さあ、旅行の準備だ!
と思いつつも、飛行機には乗り慣れてなくていろいろと不安…。
特に手荷物については制限されているものやルールがいろいろあるので気になるところですよね。
手荷物を預けるとなると預ける時間や到着時に受け取る時間もかかってしまうので、旅行のタイムロスにもなってしまいますよね。
できれば機内に荷物を持ち込みたいけど…
「身の回り品+手荷物1個」の身の回り品ってどんなもの?
身の回り品の大きさにも規定はあるの?
カメラは首から下げて持ち歩きたいけど、これも荷物の1つとしてカウントされちゃう?
なんて気になることだらけですよね!
身の回り品ってそもそもどんなもののことを言うのか、大きさや個数に決まりはあるのか?ということを私の出張体験談をふまえてお伝えします!
ぜひ、旅行の手荷物準備の参考にしてみてくださいね♪
国内線の機内持ち込みできる身の回り品とは?
そもそも身の回り品ってなんぞや?ってことについてまずはお伝えします。
身の回り品は、ハンドバッグやカメラ、傘など比較的軽量なもので日常的に使うもの、というのが一般的なイメージですね。
じゃあ、身の回り品ってコレ!というリストがあればいいんですが、実は明確な規定はありません。
この身の回り品という感覚は、もともとは欧米の文化の「女性のハンドバッグは衣服と同様」、言ってしまえば"持っていて(身につけていて)当たり前"というのが由来です。
なので、日常的に必要とするものを1つにまとめたハンドバッグが身の回り品の代表とも言えるでしょう。
ただ、明確な規定はないので、どこまでのものが身の回り品として認められるかは、その時のその場の航空会社のスタッフに判断が委ねられているのが現状です。
一般的な考え方としては、財布や携帯電話などの日常的に使うものを入れて持ち歩くハンドバッグ程度のものや、カメラ、PC、傘、お土産品などのその時に持ち歩く必要のあるものが身の回り品といえるでしょう。
ですが実際は、機内持ち込み可能な大きさのキャリーバッグやボストンバッグを身の回り品として持ち込みする人も多くいます。
機内持ち込みできる身の回り品の大きさは?
それでは身の回り品に大きさのルールはあるのでしょうか?
実はこれも規定はありません。
身の回り品の大きさを数値として提示している航空会社を私は見たことがありません。
おそらく、このルールを作った人はハンドバッグ程度の小型の手荷物を想定しているとは思います。
ですが実際は、ボストンバッグやキャリーバッグなどの大型の手荷物を身の回り品として持ち込む人はたくさんいます。
サイズや重量の制限をクリアして入れば持ち込めることがほとんどです。
ですが、機内に荷物を収納できるスペースは限られているので、みんながみんな大きめの荷物を持ち込んでしまうとスペースの確保が難しく、座席から離れた場所に収納されてしまうこともあります。
機内で荷物が収納できるスペースは、頭上の荷物置きか前の座席の下しかありません。
通路に置く、自分の膝の上に置く、足の間に挟む、などは各航空会社のルールでNGになっています。
私はこれまでに何度も飛行機で出張をしたことがありますが、大きめの荷物はスペースを取るだけでなく、必ずと言っていいほど頭上の荷物置きにしか置けないので、降りる際に取り出しにくく不便です。
身の回り品の大きさに規定はありませんが、できるだけコンパクトで前の座席の下に収納できるものだと機内では重宝しますよ〜。
機内持ち込みできる手荷物の個数は?
結局は身の回り品と手荷物、合わせて何個の荷物が機内に持ち込めるのか?って意外とわかりにくいものですよね。
基本的には各航空会社によって機内持ち込みの手荷物にはルールが決められています。
よく見かけるルールが次の2つです。
・身の回り品+手荷物1個
荷物の総重量は、機内に持ち込む荷物の合計の重さで、飛行機の大きさによって10kgまでだったり7kgまでだったりと変わってきます。
中には身の回り品1個と手荷物1個と書かれているところもあります。
こうやって見ると、身の回り品と手荷物1個なので合計2個の荷物、というイメージですね。
ですが実際は2個以上であっても重量がオーバーしていなければ持ち込める、ということは多いです。
例えば、私がハンドバッグ1つと機内持ち込み可能なサイズのキャリーバッグを1つの計2つを持って保安検査場を通過したとします。
この時点では身の回り品と手荷物それぞれ1個ずつで合計2個です。
しかし、保安検査場通過後にお土産を買ったらビニール袋1つ分増えてしまいますよね。
キャリーバッグかハンドバッグに詰められればいいですが、どちらにも入らない場合は手荷物預けに回されてしまうかと思いますか?
実はハンドバッグ、キャリーバッグ、ビニール袋の3個でもそのまま機内持ち込みができます。
その他にも、首からぶら下げたカメラ、ハンドバッグ、ボストンバッグの3個でも機内持ち込みしている人を見かけたことがあります。
機内の荷物置きスペースや重量制限を考えたルールとして「身の回り品+手荷物1個」としているので、あまり細かくチェックされるわけではなく、適度な荷物量であれば許されることが多いんですよ。
実際に私が出張のとき、ハンドバッグとノートPC、お土産品の入った袋の3つの荷物を持ち込んでも、呼び止められることも注意されることもありませんでした。
結局は荷物の個数というよりも、大きすぎる荷物で他の乗客に迷惑がかからないか、荷物を収納するスペースが確保できて安全な運行ができるか、ということが重要です。
ある程度の荷物個数オーバーには目をつぶってくれるCAさんが多いですよ〜。
ですが、乗客としても最低限のモラルは持って荷物準備はするべきですね!
まとめ
今回は、国内線の機内持ち込みできる身の回り品についてお伝えしていきました!
ザッとまとめると、
身の回り品とは?
→規定は特になく、ハンドバッグやカメラ、傘などの比較的軽量な荷物、というのが一般的な考え方です。
身の回り品の大きさはどのくらいまで?
→こちらも規定はありませんが、機内の荷物置きスペースを考えると「前の座席下に収納できるくらい」が目安です。あまり大きい荷物は他の乗客にも迷惑をかける可能性があります。
機内持ち込みできる手荷物の個数は?
→身の回り品+手荷物1個が多いですが、重量を大幅にオーバーしていなければ注意されることはほとんどありません。
手荷物の個数に関しては、特に厳密な取り締まりはありませんが、細々とバラバラに持ち運ぶと紛失や置き忘れにもつながるので、なるべくまとめてバッグに入れて持ち歩く方がいいと思いますよ〜!