最近では、餅つきをする家庭も減って真空パックの鏡餅を飾ることも多くなってきましたよね。
100円均一ショップでも小型の鏡餅がパック売りされているので、手軽に準備できるのも魅力の一つです。
そんな小型のパックの鏡餅、お家の中の色々なところに飾っていてたくさんあるのに、どうやって食べようかお困りではないですか?
今回は、パックの鏡餅を美味しく食べる方法をご紹介します!また、小型のパック餅は鏡餅の形をしていて取り出しづらい!という場合の、鏡餅の出し方やお餅が固い時の切り方のコツもお伝えしますよ〜!
ぜひ、パックの鏡餅を食べる時の参考にしてみてくださいね♪
もくじ
鏡餅の食べ方 パックのものは?
小型のパックの鏡餅って小分けされているわけではなくて、鏡餅の状態になっているので、丸っと1個は使いにくいですよね。
まずは、小さく分けて使いましょう!
丸餅を細長く切る(どの方向でもOK、ご自身の使いやすいように)
この下処理ができて入れば、あとは自由に調理できます。
お餅は、焼く・揚げる・茹でる、どんな調理方法でも美味しく食べられますよ〜!
お餅を焼く
実は、トースターで焼くよりもフライパンを使った方が簡単です!
トースターにアルミホイルを敷いてお餅を焼くと、焼いて柔らかくなったお餅がアルミホイルにくっついたりして、後の処理が大変だったりしますよね。
それが、フライパンを使うだけでいつもの料理と変わらない手間になるので楽チンです♪
やり方は、油を敷いたフライパンで焼くだけ!
片面ずつ、様子を見ながら焦げ目をつけて焼けるので美味しいですよ〜♪
ふっくら柔らかいお餅がお好みの場合は、フタをして焼く蒸し焼きもおすすめです。
あとは、きな粉をまぶしたり砂糖醤油をつけたりしていただきましょう!
お餅を揚げる
お餅を焼いて食べるのに飽きたら、揚げてみましょう!
お餅を大きさは不揃いでもいいので、小指の先より少し大きい程度まで細かくします。
あとは、油で揚げるだけでおかきになりますよ〜!
塩を振って食べましょう♪
お餅を茹でる
茹でる、というよりはお味噌汁に入れたり、お汁粉に入れて煮ます。
お餅を茹でると、柔らかくてトロトロになりますよ〜!
私の家では、お鍋をするときの具材の一つとしてお餅を入れます。
スライスしている餅を鍋つゆにしゃぶしゃぶする感じですね。
中には、餅しゃぶとして食べる人もいるみたいです。
すき焼きの最後に入れても美味しいですよ♪
鏡餅のパックからの出し方は?
鏡餅のパックってとっても開けにくいですよね。
開けるのが億劫で、開けずにそっと飾ってあるということはありませんか?
そこで、パックからお餅を取り出す方法を2つご紹介しますね♪
お餅を電子レンジで温めて取り出す
1.お餅の底面にあるフィルムを剥がす
2.余分なフチの部分のプラスチックも切り取る
3.底を上に向けて(飾る時と逆さまの状態で)電子レンジで加熱する(500Wで40秒〜1分)
※自宅の電子レンジで加減してください。少し中心が柔らかくなるくらいでOK!
4.パックの容器を揉んで空気を入れる
5.親指で鏡餅の頭部分を押して出す
目安としては500Wで40秒〜1分程度ですが、加熱しすぎるとお餅が柔らかくなって取り出しにくくなってしまいます。
加熱し過ぎてしまった場合は、スプーンを使ってかき出すようにするといいですよ。
お餅を湯煎して取り出す
1.未開封の鏡餅(フィルムを剥がさず)を丸ごとお湯に入れる
2.10〜15分ほど放置
3.おたまなどで取り出す
4.水につけて粗熱を取る
5.フィルムを剥がしてスプーンなどでお餅を取り出す
おたまで取り出すときに火傷しないように注意してくださいね!
こちらの方法でお餅を取り出すとすでにお餅が柔らかくなっています。
どちらの方法でも、スプーンでお餅をかき出す場合は、スプーンを少し水で濡らしてからにするとお餅がくっつきにくく取り出しやすくなります。
鏡餅が固い時の切り方は?
パックから出したばかりのお餅って固いんですよね〜。
そんな鏡餅をどうやったら簡単に切れるようになるのかをご紹介します。
まあ、単純にお餅を柔らかくすれば切れやすくなるんですけど、加熱して温めてしまうとお餅がもちもちになってしまって切りにくいんです。
じゃあ、どうしたらいいの?
というわけで、オススメとしては日本酒を吹き付けてから切るという方法です。
日本酒を霧吹きに入れてお餅全体に吹き付けます。
それからしばらくおくと(30分〜1時間くらい)、お餅が柔らかくなるんです!
そのあとは、包丁に少し力を込めて押すように切ります。
このとき、包丁の背を押すと切りやすくなるのですが、タオルを当てると手を傷めずに切ることができますよ♪
家の中に日本酒がない!という場合は、お水にしばらく浸しておくという方法もあります。
お餅を水につけるとふやけて柔らかくなるんです。
どちらも少し時間はかかりますが、お餅が柔らかくなって切れるようになるのでオススメです。
柔らかくなった方が調理もしやすいですからね♪
鏡餅って切ったらダメって聞いたことあるけど…
鏡開きは武士の間で親しまれてきた風習なので、「切る」という言葉が「切腹」をイメージさせることから刀(包丁)で切ることはタブーとされています。
また、鏡餅には歳神様が宿っているので、神様の宿っているお餅を切るなんて、なんだか罰当たりな気がしますよね。
でも、私思うんですけど、今まで鏡餅を切ったからといって悪いことがあったなんて聞いたことないんですよね。
鏡餅をいただく前に、きちんと神様に今年1年の無病息災をお祈りしてご挨拶をしておけば、食べ方はいつも通りでいいと思いますよ。
鏡餅を切ったことで何か災いがあったとしても、それは「鏡餅を切ってしまったからかも…」という思い込みにすぎません。
歳神様には今年もよろしく!と伝えながらも、おいしくいただければ問題ないですよ〜!
まとめ
今回は、鏡餅の食べ方やパックから出す方法、鏡餅が固い時の切り方についてお伝えしました。
私は小さい頃から、鏡開きの日が楽しみで仕方なかったので、鏡餅を食べられることにワクワクしていました。
風習の違いかもしれませんが、我が家では鏡開きをするまでお餅を食べられなかったんですよね〜。
鏡開きをして初めて、お餅を食べることができたので、お餅大好きな私にとってはとても楽しみなイベントでした。
お餅の食べ方はそれぞれですが、私は焼いたお餅に海苔を巻いて砂糖醤油をつけて食べるのが一番好きです♪
今年も美味しいお餅が食べられるといいですね〜!