春が近づくと発症しやすい厄介な病気といえば、花粉症ですよね。
私は沖縄生まれ沖縄育ちだったので、これまで花粉症知らずだったのですが、上京して東京で生活をするようになってから3年経った頃に花粉症を発症しました。
沖縄には杉の木がないのでスギ花粉になることはなかったんですよね…。
でも、初めて花粉症になった時ってこれって花粉症?ただの風邪?どっちだろう…なんて、わからないものなんですよね。
私も花粉症かも?と思って会社の先輩(花粉症持ち)に相談したら、
「花粉症の始まり方って風邪と似てるんだよね〜」なんて返事が返ってきたことがあります。
というわけで今回は、花粉症の症状と風邪との違いについてご紹介していきます!
花粉症なのか風邪なのかわからない場合は、病院の何科を受診したらいいの?なんて疑問もあると思うので、ぜひ参考にしてみてくださいね!
花粉症の症状と風邪との違いは?
まずは、花粉症の症状と風邪との違いについてお伝えしていきます。
花粉症の主な症状は「くしゃみ、鼻水、鼻づまり」です。
これは花粉症の人のほとんどに現れる症状ですが、それ以外にも様々な症状が出てくる人もいます。
その他の症状の一例としては、目のかゆみ、喉の痛み、微熱、頭痛などがあります。
でも、風邪の場合もくしゃみ、鼻水、鼻づまりはよくある症状ですよね。くしゃみだけでなく咳が出たり、体がだるくなったりもします。
では、結局今のこの症状は花粉症なのか?風邪なのか?というのを見分けるポイントをお伝えしますね。
花粉症と風邪は、主に次の2点に違いが出ることが多いです。
・鼻水の質
発熱の有無
発熱がある → 風邪の可能性が高い
花粉症の場合も微熱の症状が出ることがありますが、37.5℃以上と明らかに熱が高い場合は、風邪を疑ってもいいかもしれません。
特に38℃以上の高熱の場合は、風邪もしくはウイルス性の感染症などの疑いもあります。
鼻水の質
花粉症も風邪もどちらも鼻水の症状はありますが、それぞれで出てくる鼻水に特徴があります。
→ 花粉症の可能性が高い
黄色や黄緑など色がついている、粘り気がある
→ 風邪の可能性が高い
花粉症の場合は、鼻をすすっても鼻水が吸い上げられない水のようなポタポタとした鼻水が特徴で、これがなんとも厄介なんですよね。
鼻の穴にずっとティッシュを突っ込んでいたくなります。
実際、私は鼻の穴にティッシュを入れてマスクで覆い隠したりして過ごしていました。
風邪か花粉症かわからないとき病院は何科を受診する?
風邪なのか花粉症なのかわからない時って病院は何科を受診したらいいのかわかりませんよね。
風邪か花粉症か判断がつきにくい場合は、耳鼻咽喉科に行くのがおすすめです。
理由としては、耳鼻咽喉科であれば花粉症かどうかの血液検査やアレルギー検査などができるからです。
実は、風邪のような症状の時も耳鼻咽喉科で受診して大丈夫なんですよ〜。
花粉症の可能性が高いと感じられるようであれば、アレルギー専門医がいるような病院に行くとより判断がつきやすいです。
風邪の症状と花粉症の症状はよく似ているので、処方される薬も似たものが出されます。
花粉症であったとしても市販の風邪薬が効く場合もあるんですよ。
ただし発熱の症状がある場合は、別の病気も考えられるので内科を受診しましょう。
※花粉症用に処方された薬と風邪の市販薬などを併用するのはやめてください!同じ成分の薬が入っている場合、過剰摂取になりかねません。薬を飲む場合は、受診した医療機関のお医者さんに相談してからにしましょう。
花粉症は風邪のような頭痛の症状も出る?
花粉症か風邪かわからない、と思うのは”花粉症っぽくない症状”が出ているからではないでしょうか?
その症状の一つが頭痛です。
私も初めて花粉症になった時に、頭痛がひどくて頭がぼーっとするような症状がありました。
花粉症の主な症状は「くしゃみ、鼻水、鼻づまり」ですが、それ以外の症状も出ます。
頭痛やぼーっとする、体がだるいという症状も花粉症の症状の一つです。
なぜ頭痛やぼーっとするなどの症状が出るかというと、鼻づまりや喉の粘膜が腫れることが原因で脳へ酸素が供給されにくくなるからです。また、鼻づまりになると寝苦しくなるため必然的に睡眠不足となるため頭痛が起きやすくなります。
花粉症によって鼻にダメージが出ると呼吸がしづらくなるので、その他の部位にも異常が起きやすくなるんですよ〜。
初めて花粉症のような症状が出ると、風邪なのかどうか判断がしづらくてどう対処したらいいかわからないですよね。
なるべく早めに病院を受診して、適切な処置をしてもらうことが早い回復につながりますよ。
まとめ
今回は、花粉症の症状と風邪との違いについてお伝えしました。
私も花粉症になりたての頃、「これって風邪?花粉症?どっち?」と悩んで、どう対処していいのかわからずにいました。
花粉症と風邪の違いは、発熱があるかないか、鼻水の状態である程度見分けがつきますが、確実な診断は医療機関を受診しましょう。
発熱がない場合は、耳鼻咽喉科を受診するのがおすすめです。
早い段階で花粉症かどうかの血液検査を受けておくことで、来年以降の対処がしやすくなりますよ。
花粉症の症状は鼻水や目の痒みだけでなく、頭痛や体のだるさも出てきます。
そうした”花粉症っぽくない症状”も、花粉症の症状の一つとして覚えておいてくださいね。
花粉症が考えられる場合は、外出の際になるべくマスクやメガネなどをして花粉が付着するのを防ぐように努めましょう!
早く良くなるといいですね!