季節の話題

読書感想文の書き方で引用する場合は?かぎかっこの使い方と改行の仕方

読書感想文を書き進めていると、本の内容を引用したいな〜って思う時がありますよね。

 

でも、原稿用紙にはどんな風に書けばいいんだ?

 

なんてお困りではないですか?

作文を書く機会は少ないので、書く時のルールがあやふやになってしまっていることってありますよね。

 

今回は、読書感想文を書く時に引用をする場合に注意することと、かぎかっこの使い方、改行の仕方についてお伝えします!

読書感想文の書き方で引用をする場合は?

読書感想文で読んだ本から引用をする場合の注意点からチェックしておきましょう!

読書感想文を書いた後で、しまった!となってしまっては困りますからね(*_*)

注意点といっても、すごく簡単なことですよ。

 

読書感想文の書き方 引用をする場合の注意点

気をつけることは、次の2点です。

  • 読書感想文の全体の中で引用する部分が多くなってはいけない
  • 引用なのかどうかを分かりやすくする

 

まず、読書感想文はあなたのオリジナルの文章です。
引用はあくまでも、他で誰かが書いた文章を借りてくる表現になるので、その引用で読書感想文の半分以上を埋めてしまうのはNGです。
半分以上が引用文になってしまうと、読書感想文をあなたが書く意味がありません。

 

それから、引用する場合は、その文章がどこから始まってどこまでが引用文なのかをわかりやすくする必要があります。
自分が考えたオリジナルの文章なのか、他の誰かが書いた文章を借りてきているのかをハッキリさせる必要があるんですね( ´∀`)

引用する場合は、かぎかっこを使ったり、文章を見た時に引用文だとわかる工夫をしたりします。

 

引用をする場合は、このたった2点を注意するだけで大丈夫です。

さっそく、引用をする場合にどのように書けばいいのかを見ていきましょう!

 

読書感想文で引用する場合のかぎかっこの使い方は?

まずは、読書感想文で引用をする場合のかぎかっこの使い方からお伝えしますね!

引用する場合は基本的に「」(かぎかっこ)を使います。

例を2つあげますね。

 

引用その1:主人公が言った言葉を引用する場合

 

例:
私は主人公のポルコが言った「飛ばねぇ豚はただの豚だ」という言葉に感銘を受けた。

 

NG:
私は主人公のポルコが言った
「飛ばねぇ豚はただの豚だ」
という言葉に感銘を受けた。

 

◎この時のポイント
登場人物などの言葉の引用は、改行せずにそのまま文章内に「」を使って書くようにします。

 

引用その2:引用したい文に「」が含まれている場合

 

例:
私は、主人公が「隣のクラスの△△さんが『〇〇くんのこと気になってる』って言ってたよ」と伝えたことに驚きました。

 

◎この時のポイント
引用したい文に「」が含まれている場合は、『』を使います。

使い方としては、「」の中で『』を使うので、「〜〜『□□』〜〜」という形になります。
「」は引用文の始まりと終わり、『』は引用文の中で「」の役割をします。

 

引用文の中で「」を使いたい時は『』を使うということですね。

 

読書感想文で引用文が長文になり改行する時は?

引用したい文章が結構長くて、何度も改行することになりそう。

という場合、下手したらどこからどこまでが引用文なのか、わからなくなってしまいますよね。

特に、先ほどの引用その1のように文章中に引用文を入れるとどこからどこまでが引用なのかわかりにくくなってしまいます。

引用したい文が長文になる時は、2パターンの書き方があるので、ご紹介しますね。

 

長文引用その1:「」を使う

例文:

私は、初めてこの本を読んだとき、
「吾輩は猫である。名前はまだ無い。どこで生れたかとんと見当がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニャーニャー泣いていた事だけは記憶している。吾輩はここで始めて人間というものを見た。しかもあとで聞くとそれは書生という人間中で一番獰悪な種族であったそうだ。この書生というのは時々我々を捕えて煮て食うという話である。しかしその当時は何という考もなかったから別段恐しいとも思わなかった。」
という部分に疑問を持ちました。主人公が猫であって人間ではないのか、と驚いたからです。

 

◎この時のポイント
引用部分で改行して、引用文の文頭・文末に「」をつけて引用の始まりと終わりをわかりやすくします。
改行して、というところもミソです( ´∀`)

 

長文引用その2;1字下げを利用する

例文:

私は、初めてこの本を読んだとき、
 吾輩は猫で…
 どこで生れ…
 …とも思わなかった。
という部分に疑問を持ちました。主人公が猫であって人間ではないのか、と驚いたからです。

 

◎この時のポイント
引用部分で改行して、文頭・文末に「」はつけずに、文の途中で改行が入る場合も原稿用紙の1マス目をあけて、2マス目から書き始めます。(1字下げにする)

こちらも、先ほどと同様に改行して、引用の始まりをわかりやすくすることがミソです( ´∀`)

 

今回は、よく使われる2パターンをご紹介しましたが、書く人によっては少し違った方法を使う人もいるので、必ずこの2パターンのどちらかに当てはめないといけないわけではありません。

もしかしたら、学校の先生からは指摘を受けるかもしれませんが、引用文であることをわかりやすくするためなので、叱られるということはないでしょう。

原稿用紙にどう書いたらいいかわからない!という場合は、今回ご紹介した表現方法を使ってみてくださいね♪

 

まとめ

いかがでしたか?

読書感想文は年に一度書く程度の作文なので、毎年書き方を思い出すのが大変ですよね(*_*)

特に、読書感想文では本の引用をしたいと思うことが多いと思うので、その時の参考にしてもらえれば幸いです。

 

引用する場合のポイントは、「」を使って引用文であることをわかりやすく表現することです。
登場人物の言葉など短い文章の引用は、文章中に「」を使って表現します。
長文の引用の場合は、引用部分で改行したあとに「」を使うか、1字下げにするかなどしてわかりやすくしましょう!

 

読書感想文を乗り越えるためにも、うまく引用を使っていけるといいですね♪

また、もし読書感想文のアドバイスや、完成までを手伝ってほしい場合は「ココナラ」で得意な人にお願いするのもおすすめですよ。

1回お願いして、納品してもらった完成版を見れば、上手に読書感想文を書くコツが分かります。
それを参考にして、次からは自分でも上手く読書感想文が書けるようになりますよ。

今の時代は、いろいろなサービスがインターネットにあって便利ですね(⌒▽⌒)
上手に活用して、自分の読書感想文のスキルアップに活かしましょう!

-季節の話題
-,