12月はクリスマスイベントが多い中、厳かなイベントも行われています。
それが、泉岳寺の義士祭です！
赤穂浪士による赤穂事件の舞台ともなった泉岳寺で行われる、1950年から開催されている歴史あるお祭りです。
歴史好きにとってはたまらないお祭りの一つではないでしょうか。
今回は、泉岳寺の義士祭の日程と義士行列のルートやスケジュール、お墓参り時の混雑具合についてお伝えしていきます！
一度は行ってみたいと思っていた！という人はぜひ参考にしてみてくださいね。
泉岳寺の義士祭の日程は？
まずは、泉岳寺でおこなわれる義士祭の日程についてご紹介していきます！
義士祭は、毎年12月14日に開催されます。
この12月14日は、赤穂浪士47人が吉良邸に討ち入りを果たした記念日です。
12月14日の主な供養スケジュールは次の通りです。
12:00 献茶式 東阿部流献茶式（本堂）
献茶式後引き続き 義士追善供養（本堂）15:00〜15:30 義士行列到着
泉岳寺には、赤穂藩の藩主、浅野内匠頭を筆頭に赤穂藩47人の義士が眠るお墓があります。
この一つ一つのお墓に参拝者から線香があげられます。
通常は冬の時期の閉門時間が17時までなのに対して、この日だけは22時閉門となります。
義士祭の行列のスケジュールは？
泉岳寺の本堂で供養や献茶式が行われている最中に始まる、「義士行列」のルートとスケジュールをご紹介します。
義士行列は、赤穂事件の時に吉良邸から浅野内匠頭のお墓がある泉岳寺までを歩いた過程を模した内容になっています。
以前は、両国にある吉良邸から泉岳寺までで行われていたようですが、今では中央区役所からスタートとなっています。
ルートは次の画像をご確認ください。
中央区役所をスタートし、築地川銀座公園、増上寺、財界二世学院ビルを経て泉岳寺までパレードが行われます。
義士行列のスケジュールは次の通りです。
出発式や区長挨拶があります12:30 築地川銀座公園 記念撮影
13:30 増上寺境内 小休止、記念撮影
14:45 財界二世学院ビルに到着
15:00 財界二世学院ビル前から泉岳寺までパレード
泉岳寺 → 本堂前（住職に挨拶） → 義士の墓参り
15:30 泉岳寺入口にて解散
一番の見どころは、やはり15:00ごろからの泉岳寺でのパレードです。
赤穂浪士の格好をした義士たちが浅野内匠頭のお墓をお参りをするところは、まさに歴史の一コマを切り取ったように感じることができると思います。
築地川銀座公園と増上寺では記念撮影が行われているので、そこもチェックしてみたいですね！
泉岳寺の墓参りの混雑具合は？
では、泉岳寺義士祭の時の墓参りの混雑具合についてお伝えしておきますね。
この日が一年のうちで一番混むと言ってもおかしくない日でしょう。
お墓参りするまでに60〜90分以上かかると思って間違いないです。
義士祭とはされていても、供養行事なのでどちらかというと厳かな雰囲気が感じられると思います。
ただ、多くの露店が並ぶのでやはりお祭りの雰囲気も楽しめるのではないでしょうか。
義士カードセットなんかの販売もあるようですよ！
多くの人が供養で訪れるので、お線香の煙と匂いがどこからでも感じられるというのも特徴の一つですね。煙で前が見えない、ということもあります。
会場内には、線香売りのオバさんがいるらしく、そこでお線香を買うと高価なので、お線香は事前に準備して持ち込む方が良さそうです。
お墓参りまで時間がかかるかと思いますが、この日にお墓参りをすることができて感無量！と言った意見を多数聞きます。
やはり、この日にこの場所で行うから意味のあるお祭りなんですね〜。
混雑のピークは、義士行列がお墓参りを行う15時ごろだと思うので、お墓参りだけ時間をずらすのもありだと思います。
夕方から夜にかけては、人混みも落ち着くので落ち着いた気持ちでお墓参りができますよ。
まとめ
今回は、泉岳寺で毎年行われている義士祭についてご紹介しました。
日程としては、泉岳寺にて11時ごろから墓前供養や献茶式があり、その頃、中央区役所から義士行列がスタートします。
義士行列は、15時ごろ泉岳寺に到着し、お墓参りなどを行うのでここが一番の見どころです！
この日は最も混み合う日なので、お墓参りは時間をずらす方がスムーズにできるかと思います。
お昼時は一番混雑すると思うので、参拝をスムーズにするためにもお線香は事前準備がおすすめです。
クリスマスのキラキラした雰囲気も楽しいですが、こうした厳かな雰囲気のイベントも歴史を感じられて素敵な体験となると思いますよ。