育児

熱性けいれんが一日に二回!赤ちゃんの場合の入院期間や入院費用は?

赤ちゃんが熱性けいれんと思えるような症状を起こすと、今後が心配になりますよね。

また起こったらどうしよう…と考えてしまうのは普通のことだと思います。

私の息子は一日に二回の熱性けいれんを起こしました。
その時の体験もふまえて、熱性けいれんが1日に2回起こってしまった場合の対処法や診察時に聞かれること、入院になった場合の期間や費用についてお伝えしていきます!

熱性けいれんは一回起これば二回目起こる可能性は低いと言われていますが、私の体験談が少しでも役に立てれば幸いです。

熱性けいれんを一日に二回起こした場合は?

まず、熱性けいれんが一日に二回も起こるのは、ごく稀なケースです。
熱性けいれん自体も、学校の1クラスに1人かかる程度の確率で、2回目が起こるのはさらにその3割程度と決して多くはないです。

ですが、私の息子は1日に2回の熱性けいれんを経験しました。

2回目の熱性けいれんの時の対処法は、1回目のけいれん時と同様に

・横向きに寝かせる
・痙攣している時間を計る
・動画を撮影する
・ゆすったり叩いたりしない

です。

ただし、熱性けいれんは1日に何度も起こるものではないので、2回以上起こった場合はけいれんが落ち着き次第、病院を受診する必要があります。
診療時間外の場合は、救急外来もしくは救急車の使用も大げさなことではありません。
これは、熱性けいれん以外の病気の可能性が考えられるからです。

初めて熱性けいれんを経験したときに、かかりつけの小児科を受診した際、お医者さんからは「もし1日に2回けいれんを起こした場合は、救急車を呼んでもいいからすぐに受診してください。入院もありえるからね」と言われました。

ちなみに、私の息子が熱性けいれんを1日に2回起こしたときは金曜の夕方で診療時間外だったので、救急車を要請しました。

救急救命士の人からも、病院到着後の医師の診察でも、

・1回目にけいれんが起こった時間帯
・2回目にけいれんが起こった時間帯
・それぞれのけいれんが何分続いたか
・1回目と2回目のときの症状は違っていたか
・けいれんの前後で解熱剤を使用したかどうか

などを確認されました。

なので、一度けいれんを起こした場合は、時間帯やけいれんの持続時間、そのときの状態や気づいたことなどを何かにメモ書きしていた方がいいと思います。

子供の苦しんでいる様子を目の当たりにすると、親もパニックになってしまうことがあるので、1度目のけいれんがどうだったのか、思い出したくても思い出しにくいこともあります。
冷静に物事が考えられるうちに、一度状況を整理しておくのがいいかもしれませんね。

 

赤ちゃんの熱性けいれんでの入院について

けいれんが1日に2回起こった場合は即入院になりました!

そのときの医師曰く、「通常は1回でおさまる熱性けいれんが2回起こっている、という状態の患者を経過観察せずに帰すわけにはいかない」とのことです。

実際に24時間以内に2回起こっているので、その後何も起きないとは言い切れないですからね。
なので、1日に2回の熱性けいれんを発症している場合、ほぼ入院は確実です。

私の息子の場合は、まず入院準備の最中に、血液検査や感染症の検査を一通り行いました。
血液検査では、白血球の数値や炎症反応などを確認しているそうです。
熱性けいれんは、体温が急上昇するときに起こりやすい症状なので、体温を上げる原因となっている病気はなんなのか?ということも検査されました。インフルエンザやRSウイルスなどの検査ですね。
息子は血液検査異常なし、感染症の検査も全て陰性だったので、乳幼児がかかりやすい「突発性発疹」が原因ではないか?というのがお医者さんの見立てでした。(実際、突発性発疹でした)

入院期間は患っている病気によって違いますが、丸2日以上はかかると思います。

息子の場合の入院期間と入院中の経過を参考までにまとめておきますね。

金曜夕方2度目のけいれん(診察後、即入院)
→土曜の夕方まではダイアップを投与して経過観察
→日曜の夕方まではダイアップなしで経過観察
→月曜朝には熱が下がる(平熱に戻る)
→解熱後1日様子を見て火曜に退院(金〜翌週火曜までの4泊5日)

熱性けいれんでの入院費用は?

診察後、即入院!となってしまうと、入院費用が気になるところですよね。

入院費用については、各病院での規定の料金が基本になります。

乳幼児の場合は、住んでいる地域の役所で発行される乳幼児医療証などを使用すれば、そこまで自己負担額が大きくかかることはありません。
私の住んでいる地域では、診察時に保険証と乳幼児医療証を提示すると、病院の窓口でかかる自己負担額を役所が負担してくれるので、医療費はほぼ無料です。

ですが、入院時の食事や個室利用(差額ベッド代)、病院着のレンタル、付添人のベッド使用料などは、保険適用外なので、その分は全額自己負担になるので注意してくださいね!

私の息子が入院した病院では、乳幼児の入院費用は一律1万円で、個室利用などは別途料金が加算されるという仕組みでした。

まとめると入院費用は、
・各地域での医療費制度
・各病院での規定の入院費用

これらを確認すると、おおよその金額がわかります。

また、入院期間が長くかかりそうな場合は、加入している各健康保険に「限度額適用認定証」というものを発行してもらうと、費用がおさえられる可能性がありますよ!

 

まとめ

可愛い我が子が苦しんでいる姿を見るのは本当にツライですよね…。

熱性けいれんは、一回起これば二回目が起こる可能性はとても低い症状です。
ですが、私の息子のように一日に二回起こすこともあります。

一日に二回起こした場合、1回目と2回目の違いやけいれん時間などを診察時に聞かれます。
即入院となる可能性が高いです。

入院期間は、そのときかかっている病気(感染症)の具合によって違いますが、おそらく丸2日は見ておいた方がいいでしょう。

入院費用は、各病院の規定料金と各地域の子供向け医療費制度によって変わってきます。
各地域の医療費制度を利用すると、自己負担額がおさえられるので要チェックですよ!
基本的に、入院中の食費や差額ベッド代などは保険適用外で自己負担になるので注意してくださいね。

子供の病気は見ている親もツライ気持ちになりますが、子供のためにもしっかり対応してあげてくださいね。

早く回復しますように!

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