつらない方法をご紹介しますね!

母の処置が適切だったためか、私がかかってからは家族は誰もうつった人はいませんでしたよ〜!
ちなみに、私、父、母、兄の4人家族でしたが、インフルエンザにかかるのは毎年私だけでした…

感染者は隔離する

インフルエンザの家族内感染率は、一般の市中感染に比べると2倍~3倍とも言われるほど家庭内での感染率って高くなるんです。それでも、おおむね20%~30%くらいの感染率なので、適切に処置をして入ればうつらなくて済みます。

まずは、感染者と部屋を別にするなど接触時間を少なくすることが重要です。

私が学生の時にインフルエンザにかかった時、必ずと言っていいほど使用頻度の低い和室に隔離されていました。
高熱が出ていたのと、体のあちこちが関節痛というか筋肉痛のような痛みで動くのが億劫だったのもあって、熱が下がるまでの間は部屋から出ずにぐったりしていたのを覚えています。

食事も母が作ってくれたものを食卓では食べず、和室内で食べました。

インフルエンザにかかった時、私と接触するのは基本的に母のみで父は朝晩に挨拶に来る程度、兄との接触はなかったです。

 

感染者にマスク着用を義務付ける

インフルエンザにかかった時に母から口すっぱく言われていたのが、「マスクをつけなさい」ということでした。

これは、インフルエンザが空気感染ではなく飛沫感染だからです。
飛沫感染というのは、飛沫、つまりくしゃみをした時などに出る唾液や鼻水などにウイルスがいてそれが体内に入ることで感染するということです。

感染者にマスクをつけさせると、口と鼻を覆うことになるので感染原因である飛沫を撒き散らすことを防ぐことができます。

私がマスクを着用することはあっても母がマスクを着用することは少なかったように思います。
もちろん、人混みに行く時などは着用していましたが、家庭内の感染対策としてマスクを着用しているのは主に私でした。

 

適度な加湿を行う

それから、加湿を行うこともしていました。

インフルエンザウイルスは、冬の時期の乾燥した空気の中では活発ですが湿度が苦手です。
部屋の空気が乾燥しないように加湿を行うことでウイルスの活動を弱めることができます。

例えば、私が1日中着ていたパジャマを洗濯した場合、干すのは私の隔離されている和室という感じで加湿器を使わなくても加湿ができるように工夫していました。

加湿と同時にちょこちょこ部屋の換気をしてくれたのも覚えています。

熱で高温になった体に外の新鮮なひんやりとした空気が入ってくるのは気持ちいいものでしたね。

 

母が基本的に行なっていた家庭内インフルエンザ対策は、今まで記してきた3点です。

・感染者を隔離する
・感染者にマスク着用を義務付ける
・適度な加湿を行う

この3点が主な対策でしたが、家庭内で感染する人は今まで1人もいませんでしたよ〜!

 

インフルエンザの家族からうつる期間は?

それでは、家族がインフルエンザにかかった場合、どのくらいの期間気をつけなければいけないのでしょうか?

家族内感染はおおむね1週間~8日以内に感染者が出ることが知られています。
家族内で誰かがインフルエンザを発症してから1週間が大体の目安ということですね。

インフルエンザのウイルスに感染して発病するまでの潜伏期間は、最短1日、長くて5日くらい、平均2日~3日というところです。つまり、家族が感染して、誰かがうつってしまった場合、症状が出るのは5日以内ということですね。

基本的に、インフルエンザは熱が下がってから丸2日(48時間)経てば感染率が落ちるとされています。

ただし、感染率が下がるだけで感染しないわけではないので1週間は注意が必要です。
1週間を過ぎれば、ほぼ感染の可能性はないでしょう。

ただ、ウイルスの排出量には個人差があるので、熱が下がって丸2日経った後でも感染者にはマスクを着用させるのだけは心がけた方がいいですね。
くしゃみや咳をしている状態が続いている場合は、まだウイルスを撒き散らしている可能性があるので、熱が下がっても症状が治まるまではマスク着用を義務付けましょう!

 

インフルエンザで家族からの感染を予防するには?

では、家族がインフルエンザにかかった場合の感染予防策をご紹介します。

感染者との接触を避ける

最初に書いたことと同じようなことですが、感染者を隔離するのはもちろん、接触を避けるのが一番です。

部屋数が少なくてどうしても隔離が難しい場合でも、マスクが着用できない食事の時は時間をずらしてなるべく離れ、別々に食べるなどの工夫が必要です。

感染者に触られたからといって必ず感染するわけではありませんが、顔を近づけて会話をするなどの行為は感染の確率が高くなるので避けるようにしましょう。

 

感染者と接する時はマスクをつける

よく「マスクなんて意味がない」と言われたりしますが、家庭内では別です。
マスクをしっかり着用して、口や鼻からウイルスが侵入するのを防ぎましょう。

ただし、マスクの取り扱いを誤ってしまっては意味がありません。

すでに感染している人がつけるマスクは、マスクの内側にウイルスがびっしり付着していますが、これからの感染を予防するためのインフルエンザにかかっていない人がつけるマスクは、マスクの外側にウイルスが付着しています。
マスクを着用した時に外側からマスク本体を触ってしまっては、ウイルスをじかに触るようなものです。
できるだけ、ゴム紐を使っての着脱を心がけましょう。
食事の時にマスクを外した場合は、その場で捨てて新しいマスクを着用する方がいいです。

感染者を隔離している場合、四六時中マスクをつける必要はありませんが、隔離している部屋に入る場合は必ずマスクをつけるようにしてくださいね!

 

できるだけ部屋中を加湿し、水分補給をする

インフルエンザウイルスは、乾燥していて湿度が低い状態を好みます。

部屋の加湿を行うだけでもインフルエンザの感染率を下げることができるので、加湿器を使うだけでなく、濡れたタオルを干すなどの措置を取ってください。

また、赤ちゃんなどがいる家庭では、なるべく赤ちゃんにこまめに水分補給をしてあげましょう。
喉が渇いていると感染しやすくなります。

よく言われる「手洗い・うがい」ですが、うがいをすると喉に付着したウイルスを洗い流す効果と同時に喉の加湿にもなります。
感染予防の基本ですが、重要なことなんですよ〜!

 

体を温めて栄養をしっかり摂り、睡眠をよくとる

そして、何より大切なのは、自分自身の免疫力を高くすることです。
いくらマスクや手洗い・うがいをしていても、体の免疫力が低ければ感染しやすいです。

冬の時期は手足が冷えがちになりますが、体を温めて日頃からウイルスに負けない体を作ることが重要になります。

特に、温かいものを食べたり飲んだりして体の内側から温めるのが有効ですよ〜。

私はよく、ホットのジンジャーレモンティーなどを飲むようにしています。
生姜は体を温めるのにとても効果のある食材なので、食事を作る時も積極的に取り入れてますね。
冬場の温かい豚汁なんかも具材をたっぷり入れれば栄養にもなるので、生姜も食材もたっぷり入れて作るのがオススメです!

カップラーメンや菓子パンなどの食事は避けて、体が温まるような食事を取り入れてくださいね。

免疫力の向上自体が、インフルエンザウイルス感染の予防策として一番効果を発揮しますよ〜!

 

まとめ

家族がインフルエンザになった場合に怖いのが家庭内感染です。

特に、小さい子供がいる家庭での感染は避けたいですよね。

家族に感染者が出た場合は、速やかに隔離を行なってマスク着用を義務付けてください。

熱が下がってから丸2日間は感染力が高い状態なので、それまでは濃厚接触を避けてくださいね。
1週間ほど経てば感染力はほぼ無くなります。
感染した場合は、5日以内には症状が出る場合がほとんどなので目安として覚えておいてください。

家庭内感染の予防の基本は、隔離・マスク着用・加湿です。
感染者との接触をなるべく避けて、接する時はマスクを着用し、部屋の加湿を行いましょう!

ただし、自分の体の免疫力を高めることが一番有効な手段なので、温かいものを食べたり飲んだりして体を冷えから守り、たっぷり寝ることが大切です。

逆に言うと、不摂生な食生活・睡眠不足は体の免疫力を下げてしまいます。
いくら感染予防をしていても体の免疫が低ければ感染率は高くなるので注意してくださいね!

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